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どこで動かすか、誰が動かすか 〜 kintoneのインフラ基盤刷新と運用体制のシフト 〜
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Shin'ya Ueoka
August 23, 2025
Technology
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310
どこで動かすか、誰が動かすか 〜 kintoneのインフラ基盤刷新と運用体制のシフト 〜
オープンセミナー2025@広島で発表した資料です
https://osh.connpass.com/event/355425/
Shin'ya Ueoka
August 23, 2025
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Transcript
どこで動かすか、誰が動かすか 〜 kintoneのインフラ基盤刷新と 運用体制のシフト 〜 サイボウズ株式会社 上岡 真也 / @ueokande
#OSH2025
自己紹介 • 2016年にサイボウズに入社。社内のクラウド環境(プライ ベートクラウド、パブリッククラウド)や、バックエンド サービスの開発・運用を経験。 • 2023年からエンジニアリングマネージャー。 2 上岡 真也
う え お か し ん や X/GitHub: @ueokande
サイボウズという会社 • 1997年に愛媛県松山市で創業。現在の本社は東京。 国内10拠点のオフィスを構える(営業所、コールセ ンター含む)。 • 広島オフィスは従業員17名(2024年現在、エンジニ ア含む)。 3 仙台
東京 横浜 名古屋 大阪 広島 福岡 松山 札幌 那覇 サイボウズ広島オフィス(広島JPビルディング12F)
サイボウズのクラウドサービスの運用環境 サイボウズのクラウドサービスのほとんどが、国内データセンターのプライベートクラウドで構築。ベアメ タルサーバー上に、自社の仮想化基盤を構築。 MySQL、Elasticsearch、Ceph、NGINXなどのミドルウェアも含めた、アプリケーション群を自前で運用。 5
新プラットフォームへの移行 kintoneローンチ当時は自前のVM基盤。事業規模の拡大に伴いスケーラビリティの課題が出てきた。事業 継続のためにも、VMベースからKubernetesベースのアーキテクチャに刷新。 2018年にKubernetes基盤の構築プロジェクト開始。自社運用に適したKubernetesコンポーネントやミド ルウェアを自社開発。現在はアプリケーションやミドルウェアの移行期間。 6 VM基盤 MySQL NGINX Ceph
FTS kintone Garoon Kubernetes基盤 MySQL NGINX Ceph FTS kintone Garoon
運用体制のシフト VM基盤上の運用は、専門の運用部隊が担う。運用チームは、インフラ基盤、ミドルウェア(MySQL、 L7LB、etc)の構築、製品の運用までカバー。製品開発チームは成果物を運用チームに受け渡すまでが責務 であり、本番環境の権限は持てない。 Kubernetes基盤への移行時に、製品の運用体制も移行。製品開発チームが運用できる体制に近づける (DevOps)。 7 VM基盤 MySQL L7LB
Blob FTS kintone Garoon 製品開発 チーム 運用チーム デプロイ までが責務 全てを運用 Kubernetes基盤 MySQL L7LB Blob FTS kintone Garoon 基盤チーム 開発・運用 開発者に基盤を提供 製品開発 チーム 開発・運用
結果とこれからの課題 プロダクト開発チームが運用に携われることで、プラットフォーム利用や運用の民主化が進んだ。 • 開発チームが自発的に内部サービスを新たにデプロイするように。 • 開発・運用の両方に携わることで、運用フェーズを考えた製品開発やデプロイメントができるように。 これからの課題 • 既存のVM基盤で運用しているプロダクトがある。kintoneの移行で得られた経験を横展開して、プラッ トフォーム・運用体制のシフトに繋げる。
8 Kubernetes基盤 MySQL L7LB Blob FTS kintone Garoon 開発・運用 製品開発 チーム 開発・運用