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cc20200820

igakeso
August 20, 2020
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医療従事者のためのクリエイティブコース20200820

igakeso

August 20, 2020
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  1. 医療従事者のためのクリエイティブコース
    「コミュニケーションデザインで医療は変わるか?」
    2020/8/20
    お茶の水循環器内科院長
    五十嵐健祐

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  2. Q1:ビジョン
    このコミュニケーションを通じて
    実現したいことは何か?
    Q2:ゴール
    このコミュニケーションを通じて
    社会に期待する変化は何か?
    Q4-A:デリバリー
    どのような伝達ツール、伝達形式
    で伝えるのが良いか?
    Q4-B:テクニック
    伝わりをより効率化、最適化出来
    ないか?
    Q5:ジャーニー
    伝えた後の行動のデザインはどの
    ように設計すれば良いか?
    1、ビジョン、ゴール
    2、ターゲット、コンテンツ、デリバリー、テクニック
    医療コミュニケーションデザインのためのCreative Criteria
    Q3:ターゲット
    1、2の実現のためは
    誰に伝えば良いか?
    Q1、2:フィードバック
    1、2は達成されたか?不十分の場
    合はどこに問題があるのか?
    Q4:コンテンツ
    1、2の実現のためには
    何を伝えれば良いか?
    3、ジャーニー、フィードバック

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  3. Q1:ビジョン
    このコミュニケーションを通じて
    実現したいことは何か?
    Q2:ゴール
    このコミュニケーションを通じて
    社会に期待する変化は何か?
    Q5:ジャーニー
    伝えた後の行動のデザインはどの
    ように設計すれば良いか?
    医療コミュニケーションデザインのためのCreative Criteria
    Q1、2:フィードバック
    1、2は達成されたか?不十分の場
    合はどこに問題があるのか?
    Q3、4
    色々アクションしてみる
    ターゲット、コンテンツ
    デリバリー、テクニック

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  4. https://speakerdeck.com/masashiokawa/special-lecture
    おさらい

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  5. 医療従事者のよくある間違い:
    1、そもそも期待価値のないことをやろうとしている
    正義感、自己顕示欲、専門家としてのプライド、公衆衛生的視点、等
    2、期待価値と想定期待価値のギャップをそもそも見ない、把握しようという気がない
    フィードバック機構がないとそもそもギャップすら認知出来ない、投げっぱなし型情報発信の限界
    3、期待価値と想定期待価値のギャップは把握出来たが、想定期待価値こそ正義と考える
    医学的価値の過大評価、患者解釈モデルの軽視、テクノロジーへの過度な期待
    4、事前期待、提供プロセス、成果品質のうち、成果品質しか重視しない
    おさらい

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  6. Q1:ビジョン
    このコミュニケーションを通じて
    実現したいことは何か?
    Q2:ゴール
    このコミュニケーションを通じて
    社会に期待する変化は何か?
    Q5:ジャーニー
    伝えた後の行動のデザインはどの
    ように設計すれば良いか?
    医療コミュニケーションデザインのためのCreative Criteria
    Q1、2:フィードバック
    1、2は達成されたか?不十分の場
    合はどこに問題があるのか?
    Q3、4
    色々アクションしてみる
    ターゲット、コンテンツ
    デリバリー、テクニック

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  7. ケーススタディ

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  8. ケーススタディ

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  9. https://togetter.com/li/1576635
    ケーススタディ

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  10. https://diamond.jp/articles/-/245187
    合成の誤謬

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  11. ケーススタディ
    http://循環器内科.com https://ochanomizunaika.com
    ・最善の治療を受けたい
    ・自分の心臓病のことを(多少難しくてもいいので)
    正確に理解したい
    ・(可能な限り)全て自分で納得した上で治療を決めたい
    ・医師と(可能な限り)対等に治療相談をしたい
    ・予防可能、治療可能な心臓病を減らしたい
    循環器内科.comのコンテンツ内容と説明、治療方針を一致
    相手の理解度に応じつつ、可能な限り正確な理解を促す
    最新の論文等のアップデート、専門家としての知見
    自分の医療体験に納得感の向上
    同様のニーズを求めた層への紹介

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  12. 過度な期待は2つの欠如によって人工的に作られる
    1、現場の課題感把握の解像度の欠如
    2、技術の距離感の深度の欠如
    https://www.gartner.com/jp/research/methodologies/gartner-hype-cycle

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  14. 医療従事者のよくある間違い:
    1、そもそも期待価値のないことをやろうとしている
    正義感、自己顕示欲、専門家としてのプライド、公衆衛生的視点、等
    2、期待価値と想定期待価値のギャップをそもそも見ない、把握しようという気がない
    フィードバック機構がないとそもそもギャップすら認知出来ない、投げっぱなし型情報発信の限界
    3、期待価値と想定期待価値のギャップは把握出来たが、想定期待価値こそ正義と考える
    医学的価値の過大評価、患者解釈モデルの軽視、テクノロジーへの過度な期待
    4、事前期待、提供プロセス、成果品質のうち、成果品質しか重視しない
    おさらい

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  15. Q1:ビジョン
    このコミュニケーションを通じて
    実現したいことは何か?
    Q2:ゴール
    このコミュニケーションを通じて
    社会に期待する変化は何か?
    Q5:ジャーニー
    伝えた後の行動のデザインはどの
    ように設計すれば良いか?
    医療コミュニケーションデザインのためのCreative Criteria
    Q1、2:フィードバック
    1、2は達成されたか?不十分の場
    合はどこに問題があるのか?
    Q3、4
    色々アクションしてみる
    ターゲット、コンテンツ
    デリバリー、テクニック

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