Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Cookpad Lounge #4 SRE 座談会 SLI/SLO
Search
Okumura Takahiro
June 17, 2021
Technology
890
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
Cookpad Lounge #4 SRE 座談会 SLI/SLO
https://cookpad.connpass.com/event/215427/
でお話した、クックパッドにおける SLI/SLO に関する取り組みについての資料です。
Okumura Takahiro
June 17, 2021
More Decks by Okumura Takahiro
See All by Okumura Takahiro
あなたの知らない データベースのロギングの世界 / logging queries
hfm
10
3.4k
MHAの次 / Next to MHA
hfm
2
2.5k
Dynamic certificate internals with ngx_mruby #nagoyark03
hfm
5
920
動的証明書読み込み ngx_mruby編 #hoscon / GMO HosCon 2016
hfm
10
4.3k
漂流する中の節目 / Career Keynote 2016 at GMO Pepabo
hfm
1
10k
Learning Configuration Management Tool / Itamae Meetup 2015
hfm
1
1.6k
Vagrant勉強会 at ペパボ (2014/2/27)
hfm
0
930
Other Decks in Technology
See All in Technology
実装は速くなった、レビューはどうする? ― 自身のレビューをAIで再現させるサーヴァントエンジニアリングのすゝめ / Implementation got faster. So what about reviews? — An invitation to Servant Engineering: Recreating your own code reviews with AI
nrslib
8
4.5k
2026TECHFRESH畢業分享會 - 葬送的通靈師:化系統與用戶雜訊成行動訊號
line_developers_tw
PRO
0
650
チームで実践する AI-DLC 思考の軌跡を残すチェックポイント設計
belongadmin
0
3.2k
2026TECHFRESH畢業分享會 - Lightning Talk - 打造精準高效的 MCP 設計模式與測試實務
line_developers_tw
PRO
0
650
AWSシリコン最前線 〜AI時代のチップ選択を読み解く〜
htokoyo
2
370
10倍の生産性を実現するAI駆動並列エージェントのすべて
kumaiu
4
1.3k
On-behalf-of Token exchange with AgentCore Identity
hironobuiga
2
130
「気づいたら仕事が終わっている」バクラクAIエージェント本番運用の裏側 / layerx-bakuraku-aie2026
yuya4
19
12k
AmazonRoute 53ではじめてのドメイン取得!HTTPS化までの道のりを整理してみた
usanchuu
3
120
中期計画、2回作ってみた ~業務委託と正社員、両方の視点から~
demaecan
1
620
スキルと MCP ツール、責務をどう分けるか? AI が迷わないインターフェース設計の戦略
cdataj
1
890
Reliability in the Age of AI: Engineering for AI Velocity
rrreeeyyy
0
120
Featured
See All Featured
What the history of the web can teach us about the future of AI
inesmontani
PRO
1
610
Fantastic passwords and where to find them - at NoRuKo
philnash
52
3.7k
コードの90%をAIが書く世界で何が待っているのか / What awaits us in a world where 90% of the code is written by AI
rkaga
62
44k
Self-Hosted WebAssembly Runtime for Runtime-Neutral Checkpoint/Restore in Edge–Cloud Continuum
chikuwait
0
580
Templates, Plugins, & Blocks: Oh My! Creating the theme that thinks of everything
marktimemedia
31
2.8k
Building a A Zero-Code AI SEO Workflow
portentint
PRO
0
570
Sharpening the Axe: The Primacy of Toolmaking
bcantrill
46
2.9k
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
128
55k
No one is an island. Learnings from fostering a developers community.
thoeni
21
3.7k
The Curious Case for Waylosing
cassininazir
1
380
Joys of Absence: A Defence of Solitary Play
codingconduct
1
390
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
100
6.2k
Transcript
Cookpad Lounge #4 SLI/SLO
本日のテーマ: SLI/SLO を導入した話 クックパッドマート(以降、マート)というサービスで SLI/SLO を用 いた信頼性のトラッキングを始めています。 クックパッド(以降、レシピサービス)への導入は現在進行中で す。 マートで感じた課題は何か、どのように導入してどう運用してい
るのか、現状の所感などを話します。
その前に...2020年クックパッドの SLI/SLO 2つの課題: 1. SRE チームが信頼性指標を確立・追跡できていない 2. 開発・SRE 間で信頼性の共通認識(合意形成)が曖昧 まず
1 のために、各サービスに一律で SLI/SLO (ALB のリクエ スト成功率と p90 レスポンスタイム) を設定した。
SLI/SLO の追跡 hako-console という内製の Web アプリケーションコンソールが あり、そこから SLI/SLO の Grafana
ダッシュボードがリンクされ ている > Web アプリケーションを把握するためのコンソール > https://techlife.cookpad.com/entry/2018/04/02/140846
hako-console
SLI/SLO dashboard for each service
SLI/SLO services list
一方その頃マートでは(導入動機) 2020年、急成長するマート側からの要請もあり、@hfm は embedded SRE としてマート中心に活動していた。 急成長に伴い、障害やアラートが目立つようになり、サービスの 信頼性に関する共通認識の曖昧さに課題を感じた。 「マートはいま大丈夫なの?やばいの?」を測るモノサシとして SLI/SLO
が使えると思い、導入を進めた。
playback: 2020年のクックパッドの SLI/SLO 2つの課題: 1. SRE チームが信頼性指標を確立・追跡できていない 2. 開発・SRE 間で信頼性の共通認識(合意形成)が曖昧
結果的に 2 をマートで先行していくことになった。
SLI/SLO の提案、議論、策定 Google Docs に SLI/SLO の草案を作り、開発リーダーや事業 責任者にレビューしてもらい、合意を得た。 トラッキングすべき SLI/SLO
の策定や、エラーバジェットポリ シー、障害ポリシー、エスカレーションポリシーなど継続的な運 用をするためのポリシーも提案に含まれる。 • https://sre.google/workbook/slo-document/ • https://sre.google/workbook/error-budget-policy/
提案ドキュメント
マートの SLI/SLO ダッシュボード
マートにおける SLI/SLO の運用 定期的な SLI/SLO の確認は SRE チームでも行っている。 また、マートチームでも自分たちで定期的に確認しており、また 違反時における信頼性の回復活動も自分たちで行えている。
ここまでのまとめと所感 マートの急成長に伴い、信頼性の共通認識を構築する必要を 感じたことから、SLI/SLO を提案・導入し、信頼性のトラッキング を始めた。 数値 (SLI/SLO) に加え、運用に関する各種ポリシーに大きな価 値を感じている。「SLO 違反時に、誰がいつ何をすべきか」をあ
らかじめ取り決めることで、SRE チームからスケールアウトして 運用が続けられている。
展望:レシピサービスへの SLI/SLO 導入 現在、レシピサービスでも信頼性に対する課題が生じており、 SLI/SLO の導入を進めている。大きなサービスなので巻き込む べき人も多く、大変だがやりがいは大きい。 また、アラーティングが整備しきれておらず、もっといい感じに SLI/SLO をトラッキングできる環境を用意して、開発側に提供し
ていきたい。
We are hiring https://cookpad.jobs