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脱VM!リモートコンテナによる開発

HIRA
February 09, 2021

 脱VM!リモートコンテナによる開発

2021.2.9 社内勉強会発表資料
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HIRA

February 09, 2021
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  1. 現状課題 • 複数プロジェクトの開発保守のため個別の開発環境(VM)が 必要となる  VMの容量が大きくHDD逼迫  VM起動により、CPU・メモリ等のリソース負荷がかかり、PCのス ペックが低いと重くて開発が困難 

    新規要員対しVMの提供が必要 (VPNではネットワーク的にきついためポータブルHDDによる受け渡しと なる⇒出社が必要) ホスト環境を汚さず、かつVMを利用しないで開発ができないか??
  2. 仮想コンテナとは? ホストOS カーネル コンテナ コンテナ VM(仮想マシン) ゲストOS ゲストOS コンテナエンジンというプロセスを通して、ホストOSの「カーネル」を共有することでCPUやメモリなどのリソースを隔 離し、仮想的な空間を作り出す。これをコンテナ型仮想化という。

    VMWare等のハイパーバイザ型仮想化に比べ、軽量かつ起動が早いというメリットがある。 カーネル カーネル ハイパーバイザー コンテナエンジン アプリ アプリ アプリ アプリ ミドル ウェア ミドル ウェア ミドル ウェア ミドル ウェア
  3. dockerを利用した開発フローの例 dockerコンテナ jar Javaランタイム dockerコンテナ jar Javaランタイム dockerコンテナ jar Javaランタイム

    検証環境 本番環境 開発環境 コンテナリポジトリ ローカルPC コンテナ起動 アプリデプロイ PUSH PULL PULL 開発から本番まで同一の実行環境であることで、環境による動作不備の心配が不要。 ローカルでは動いたけどサーバ(他環境)では動かないといったことが無くなる。
  4. dockerを利用した開発フローの例 dockerコンテナ jar Javaランタイム dockerコンテナ jar Javaランタイム dockerコンテナ jar Javaランタイム

    検証環境 本番環境 開発環境 コンテナリポジトリ ローカルPC コンテナ起動 アプリデプロイ PUSH PULL PULL 開発から本番まで同一の実行環境であることで、環境による動作不備の心配が不要。 ローカルでは動いたけどサーバでは動かないといったことが無くなる。 しかし、開発メンバーにコンテナの知識が必要。 全員に習得してもらうのは無理がある・・・