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Kiro を使うコツ (頼み方、覚えさせ方、任せ方) | 目指せ Kiro マスター 09

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November 08, 2026

Kiro を使うコツ (頼み方、覚えさせ方、任せ方) | 目指せ Kiro マスター 09

Kiro を使い始めた開発者向けに、頼み方、覚えさせ方、任せ方のコツを 15 個まとめた配布資料です。終わりの条件と変えないことを書いて頼む、2 回言ったことは Steering に、繰り返す手順は Skill に、毎回の確かめは Hook に置く、話題ごとにセッションを分ける、チェックポイントで戻す、Autopilot と Supervised、モデルと Effort の選び方を、kiro.dev のドキュメントと例題の画面で説明します。付録に早見表と用語があります。2026 年 11 月時点 (Kiro IDE 1.4、Kiro CLI 3.1) の内容です。シリーズ「目指せ Kiro マスター」の 09 (使いこなす) です。

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Transcript

  1. ⽬指せ Kiro マスター 使いこなす Kiro を使うコツ 頼み⽅、覚えさせ⽅、任せ⽅ 2026-11 時点 (Kiro

    IDE 1.4、Kiro CLI 3.1) 09 2026 年 11 ⽉ 稲⽥ ⼤陸 アマゾン ウェブ サービス ジャパン © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 1
  2. はじめに ⾃⼰紹介 稲⽥ ⼤陸 いなだ りく (いなりく) アマゾン ウェブ サービス

    ジャパン合同会社 ソリューションアーキテクト 製造業のお客様を中⼼に⽀援 最近の取り組み AI 駆動開発ライフサイクルの推進 Kiro と AWS Amplify の情報発信 © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. X @inada_riku Speaker Deck speakerdeck.com/inariku Zenn zenn.dev/inariku GitHub github.com/inariku 2
  3. はじめに シリーズの中の位置 いまは 09 Kiro を使うコツ、次は 10 ⻑い仕事を任せる はじめる 01–04

    使いこなす 05–09 ⼿を離す 10–12 会社に⼊れる 次に読む 13–14 アップデート編 01 Kiro ⼊⾨ 05 仕様駆動開発⼊⾨ 10 ⻑い仕事を任せる 13 Kiro を会社に⼊れる 2026.10 02 Kiro IDE ⼊⾨ 06 Steering と Hook 11 Kiro Crew ⼊⾨ 14 からの移⾏ Amazon Q Developer 2026.11 03 Kiro CLI ⼊⾨ 07 MCP と Powers 12 Kiro Crew の Bot 04 Kiro Web ⼊⾨ Skill と 08 カスタムエージェント 毎⽉増える 前に読む 09 Kiro を使うコツ © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 3
  4. はじめに この資料で分かること 頼む前に決め、何度も⾔うことはファイルに置き、会話と変更を保つ 1 頼む前に、終わりの条件と変えないことを書き、仕事の⼤きさで始め⽅を選ぶ。 2 2 回⾔ったことは Steering、繰り返す⼿順は Skill、毎回の確かめは

    Hook に置く。 3 話題ごとにセッションを分け、ずれたら戻し、任せる幅とモデルを選ぶ。 前に読むとよい資料: 01 Kiro ⼊⾨。コツごとに、詳しく扱う資料を右上に書いた 例は会議室の予約アプリ。画⾯は Kiro IDE 1.4.121 で撮った。AI の結果は回ごとに変わる 図の⾊: 紫は要点と⼈が決める所、⻘は Kiro の動き、緑は通ったもの © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 4
  5. はじめに コツの⼀覧 急ぐ⼈は ①、⑤、⑪ から。どのコツにも、詳しく扱う資料がある 頼む前に 覚えさせる 会話を保つ 任せて戻す モデルと量

    ① 終わりの条件を書く ② 変えないことも書く ③ ⽂脈は # で付ける ④ ⼤きさで始め⽅を選ぶ 7 枚⽬ / 資料 05、03 8 枚⽬ / 資料 05 9 枚⽬ / 資料 01 10 枚⽬ / 資料 05 ⑤ 2 回⾔ったら Steering ⑥ 繰り返す⼿順は Skill ⑦ 毎回の確かめは Hook 11 枚⽬ / 資料 06 12 枚⽬ / 資料 08 13 枚⽬ / 資料 06 ⑧ 話題ごとにセッション ⑨ 要約のあとは⾔い直す ⑩ 広い調べものは任せる 15 枚⽬ / 資料 01、03 16 枚⽬ / 資料 03 17 枚⽬ / 資料 08 ⑪ ずれたら⽌めて戻す ⑫ 任せる幅を選ぶ ⑬ 何度も聞かれたら許可 18 枚⽬ / 資料 01 19 枚⽬ / 資料 01 20 枚⽬ / 資料 06、13 ⑭ まず Auto で始める ⑮ クレジットを⾒る 21 枚⽬ / 資料 13、10 ⽉号 22 枚⽬ / 資料 01、13 © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 5
  6. 考え⽅ Kiro が 1 回の頼みで読むもの 頼みと⼀緒に読むものには上限がある。要るものを要るだけ⼊れる 1 回の頼みで、Kiro が⼀緒に読む主なもの (⽂脈)

    限りがある あなたの頼み ⼊る量には上限がある。 # で付けたもの ファイル、エラー、Spec など 会話の履歴 ⻑くなると古い分は要約される (⑨) Steering always は毎回、ほかは合ったときか # で呼んだとき Skill の名前と説明 本⽂は開いたときだけ この資料の⾒⽴て MCP の道具 名前の⼀覧は毎回、定義は要るときだけ ⑤ ⑥: 置き場所を分ける Memory オンのとき、覚えたことのうち頼みに合うもの © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 要らないものを減らすほど、 頼みに使える分が残る ① ③: 頼みと # を的確に ⑧ ⑩: 履歴を分ける 6
  7. 頼む前に 詳しく: 資料 05、03 ① 終わりの条件を書いて頼む 「何ができたら終わりか」を、Kiro が⾃分で確かめられる形で書く 終わりの条件は、流すコマンド、通すテスト、 数のように、Kiro

    が確かめられるものにする。 × 「いい感じに直して」 ◦ 「npx vitest run src/web が通ること」 頼み A (Auto、Supervised) 例題ではこうなった: テストを先に直して失敗を 確かめ、実装してから、条件のコマンドを流した。 ⾒ていない画⾯の⾒た⽬は、確かめていないと 書いた。 CLI の /goal は、条件を満たすか既定の 5 回まで繰り返す。条件が 曖昧だと⻑くなりやすい (資料 03) © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 7
  8. 頼む前に 詳しく: 資料 05 ② 変えないことも書く 直す範囲の外で、変えてほしくない関数とテストを書く 変えてほしくない所を書くと、Kiro が⼿を 出す範囲と、⾒直す範囲をそろえやすい。

    例題ではこうなった: 変わったのは、実装の slots.ts と、テストの slots.test.ts の 2 つ。 頼み A の返事の⼀部 (実装の話。頼みには「変えないこと」を書いた) Kiro は返事で、実装で変えたのは formatJstForDisplay だけと書き、触っていない 関数と画⾯を挙げた。 バグを直すときは Bug Fix の Spec で、変えない 動きを要件に書ける。 WHEN … THEN THE SYSTEM SHALL CONTINUE TO … の形。Kiro は、その 動きが変わっていないかを確かめるテストも作る (資料 05) © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 8
  9. 頼む前に 詳しく: 資料 01 ③ ⾜りない⽂脈は # で付ける 関係するファイル、エラーの出⼒、Spec は、#

    で頼みに付ける IDE 1.4.121 で # を押した⼀覧 渡したいもの 付け⽅ 関係するファイル、フォルダ File、Folder ビルドやテストのエラー Terminal、Diagnostics いまの変更 Git Diff 作っている機能の Spec Spec 読ませたい決まり Steering 画⾯のずれ、図、⼿書きの絵 画像 (⼊⼒欄のクリップ) #spec:名前 で、その Spec の 3 つの⽂書をまとめて渡せる。 ⽂書の表には #codebase、#url もある (この版の⼀覧には出ていなかった)。CLI では @ でファイルを付ける © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 9
  10. 頼む前に 詳しく: 資料 05 ④ 仕事の⼤きさで始め⽅を選ぶ ⼩さな直しはチャット、進め⽅から考えるなら Plan、⼤きい機能は Spec ⼩さく、分かっている

    ⼤きく、分からない所が多い バグを直すとき チャット (Default) Plan Quick Spec Spec (Feature) Bug Fix そのまま頼む Kiro の質問から計画 3 つの⽂書を⼀度に 段ごとに⾒直す 原因から直す 向く仕事 向く仕事 向く仕事 向く仕事 向く仕事 よく分かった⼩さな直し 複数のファイルにわたる よく分かった機能 分からない所が多い ⼤事な所のバグ 誤字、1 ⾏の直し 今の作りを先に知りたい 段の間の承認が無い 要件や設計を詰めたい 前に直したら別が壊れた できるもの できるもの できるもの できるもの できるもの ⽂書は作らない ⽂書は作らない 要件、設計、タスク 要件、設計、タスク 直す所と、変えない所 新しいセッションの Let's build か、⼊⼒欄の右のエージェントの名前 (Default) から選ぶ。チャットの途中で「Generate spec」と頼んでも始められる © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 10
  11. 覚えさせる 詳しく: 資料 06 ⑤ 2 回⾔ったことは Steering に書く 毎回⾔っている決まりは、読ませる決まり

    (Steering) にする 例題では、⽇時の表⽰の形を Steering に書くよう 頼んだ (頼みの全⽂は付録 A2)。 Kiro が右の display-format.md を書いた (0.57 クレジット、実測)。 書くこつ: 1 ファイルに 1 つの話題。理由と例を 書く。鍵やパスワードは書かない。 .kiro/steering/display-format.md (Kiro が書いた) 指定が無いと毎回読む (always)。fileMatch はそのファイル、auto は 合う頼み、manual は # のとき (資料 06) 例題では、Kiro が頼んでいない決まり (この形を保存には使わない) を ⾜し、⾜したと書いた。⾒直してから⼊れる © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 11
  12. 覚えさせる 詳しく: 資料 08 ⑥ 繰り返す⼿順は Skill にする ⼿順は、必要なときに開く⼿順書 (Skill)

    にし、説明に「いつ使うか」を書く 棚 (いつも⾒えている) 説明 (description) の書き⽅ SKILL.md (本⽂) release-notes リリースノートを書く。リリースの前に使う pr-review ⾒る。PR を⾒るときと、レビューの前に使う 合えば開く PR の⽳を⾒る。PR を⾒るときに使う db-migration 表を変える⼿順。スキーマを変えるときに使う 良い例 PR のセキュリティの⽳とテストの抜けを references/ 詳しい資料 scripts/ 決まった処理 1 説明に、何をするかと、いつ使うかを書く 2 SKILL.md は短く。詳しい資料は references/ に分ける 3 毎回同じ結果がほしい処理 (確かめ、ファイル作り) はスクリプトにする 曖昧な例 コードレビューを⼿伝う 説明が頼みに合うと Kiro が開く。/名前 で⾃分でも呼べる。置き場所は .kiro/skills/名前/SKILL.md か ~/.kiro/skills/。例題では作っていない (画⾯は資料 08) © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 12
  13. 覚えさせる 詳しく: 資料 06 ⑦ 毎回流す確かめは Hook に任せる 毎回同じに流したい確かめは、きっかけで動く処理 (Hook)

    にする Steering (読ませる決まり) 「テストを流してから終える」と書く Hook (きっかけで動く処理) のコマンド Kiro がファイルを保存したら npm test 向くもの Kiro が読み、判断して守る 守らないこともある ? 書き⽅、名前の付け⽅ なぜそうするか 向くもの 毎回同じに流れる テスト、lint、整形 IDE: 落ちたら Kiro に返る 記録を残す Steering は向きを伝えるもので、守ることまでは約束しない。⽌めたい操作は、許可の deny か、道具を使う前に動く Hook (Pre Tool Use) で⽌める IDE では、Agent Hooks の + の Ask Kiro to create a hook で作る。コマンドが 0 で終われば出⼒が⽂脈に⼊り、失敗なら出⼒が Kiro に返る。CLI では、多くの きっかけで出⼒は⽂脈に⼊らず、exit 2 以外の失敗は警告を出して進む (資料 06) © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 13
  14. 覚えさせる どれに書くか 決まりは Steering、⼿順は Skill、毎回の確かめは Hook、させない操作は許可 書きたいこと 置き場所 何を守るか (何度も⾔う決まりと理由)

    Steering 読ませる決まり 資料 06 どの順に何をするか (⼿順、スクリプト) Skill 必要なときに開く⼿順書 資料 08 毎回同じに流したい確かめ Hook きっかけで動く処理 資料 06 させたくない操作 許可の deny いつも⽌める 外の道具と、その使い⽅ Powers MCP の道具と使い⽅のセット この仕事だけのこと 頼み チャットに書く 資料 06、13 資料 07 Memory (IDE は既定でオフ) は、Kiro が覚えて次のセッションで使う補助。毎回読ませたい決まりは Steering に書く © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 14
  15. 会話を保つ 詳しく: 資料 01、03 ⑧ 話題が変わったら新しいセッションにする 前の話題の履歴は、次の仕事の⽂脈を埋める。話題ごとに分ける 1 つのセッションで続けた 話題ごとに分けた

    曜⽇の表⽰ 曜⽇の表⽰ その Steering を書く その Steering を書く 右上の + で新しいセッション、隣のボタンでセッションの⼀覧 料⾦の質問 料⾦の質問 別の画⾯ 前の話が残る © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 別の画⾯ ⼊⼒欄の左の丸を押すと、⽂脈の量と内訳が出る (例題で 9%、実測)。% に かかわらず、話題が変わったら分ける (この資料のすすめ)。例題の IDE は Memory がオン 15
  16. 会話を保つ 詳しく: 資料 03 ⑨ 要約のあとで抜けたことは⾔い直す ⻑くなると古い履歴は要約される。抜けた細かいことは、もう⼀度書く CLI でできること 残るもの

    要約されうるもの ⽬的と、頼んだこと 道具の呼び出しの細部 /compact 決めたことと、守ること 途中の考え 区切りで、⾃分で要約させる 変えたファイル 前の発⾔のコード 済んだことと、次にすること 直し終えたエラーの細部 /tangent 脇道の質問を別の枝で /rewind 消えたように⾒える細かいことは、もう⼀度書く 前の回から会話を分ける IDE と Web は満ちると⾃動で要約し、CLI は /compact で⼿でも要約できる。IDE で⼿で要約できるかは kiro.dev の中で⾷い違う (Compaction のページは⼿ で始める⽅法は無いとし、IDE 1.0 の Improved compaction のページは⼊⼒欄の /compact を書く)。要約の前の履歴は、そのセッションの中では戻せない © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 16
  17. 会話を保つ 詳しく: 資料 08 ⑩ 広い調べものはサブエージェントに任せる 読む量が多い調べものは、別の⽂脈で動かし、結果だけを受け取る サブエージェント: 予約の作り 要点

    5 ⾏ 親のセッション ⽂脈 ⾃分の⽂脈で動く たくさん読んでも、 親の⽂脈は埋まらない サブエージェント: 部屋の作り 要点 4 ⾏ 結果だけが⼊る サブエージェント: 通知の作り 同じもの Steering、MCP、許可 別々のもの 会話の履歴、⽂脈 要点 3 ⾏ 頼みの例:「サブエージェントで予約、部屋、通知の作りを分けて調べ、それぞれ 5 ⾏以内で返して」 何を調べて何を返すかを書く。この資料の例で、例題では試していない (画⾯は資料 08) © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 17
  18. 任せて戻す 詳しく: 資料 01 ⑪ ずれたら⽌めて、チェックポイントで戻す 向きがずれたら⽌める。戻すなら、ファイルと会話を⼀緒に戻す ⽌める: 動いている間に出る Cancel

    で⽌める。 直前の回だけ: Revert changes でファイルを戻す。 前の回まで: Restore でファイルと会話を戻す。 コマンドや MCP で変わった分は戻らない。Kiro が変えたファイルをあとで 頼みごとに Checkpoint の⾏ができる。Restore で、そこまで戻る ⼿で直した分は、Restore で消える。残したい区切りは git で commit する。 CLI の /rewind は会話だけを分け、ファイルは git で戻す 直前の回の変更は、⼊⼒欄の上の Revert changes で戻せる © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 18
  19. 任せて戻す 詳しく: 資料 01 ⑫ 任せる幅を Autopilot と Supervised で選ぶ

    初めてのコードや⼤事なコードは Supervised、決まった仕事は Autopilot 向く場⾯ (kiro.dev) Autopilot Supervised 決まった仕事、繰り返す仕事、 ⼊⼒欄の右の Autopilot。オフのときが Supervised 急ぐとき 使い始め、⼤事なコード、 知らないコード 既定は Autopilot。初めてなら Supervised に切り替える。 Supervised では、変更をファイルごとに受け⼊れた (例題) Autopilot でも、変更は View all changes で⾒られ、 Revert で戻せる。 許可の規則 (⑬) はあとから効く。 例題 (Supervised) では、読む操作は聞かれず、テストは承認を、 変更は受け⼊れを聞かれた © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 19
  20. 任せて戻す 詳しく: 資料 06、13 ⑬ 何度も聞かれる操作は許可に 毎回の承認を減らし、本当に⽌めたい所で⽌める allow (許す) 毎回通してよい

    聞かずに通る 例: テストを流す ask (聞く) そのつど⾒たい 承認のカードが出る 例: ほかのコマンド deny (⽌める) させたくない いつも⽌まる 例: 依存を⾜す、消す 例題では、同じテストのコマンドの承認が 2 回出た。 Always allow で、その形を規則に⾜せる (資料 06) すべてを⼈に回すと、⾒ずに通すようになる (承認疲れ)。⼈が⾒るのは、判断の要る所にする。 同じ操作に deny と allow が当たったら deny が勝つ。 | や && でつないだコマンドは 1 つずつ照らされる (会社の規則は資料 13) © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 20
  21. モデルと量 詳しく: 資料 13、アップデート 10 ⽉号 ⑭ まず Auto、場⾯でモデルと Effort

    を替える 普段は Auto。⾏き詰まったら強いモデル、量をこなすなら軽いモデル 場⾯ すすめ 倍率 ふだんの開発 Auto 1.0x ⾏き詰まった難しい仕事 Claude Opus 5.5 2.0x 速さと量がほしい仕事 Claude Haiku 5.5 0.06x* Effort は、簡単な調べものは low、込み⼊った直しや 設計は high 以上。 モデルの⼀覧 (⼀部。Sonnet 5.5 を選んでいたとき) Effort の既定はモデルごと (画⾯の Sonnet 5.5 は High)。 倍率は Auto を 1.0 とした値 (2026-11-08)。Opus 5.5 と Haiku 5.5 は 有料のプラン Effort はモデルの⼀覧の下 (選んだモデルが対応するとき) * 0.06x は 1 回の頼みが 100K トークンまで。超えると 0.3x © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 21
  22. モデルと量 詳しく: 資料 01、13 ⑮ 使ったクレジットを⾒る 返事ごとの量を⾒て、モデルと Effort の選び⽅を⾒直す IDE

    のチャット 返事ごとの Est. Credits Used (右の画⾯) Kiro CLI /usage にそのセッションの分 (3.1.0 から) アカウントの設定 使った量 (Billing) 管理者 頼み A: テストを直して実装した (承認を待った時間を含む) 頼み B: Steering を書いた 例題の 2 回で 2.15 クレジット (実測)。 同じ頼みでも、回ごとに使う量は変わる。量はモデル、Effort、仕事の ⻑さで変わる 会社の使⽤状況のダッシュボード (資料 13) © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 22
  23. まとめ まとめ 頼む前に決め、何度も⾔うことはファイルに置き、会話と変更を保つ 1 頼む前に、終わりの条件と変えないことを書き、仕事の⼤きさで始め⽅を選ぶ。 2 2 回⾔ったことは Steering、繰り返す⼿順は Skill、毎回の確かめは

    Hook に置く。 3 話題ごとにセッションを分け、ずれたら戻し、任せる幅とモデルを選ぶ。 次に読む資料 資料 05 資料 06 資料 08 資料 03 仕様駆動開発⼊⾨ Steering と Hook Skill とカスタムエージェント Kiro CLI ⼊⾨ ① ② ④ を Spec で ⑤ ⑦ ⑬ の設定 ⑥ ⑩ の作り⽅ ⑨ と /goal を CLI で © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 23
  24. 付録 A1 コツの早⾒表 コツ CLI では 資料 コツ CLI では

    資料 ① 終わりの条件を書いて頼む CLI は /goal も 05、03 ⑨ 要約のあとは⾔い直す /compact、/tangent 03 ② 変えないことも書く 同じ 05 ⑩ 調べものは サブエージェントに 同じ 08 ③ ⾜りない⽂脈は # で付ける CLI は @ で付ける 01 ④ 仕事の⼤きさで始め⽅を選ぶ CLI は /plan、/spec ⑪ ずれたら⽌めて戻す /rewind は会話だけ 05 01 ⑤ 2 回⾔ったことは Steering に ⑫ 任せる幅を選ぶ IDE だけ 01 同じファイルを読む 06 ⑬ 何度も聞かれる操作は許可に 同じ規則 06、13 ⑥ 繰り返す⼿順は Skill に 同じ 08 ⑭ まず Auto、場⾯で替える /model で選ぶ 毎回流す確かめは Hook に 同じ JSON、扱いが違う 06 13、 10 ⽉号 ⑦ ⑧ 話題ごとに新しいセッション 同じ 01、03 ⑮ 使ったクレジットを⾒る /usage (3.1.0 から) 01、13 資料の列は、そのコツを詳しく扱う回の番号 © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 24
  25. 付録 A2 例題で試した頼み⽅ 頼み A (① ② ⑮、Auto、Supervised) 予約の⼀覧の⽇時に曜⽇を付けて「2026-11-09 (⽉)

    10:00」の 形にして。 頼み B (⑤、Auto、Supervised) 表⽰⽤の⽇時の形は、これからも「YYYY-MM-DD (曜) HH:mm」にした い。毎回⾔わなくて済むように、この決まりを Steering に書いて。 変えないこと: toJstIso と addDays の動きと、そのテスト。 終わりの条件: npx vitest run src/web が通り、 formatJstForDisplay のテストに曜⽇の例が 2 つ以上あること。 例題ではこうなった 例題ではこうなった テストを先に直して失敗を確かめ、slots.ts を直した。npx vitest run src/web は 13 件通過、tsc もエラーなし (Kiro の報告。⼿元でも 13 件の通過 を確かめた)。 .kiro/steering/display-format.md を書いた。inclusion の指定は なく、毎回読まれる。 承認 2 回 (テストのコマンド)、受け⼊れ 2 回。1.58 クレジット、 9 分 5 秒 (実測、承認を待った時間を含む) © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 承認 1 回 (今の .kiro の⼀覧を⾒るコマンド)、受け⼊れ 1 回。 0.57 クレジット、3 分 8 秒 (実測) 25
  26. 付録 A3 ⽤語 ⽤語 意味 ⽤語 意味 ⽂脈 (コンテキスト) 1

    回の頼みで Kiro が読むもの Memory Kiro が覚えて次に使う補助 Steering Kiro に読ませる決まり Autopilot ファイルの変更を、受け⼊れを聞かずに進める Skill 必要なときに開く⼿順書 Supervised ファイルの変更ごとに受け⼊れを選ぶ Hook きっかけで動く処理 承認 操作 (コマンドなど) を通してよいか Spec 要件、設計、タスクの⽂書 受け⼊れ ファイルの変更を残すか Quick Spec 3 つの⽂書を⼀度に作る Spec 許可 (permissions) 操作ごとの⽌める、聞く、許す Bug Fix 直す所と変えない所を書く Spec チェックポイント 頼みごとの戻せる地点 Plan Kiro が聞き、計画を作る始め⽅ Restore、Revert 前の地点に戻す、直前を戻す サブエージェント 別の⽂脈で動く⼿伝い Auto 仕事に合うモデルを選ぶ設定 要約 (compaction) 古い履歴を短くまとめる Effort モデルが考える深さ MCP、Powers 外の道具をつなぐ。Powers は使い⽅つき クレジット Kiro を使った量の単位 © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 26
  27. 付録 A4 出典と参考 kiro.dev のドキュメント (2026-11-08 に .md 版を読んだ) Specs

    の Best practices、Plan mode、Chat (IDE)、Autopilot、Steering、Agent Skills、Hook actions、Hook types、Hook management、Hook best practices、 Memory、Powers、Compaction、Checkpoints and rewind、Invoking as sub-agents、Permissions、Models、Available models、Reasoning effort、Tool Search、Goal、Tangent、Context management、File references https://kiro.dev/docs/ kiro.dev のブログ: The bug fix paradox、Stop repeating yourself、Introducing checkpointing、model cascading https://kiro.dev/blog/ kiro.dev の changelog: CLI 3.1.0 (/usage のセッションのクレジット) https://kiro.dev/changelog/ AWS ⽇本語ブログ: スピードと安全性の両⽴ (コントロールフレームワーク)、Kiro の利⽤状況とコストを把握する Part 1 https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/category/artificial-intelligence/kiro/ 画⾯: Kiro IDE 1.4.121 (2026-11-08 に撮った)。⼿元の Kiro CLI は 3.1.0。例題は会議室の予約アプリ (公開していない)。 コツの選び⽅、分け⽅、「この資料のすすめ」はこの資料の判断。例題の結果は 1 回ずつの実測で、回ごとに変わる。 © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 27