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知識の非対称性を越える_PdMがエキスパートと築く_信頼と対話の_意思決定の技術__.pdf

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知識の非対称性を越える_PdMがエキスパートと築く_信頼と対話の_意思決定の技術
PM Conf2025登壇資料

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Hirotoshi Sakata

November 20, 2025
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Transcript

  1. 8

  2. 徹底的に理解するために時間を使い、 から を得る 理解 信頼 ① 用語や概念がわからなかったら勉強会を依頼 自分で調べてわかりそうなことでも、一般論と異なるドメイン特有の定義もある。 自分で学習してわかったと思ったが、実はわかっていないパターンは避けるべきなの で直接教わるのが吉。

    KPI=会話時間 ② ユビキタスは積極的に整理して認識を揃える 貢献余地の少ない初期にもチームに貢献できるのは、チームの学習を助けること。 理解のためのアクションを他メンバーにも役立つ形で実行する どう解決したか? 知識の穴を晒すことで、周りに正確に自分のレベルを理解してもらい、 最速で知識ギャップを埋める 13
  3. 徹底的に理解するために時間を使い、 から を得る 理解 信頼 どう解決したか? 信頼 0→1フェーズ:信頼の獲得 知識がない部分をオープンにしつつ、全力で埋めて信頼を得る 対話

    教わる対話 議論できないを最速で卒業するためにもエキスパートに直接教わる。 意思決定 意思決定のための土台を、知識+信頼の獲得によって築く この時点では主体的な意思決定はできない。サポートに徹する。 14
  4. ① 明確なレビュー対象成果物とタイミングを設定 ここまでとは違いMTG等の議論ベースでは仕様レベルの細かなすり合わせは不可能。参 加者に依存しない&人に責任が行かないように成果物を定義して、アウトプットへのレ ビューをコミットしてもらうことでズレを防ぐ。 成果物 × チェックポイントで“巻き戻り”を防ぐ KPI=ズレの発見 ②

    ズレの発見を歓迎する レビューはズレの発見をする公式な場として機能する。経験上進捗確認MTGでの指摘や slack等での「突発的」な指摘は双方心地よくないことが多く、100%ズレは生じるもの として、タイミングと扱いをコントロールすることで信頼を損ねにくい どう解決したか? ズレは起きるものとして成果物を定義して、 心地よいズレの検知をデザインする 26
  5. まとめ:信頼と対話の『意思決定の技術』とは? 知識にギャップが ありすぎて 議論ができない 議論ができても 詳細がうまく 擦り合わない 擦りあったはずの 内容が実は 全然違っていた

    01 02 03 信頼 信頼の拡大 対話 整理する対話 意思 決定 知識と理解で 方向づけ 信頼 信頼の維持 対話 ズレを見つける 対話 意思 決定 チームで修正する 意思決定 信頼 信頼の獲得 対話 教わる対話 意思 決定 意思決定のための 土台を築く KPI=会話時間 KPI=整理の数 KPI=ズレの発見 28