Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
事業を横断したSRE組織の課題解決を加速する取り組み
Search
homirun
April 14, 2023
Technology
0
1.2k
事業を横断したSRE組織の課題解決を加速する取り組み
Pepabo Tech Conference #20 春のSREまつり(
https://pepabo.connpass.com/event/276927/
)
homirun
April 14, 2023
Tweet
Share
More Decks by homirun
See All by homirun
tusで受けて、SFTPで流す: ファイル転送を支える構成と実装
homirun
0
200
プライベートクラウドで動くKubernetesクラスタの運用とこれから
homirun
0
180
カラーミーショップの改善におけるSRE活動について
homirun
0
1.5k
バックエンド志望だった新卒がSREになるまで
homirun
0
2.3k
謎の拡張子.ipynb_てうLT1
homirun
0
210
Other Decks in Technology
See All in Technology
共有と分離 - Compose Multiplatform "本番導入" の設計指針
error96num
2
1.2k
サラリーマンの小遣いで作るtoCサービス - Cloudflare Workersでスケールする開発戦略
shinaps
2
470
Codeful Serverless / 一人運用でもやり抜く力
_kensh
7
450
Rustから学ぶ 非同期処理の仕組み
skanehira
1
150
TS-S205_昨年対比2倍以上の機能追加を実現するデータ基盤プロジェクトでのAI活用について
kaz3284
1
230
20250912_RPALT_データを集める→とっ散らかる問題_Obsidian紹介
ratsbane666
0
100
Evolución del razonamiento matemático de GPT-4.1 a GPT-5 - Data Aventura Summit 2025 & VSCode DevDays
lauchacarro
0
210
プラットフォーム転換期におけるGitHub Copilot活用〜Coding agentがそれを加速するか〜 / Leveraging GitHub Copilot During Platform Transition Periods
aeonpeople
1
240
エンジニアが主導できる組織づくり ー 製品と事業を進化させる体制へのシフト
ueokande
1
100
Android Audio: Beyond Winning On It
atsushieno
0
3.4k
エンジニアリングマネージャーの成長の道筋とキャリア / Developers Summit 2025 KANSAI
daiksy
3
1.1k
初めてAWSを使うときのセキュリティ覚書〜初心者支部編〜
cmusudakeisuke
1
280
Featured
See All Featured
How to Create Impact in a Changing Tech Landscape [PerfNow 2023]
tammyeverts
53
3k
Producing Creativity
orderedlist
PRO
347
40k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
135
9.5k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
8
930
Principles of Awesome APIs and How to Build Them.
keavy
126
17k
Measuring & Analyzing Core Web Vitals
bluesmoon
9
580
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
35
3.1k
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
307
110k
Mobile First: as difficult as doing things right
swwweet
224
9.9k
Large-scale JavaScript Application Architecture
addyosmani
513
110k
XXLCSS - How to scale CSS and keep your sanity
sugarenia
248
1.3M
Being A Developer After 40
akosma
90
590k
Transcript
1 事業を横断したSRE組織の 課題解決を加速する取り組み ほみるん a.k.a 新宮 隆太 / GMO PEPABO
inc. 2023.04.14 Pepabo Tech Conference #20 春のSREまつり
技術部 プラットフォームグループ 2021年 新卒入社 2 自己紹介 新宮 隆太 Shingu Ryuta •
あだ名: ほみるん • 新卒3年目 • 自宅にKubernetesクラスタを飼ってます • Twitter : @h0mirun_deux
3 アジェンダ 1. 事業を横断したSRE組織について 2. 取り組みの紹介 3. まとめ
4 1. 事業を横断したSRE組織について
5 基本的にサービスは事業部で開発している GMOペパボのエンジニア組織 1. 事業を横断したSRE組織について 採用目的2021 技術部編 https://tech.pepabo.com/2021/06/25/hiring-tech-division-2021/
6 横断組織である技術部 GMOペパボのエンジニア組織 1. 事業を横断したSRE組織について Pepabo Tech Talk -入社1年以内のメンバーが語る、ペパボの SREチームの取り組み
- ペパボのSREについて https://tech.pepabo.com/pdf/pepabo-sre-202104.pdf
7 技術部 プラットフォームグループ 普段担当するサービスごとでチームが別れている 1. 事業を横断したSRE組織について プラットフォームグループ minneチーム SUZURIチーム ECチーム
8 技術部 プラットフォームグループ サービスから独立したSREチーム • 各サービスのSLI/SLOの策定・運用 • ソフトウェアエンジニアリングを用いたサービス運用効率化 • メトリクスを元にしたパフォーマンスチューニング
• インフラ周り • オンコール対応 1. 事業を横断したSRE組織について より具体的なSRE活動はPHP Conference 2022の動画を御覧ください!
9 2. 取り組みの紹介
10 勉強会 定期的な読書会・勉強会の実施 2. 取り組みの紹介
定期的な読書会・勉強会の実施 11 勉強会 2. 取り組みの紹介
定期的な読書会・勉強会の実施 12 勉強会 2. 取り組みの紹介
定期的な読書会・勉強会の実施 13 勉強会 2. 取り組みの紹介 など... 弊社テックブログに過去の記録があるのでぜひ見てください!
14 SoS会(スクラム・オブ・スクラム) 各事業部担当チーム間の情報共有の場 • 各チーム近況報告 • オンコール対応の共有 • 困りごとの相談 2.
取り組みの紹介
15 全員オンコール 夜間・休日のオンコールは担当チームの枠を超えて全サービスを見る体制 2. 取り組みの紹介 プラットフォームグループ minneチーム SUZURIチーム ECチーム minne事業部の
サービス SUZURI事業部の サービス EC事業部の サービス 平日昼
16 全員オンコール 夜間・休日のオンコールは担当チームの枠を超えて全サービスを見る体制 2. 取り組みの紹介 プラットフォームグループ minneチーム SUZURIチーム ECチーム minne事業部の
サービス SUZURI事業部の サービス EC事業部の サービス 夜間・休日
17 全員オンコール 夜間・休日のオンコールは担当チームの枠を超えて全サービスを見る体制 • オンコール負荷の軽減 • オンコール待機時間が平均化されるように • 不要なアラートの精査・自動化の優先度が上昇 •
サービス特有の事情はドキュメント化 詳しくは、弊社テックブログを見てください! 2. 取り組みの紹介
18 オンコールトレーニング 過去のアラートを使って、どのように解決していくとよいかを考えるトレーニング • チームにジョインしたばかりのメンバーがオンコールに入りやすくなる • 普段担当していないサービスへの理解が進む 2. 取り組みの紹介
19 オンコールトレーニング - レギュレーション 出題者と回答者に分かれて実施する 1. 出題者は発生した事象例を回答者に説明 2. 取り組みの紹介 この監視が落ちたら
まず何をしますか? 出題者 回答者
20 オンコールトレーニング - レギュレーション 出題者と回答者に分かれて実施する 1. 出題者は発生した事象例を回答者に説明 2. 回答者は自分の考えを説明して原因と対策を回答 2.
取り組みの紹介 まずユーザー影響を確認していきます! 具体的には... 出題者 回答者
21 オンコールトレーニング - レギュレーション 出題者と回答者に分かれて実施する 1. 出題者は発生した事象例を回答者に説明 2. 回答者は自分の考えを説明して原因と対策を回答 3.
出題者が回答者の回答に対してフィードバック 2. 取り組みの紹介 よさそうです! 更に良くするなら.... 出題者 回答者
22 3. まとめ
23 今回お話したこと • サービスを横断したSRE組織が各サービスのエンジニアと協力して、サービスの 信頼性を向上させている。 • サービス横断組織の強みを活かすために、様々な取り組みを行っている。 3. まとめ
ご静聴ありがとうございました! 24