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ソニーがエッジAIセンシング プラットフォームで実現する社会:ソニーセミコンダクタソリューショ...

ソニーがエッジAIセンシング プラットフォームで実現する社会:ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 システムソリューション事業部 統括課長 箭内 俊介

AIxIoTビジネス共創ラボ

December 18, 2023
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  1. Sony Semiconductor Solutions Corporation 2021年8月31日 2 自己紹介 箭内 俊介 (やない

    しゅんすけ) ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 システムソリューション事業部 統括課長 2008年ソニー(株)(現、ソニーグループ(株))入社、バッテリー・ストレージメ ディア事業の海外マーケティングに従事。シンガポール・フランス赴任から帰 国後、センシングプラットフォームを展開するシステムソリューション事業部 にてマイクロソフトとのアライアンスを含め、グローバルな営業機能を統括。
  2. ソニーグループ株式会社 ゲーム&ネットワークサービス 音楽 映画 エンタテインメント・テクノロジー&サービス 金融 イメージング&センシング・ソリューション ソニー・インタラクティブエンタテインメント ソニー・ミュージックグループ グローバル

    (ソニー・ミュージックエンタテインメント、ソニー・ミュージックパブリッシング 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント 日本 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント ソニー株式会社 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 ソニーフィナンシャルグループ株式会社 ソニーグループ経営体制
  3. イメージセンサーが活躍する事業領域 モバイル イメージング モバイル センシング 産業機器 車載 高画質 イメージング 3Dセンシング

    Factory Automation ADAS & AD 高い技術力で差異化されたイメージセンサーにより、様々なアプリケーションを実現 デジタルカメラ 新しい映像体験
  4. 従来のソリューションの課題と解決策 従来のCloud Vision AI Edge Computing World クラウド費 小 通信費

    小 消費電力 小 リアルタイム性 高 AI AI AI AI IoTセンサー比 10億倍のデータ* IoTセンサー比 1000倍のデータ* プライバシー配慮 高 *弊社調べ
  5. Copyright 2023 Sony Semiconductor Solutions Corporation 11 Edge Vision AI開発の課題

    AI Model小型化 精度の劣化を抑えながらAIモデルを 小型化する技術が必要です。 利用が困難 チューニング Visionデータは明るさなど設置場所に 合わせたAIモデルのチューニングが必要です。 63%のAI利用者が知見不足に 悩んでいます。 AI/MLの知見
  6. AITRIOSで エッジビジョンAIを シンプルに 01 ハードウェアエコシステム AITRIOS対応のハードウェアはエッジのチップ上で 高速なAI処理が可能です。 (世界初のインテリジェントビジョンセンサー) 02 Edge

    AIプラットフォーム AITRIOSのプラットフォームは、エッジビジョンAI ソリューションを効率的に開発、展開、管理する ためのツール群を提供します。
  7. インテリジェントビジョンセンサー (IMX500) 小型化・コスト削減 メタデータ出力・プライバシー配慮 高速AI処理 インテリジェントビジョンセンサーの積層構造 AIモデルの選択・入れ替え 主な特徴 画素数 Real

    World 世界初※AI処理機能を搭載したインテリジェントビジョンセンサー ※イメージセンサーとして。ソニー調べ。(2020年5月14日広報発表時) -1.55um 12Mpixels -3.10um 3Mpixels -1/2.3inch - 8M bytes IMX500 メタデータ Cloud メモリサイズ 画素チップ AIロジックチップ
  8. Retail Logistics Building Smart City Agriculture Construction Factory Medical Architecture

    Partner Ecosystem IMX500 Edge AI AI Model Distribution AI Model Training Device Management SDK Platform as a service AITRIOSの提供機能
  9. Reference:Edge AI Sensing PF “AITRIOS™”【Sony Official】 - YouTube Retail 商品棚監視

    サイネージ視聴者分析 Logistics Space optimization 出荷管理、検査 City/Building/Office 車番検知 オフィス利用状況分析 AITRIOSのめざす世界 様々なマーケットに向けて、「ヒト」や「モノ」のセンシングとデータの可視化を通じて、 日常の体験を より快適に 便利に 安全に 省人化/活人化を行い、生産性を高め続ける社会インフラを提供 Factory Overall Equipment Efficiency 不良検知
  10. 駐車場でのナンバープレート検知・車室検知 ナンバープレート検知による駐車場運営コスト削減 利用状況管理による顧客体験向上 課 題 駐車場ゲートで発生する渋滞 従来型車番認識ソリューションの高い初期費用、 大量の画像アップロードによる通信・クラウドコスト高 AITRIOSが 選ばれる理由

    大量の画像データをアップロードすることなくSolution構築可能 解 決 策 エッジAIセンサーで入退場車両をチェック 駐車スペースにも設置することで、 空きスペースの見える化など、顧客体験向上も可能 In/Out management 13h 48h ナンバープレートで In/Out管理 駐車場の利用状況検知
  11. ローソン様との実証実験(本日11/16 プレス発表) インテリジェントビジョンセンサー(IMX500)搭載のエッジデバイスをローソン様の店舗に設置  ローソン様の店舗内にIMX500を搭載した エッジデバイスを数十台設置  頻繁に変更される商品レイアウトや棚割り、在庫 状況を高い精度で自動検知 

    店舗従業員が棚や商品の確認に要していた 作業工数を大幅に削減  エッジデバイスからシステムとクラウドに伝送する データ量を削減し、システム全体のコストを抑制 取り組み内容 実証結果 ローソン様の店舗DXに向けたエッジAI活用による実証実験を2023年3月~8月に実施
  12. 保管工程:空き棚スペース検知 空き棚スペースの可視化、保管場所探索の時短 スペースの効率利用 課 題 経験者が空きスペースを探索、それでも時間が掛かっている 出荷日に合わせ、ピッキングしやすい所への荷物保管が必要 AITRIOSが 選ばれる理由 エッジデバイスでメタデータ化することで複雑な構成が不要

    大量の画像データのクラウドアップロード不要 解 決 策 属人化している空きスペース探索を誰でも判断しやすくするため、 空きスペースを可視化 荷物保管時間の短縮 カメラ ウラ ウラ ウラ 100% 4% 48% 16% 保管率 カメラの取付は 設置棚の反対側を可視化
  13. 課 題 既存生産設備は自動計測できないものが多い 装置間連携が困難なため原因究明に課題 AITRIOSが 選ばれる理由 外付けで可視化が可能 : 既存設備とのインテグ不要で実装可 エッジデバイス:

    メタデータと動画のシナジー 解 決 策 投入/生産状況をセンサー内の画像解析で自動定量分析 ・設備総合効率(OEE)算出に必要な稼働率、性能、 ・品質をエッジAI技術により自動計測 製造設備のOEE*(総合設備効率)測定 *OEE=Over all Equipment Effectiveness 公益社団法人日本プラントメンテナンス協会により提唱された生産効率を図るための指標 エッジデバイスで既設の製造設備の生産効率を測定
  14. NEC様との協業:物流DXに向けた取り組み事例 22年12月 NEC様とSSSによるエッジAIの活用による物流DXに向けた実証実験の開始を発表  物流業界では「人手不足」と「出荷の高速化」 という相反する課題への対応が必要  その為に倉庫動線の短縮と倉庫ロケーション/ スペースの活用が必須 

    サイズなどの情報を物流会社自身が持ってい ないことも多く、スペース算出が難しい  リアルタイムで把握できず、仮にスペース情報を 保有していても利用が限定的 物流業界の課題 倉庫棚の空きスペースに関する課題 本実証実験の概要:倉庫の空き棚スペースをエッジAIによりリアルタイムに可視化し、作業効率の向上を目指して実施中