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CloudWatch SyntheticsとAmazon Managed Grafanaを連携する
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iret.kumoben
March 19, 2024
Technology
0
97
CloudWatch SyntheticsとAmazon Managed Grafanaを連携する
下記、勉強会での資料です。
https://youtu.be/EVdUQx4jCkE
iret.kumoben
March 19, 2024
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Transcript
第1回 雲勉LT⼤会 CloudWatch Syntheticsと Amazon Managed Grafana を連携する
⾃⼰紹介 2 上地 航平(うえち こうへい) 所属︓クラウドインテグレーション事業部 MSP開発セクション 経歴︓MSP運⽤→MSP開発 アイレット歴︓3年⽬ 何か⼀⾔︓好きなAWSサービス
CloudFormation
アジェンダ 3 1.Syntheticsモニタリングの基礎 2.Syntheticsモニタリングツールの⽐較 3.CloudWatch Syntheticsモニターの作成 4.Amazon Managed Grafanaで可視化してみた 5.まとめ
CloudWatch SyntheticsとAmazon Managed Grafanaを連携する
本⽇のゴール 4 話さないこと • Amazon Managed Grafanaの概要 • ダッシュボードの初期構築設定 •
Syntheticsモニタリングの監視⽅法を理解する。 • CloudWatch Syntheticsモニターを選定した理由を理解する。
1. Syntheticsモニタリングの基礎 5
1. Syntheticsモニタリングの基礎 6 合成監視とも呼ばれ、メトリクスやログで捉えられる 「システム側の問題」だけではなく、 実際のユーザー体験を反映した応答時間や遅延など 「ユーザー側の問題」を把握できる監視⽅法です。
1. Syntheticsモニタリングの基礎 7 • Syntheticsモニタリング(合成監視)は、AWS CloudWatchで実装し利⽤することが可能です。 他にもNew RelicやDatadogなどでも提供されています。 • 具体的にはスクリプト(Canary)を利⽤して、
特定のサービスURLに対してユーザー操作(ログイン、商品購⼊、検索など)を シミュレーションし、それらの操作が実際に⾏われた際のエラーや遅延を監視します。 AWS CloudWatch Synthetics Canaries スクリプト(Canary) http://test-〇〇.com
2. Syntheticsモニタリングツールの⽐較 8
AWS CloudWatch New Relic サービス名 Synthetics Canaries Synthetic Monitoring スケジューリング機能
CRON式が使える 実⾏頻度として選択 (1/5/10/30分、1/6/12/24時間) データ保持期間 1~455⽇ (s3に保存される) 最⼤395⽇ (13ヶ⽉) 合成監視モニタのIP固定 可能 不可能 Amazon Managed Grafanaとの 連携可否 可能 可能 CloudWatchと統合 データセットとして追加するだけでOKです 費⽤が⾼い($3500/⽉〜) Amazon Managed Grafanaのエンタープラ イズ化が必要です 2. Syntheticsモニタリングツールの⽐較 9
2. Syntheticsモニタリングツールの⽐較 10 AWS CloudWatch New Relic サービス名 Synthetics Canaries
Synthetic Monitoring スケジューリング機能 CRON式が使える 実⾏頻度として選択 (1/5/10/30分、1/6/12/24時間) データ保持期間 1~455⽇ (s3に保存される) 最⼤395⽇ (13ヶ⽉) 合成監視モニタのIP固定 可能 不可能 Amazon Managed Grafanaとの 連携可否 可能 可能 CloudWatchと統合 データセットとして追加するだけでOKです 費⽤が⾼い($3500/⽉〜) Amazon Managed Grafanaのエンタープラ イズ化が必要です 今回採⽤
3. CloudWatch Syntheticsモニターの作成 11
3. CloudWatch Syntheticsモニターの作成 12 サービスURLを確認する簡易モニターの作成⼿順を紹介します。 ステップ① CloudWatchの「Synthetics Canaries」サービスから「Canaryを作成」を選択する。
3. CloudWatch Syntheticsモニターの作成 13 ステップ② モニタリングの結果 ※モニタリングの結果をAmazon Managed Grafanaで可視化 •
Canary ビルダーの設定で、監視したいURLと名前を⼊⼒する。 • ページ下部より「Canaryを作成」をクリックし、モニターの作成と監視の成功を確認する。
4. Amazon Managed Grafanaでの可視化 14
4. Amazon Managed Grafanaでの可視化 15 ステップ① Amazon Managed Grafanaにダッシュボードを作成する。 https://www.youtube.com/watch?v=yo56gGH_o90
https://iret.media/79751 Grafanaの概要について以下参考資料があります。 https://iret.media/79887
4. Amazon Managed Grafanaでの可視化 16 ステップ② Grafanaダッシュボードでパネルを作成し、必要なパラメータを設定する。 「Data source」… 「CloudWatchを登録したデータセット名」
「Namespace」 … 「CloudWatchSynthetics」 「Metric name」 … 「表⽰したいメトリクス」 「Statistic」 … 「集計⽅法」
4. Amazon Managed Grafanaでの可視化 17 CloudWatchとAmazon Managed Grafanaの画⾯を⽐較してみた ↳ Grafanaの良い所︓パネルをカスタマイズして視覚的にわかりやすく表⽰できる。
5. まとめ 18
5. まとめ 19 ▶ Syntheticsモニタリングの監視⽅法を理解する。 特定のサービスURLに対し、 ユーザー操作(ログイン、商品購⼊、検索など)を シミュレーションしてエラーを監視する⽅法です。 ▶ CloudWatch
Syntheticsモニターを選定した理由を理解する。 Amazon Managed Grafanaとの⾼い互換性があり、 容易にデータ連携できるため選定しました。
動画URL 20 n 動画タイトル 第1回 雲勉LT⼤会 AWSをテーマに社内でLT⼤会をやってみた n 動画URL https://youtu.be/EVdUQx4jCkE
最後まで ご清聴頂きありがとうございました。 21