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Go言語のモジュール管理_完全に理解した
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h.isoe
February 26, 2023
Programming
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Go言語のモジュール管理_完全に理解した
エンジニア達の「完全に理解した」Talk #38
https://easy2.connpass.com/event/273874/
h.isoe
February 26, 2023
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Transcript
Go言語のモジュール管理 完全に理解した 2023/02/23 エンジニア達の「完全に理解した」Talk #38 磯江 宏由紀
自己紹介 名前:磯江 宏由紀 所属:虎の穴ラボ株式会社 クリエイター支援プラットフォーム開発 読んでいる書籍:「教養としての決済」 決済周りの開発をしたことがあったので興味を惹かれた 決済にまつわる歴史や雑学的が楽しい
サンプルにするプロジェクト エンジニア達の「〇〇完全に理解した」Talk #33で話した GolangでOGP用に画像を作る自作プログラム https://github.com/HiroyukiIsoe/golang-image-util • 画像の読み込み、保存 ◦ 標準モジュール+α •
画像をぼかす、文字を書き込む ◦ 外部モジュール • 画像をS3に保存する ◦ 自作モジュール(外部モジュールのラッパー)
Go言語のモジュール管理 • Go Module ◦ Go1.11からサポートされたモジュール管理方法 ◦ モジュールの初期化は以下コマンド ▪ go
mod init “モジュール名” • GOPATH ◦ Go1.10以前利用していたモジュール管理方法 ◦ 昔の情報を漁っていることがあるので注意
Go言語のモジュールを管理で利用するファイル モジュール管理に利用しているファイルは以下2つ • go.mod ◦ モジュールも依存関係やバージョン情報を記録しているファイル • go.sum ◦ チェックサムを記録しているファイル
ライブラリ改ざんなどを検知できるが、個人開発の規模だと気にすることはない
go.mod 自分自身のモジュール名→ Go言語のバージョン→ → 依存モジュールのパスと バージョン module image-util go 1.19
require ( github.com/aws/aws-sdk-go-v2 v1.17.3 github.com/aws/aws-sdk-go-v2/config v1.18.10 github.com/aws/aws-sdk-go-v2/service/s3 v1.30.1 github.com/esimov/stackblur-go v1.1.0 github.com/golang/freetype v0.0.0-20170609003504-e2365dfdc4a0 golang.org/x/image v0.0.0-20220722155232-062f8c9fd539 )
モジュールの利用:標準モジュール モジュールを扱うときは「import」を利用し てモジュールを読み込む。 今回は標準モジュール「fmt」をつかって標 準出力に「Hello World」と表示している。 package main import "fmt"
func main() { fmt.Println("Hello World") }
package s3 import ( =(中略)= "github.com/aws/aws-sdk-go-v2/service/s3" ) var client *s3.Client
func init() { cfg, err := config.LoadDefaultConfig(context.TODO()) if err != nil { log.Fatal(err) } client = s3.NewFromConfig(cfg) } モジュールの利用:外部モジュール 利用したいモジュールを「go get」コマンド などで取得した後、 標準モジュールの利用と同様に 「import」を利用して読み込む。 サンプルは自作モジュール。 golang-image-util ┗internal ┗s3 ┗s3.go
モジュール利用:自作モジュール package main import ( =(中略)= "image-util/internal/s3" =(中略)= ) =(略)=
go.modで定義した自分自身のモジュール 名から始める必要がある以下に依存して いるわけではない • ディレクトリ名 • 相対的なパス 自分が「go mod init image-util」としていた ことを忘れていた(1敗)
まとめ • Go言語のパッケージ管理は「GoModule」で行っている • go.modファイルで依存関係を管理 • 自作モジュールを読み込むときには、自身のモジュール名を要確認
おわり