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LLM時代の社会人エンジニア教育に向けて~トップエスイープログラムでの経験から / Profe...

LLM時代の社会人エンジニア教育に向けて~トップエスイープログラムでの経験から / Professional Engineer Education in the LLM Era: Insights from the TopSE Program

2026年度 人工知能学会全国大会(第40回・JSAI 2026)での講演。
LLM/AIの潮流を受けたトップエスイープログラムの進展を紹介。
https://www.topse.jp/

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Transcript

  1. 2026/6/12 f-ishikawa@JSAI 2026 2 LLM/AI for SEは続々進展: 「任せ方と検証を設計する」へ 品質・統制が差別化要因 受入条件,

    V&V,テスト設計, 変更管理をガードレールにする SDLC横断の自動化 要求整理・設計補助・レビュー・テスト 生成まで,「点」から「線」へ 実行環境・ CI/CD と接続 Actions ・クラウド環境でビルド, テスト, lint を走らせながら進める Coding agent 化 PR作成・バグ修正・テスト作成を非同期 に委任,人はレビューとリスク判断へ [2][3] [1] Google Cloud DORA 2025 [2] GitHub Copilot coding agent 2025 [3] OpenAI Codex 2025 [4] NIST Verification / AI TEVV 2025 [2][3] [1][3] [1][4] エンジニア の役割は「 自身であるべき姿を定義しさらに達成する 」から 「 あるべき姿から 任せ方・安全網・ 検証を設計する 」 へ
  2. 2026/6/12 f-ishikawa@JSAI 2026 3 ◼産業界エンジニア向けソフトウェア工学教育プログラム: 年間コースが主体:講義 + 実践演習( ≒グループでの卒業制作) トップエスイープログラム

    先端ソフトウェアエンジニアリングの原則・技術と AIを適切に組み合わせて使いこなし, ビジネス・ 組織・社会への価値を産み出していく 20周年超え! ◼受講生51名 ◼講師61名超(産業界が多め) ◼講義44( 1講義は12h ) ◼実践演習15グループ 2026 年度20期生実績 2000 年代当初の主眼は 「アーキテクト」 「モデリング能力」
  3. 2026/6/12 f-ishikawa@JSAI 2026 5 ◼講師が抽象的なテーマを提示 → 受講生は希望を提出し参加 → 自分たちでテーマを解釈,具体化して取り組み 「実践演習」の概要・

    2025 年度のテーマ例 ◼ マイクロサービスによるシステム設計 ◼ 生成AIを用いた LC4RIの改善 ◼ テキストデータ分析実践 /生成AI活用実践 ◼ 機械学習システムを守るための対策の検討 ◼ AIのテスト・品質評価演習 ◼ 実践的仕様記述演習 ◼ 生成AIで支援するアジャイル開発の設計書作成 ◼ ソフトウェア開発への大規模言語モデル応用の探索 ◼ 大規模言語モデル( LLM)ベースの AIエージェント開発 ◼ 要求工学における生成 AIの活用検討 ◼ 10年先の危機感解消に向けたビジネスモデル /アイデア提言 ◼ 大規模言語モデル(LLM)を活用したアプリケーションの AI倫理要求分析 具体化の例: ( AI生成)コードが自動車業界など ドメイン固有の約束事を守れるか 検査する機構を構築・評価しよう! 具体化の例: 不確かな未来のステークホルダーや そのニーズ・リスクについて議論するため 小説を生成させ分析に活用しよう!
  4. 2026/6/12 f-ishikawa@JSAI 2026 6 ◼「実践演習」の元々のねらい・位置づけ: グループでの議論により知識・技術を定着 ◼ソフトウェア工学の知識・技術は,対象のシステムや プロジェクトごとにテーラリング・適応を行う実践力が必要 「 LLM/AI

    & SEに関する新たな未来の探究」色もかなり濃く ◼速く変化する世界・技術に対し,現場の縛りを気にせずに自由に探究 ◼現場でのゴール達成指向では置き去りがちな,しっかりした評価の実施や, そもそもどうあるべきかの議論 ◼… 「実践演習」における生成 AI
  5. 2026/6/12 f-ishikawa@JSAI 2026 7 ◼2025 年度はほとんどのグループが生成 AIを主題に ◼特に「 AI for

    SE」への取り組みが盛ん ◼講師提案テーマの時点で or 取り組みの結果論として ※ なお,生成 AIが主題でないとダメというわけではない → 自分たちの頭でのビジネスモデルの分析・議論など 「実践演習」:生成 AIをテーマとした取り組み AI for SE SE for AI 全体での割合 2023 1 4 24% 2024 4 6 62% 2025 9 3 92%
  6. 2026/6/12 f-ishikawa@JSAI 2026 9 ◼講師テーマ:形式仕様記述の実践的な活用方法論を追求 ◼大ざっぱには,プログラミング言語のようなイメージの 厳密な言語で仕様書や設計書の記述・自動検査を行う ◼以前の例年:数人で一つのケーススタディ,講義で学んでない手法を 試す場合には講師が1~2回みっちりレクチャーしないとなかなか …

    2025 年度: 5人それぞれが異なるケーススタディ実施・完結, 講義で学んでない手法利用も講師に頼らず完遂 生成AIで学び・探究がかなり加速した? ※ なお生成AIと技術特性が異なり補完する形式手法への興味も高まった? 学び・探究における生成 AIのインパクト例
  7. 2026/6/12 f-ishikawa@JSAI 2026 12 まとめと今後の展望:教育体系化の観点から ソフトウェア工学の 原則・技術 AI活用前提の 世界の素養・基盤へ 適合・進化

    破壊的・根幹的な パラダイムシフトも どう導出・体系化するか? 「プロダクトの送り出し方」 「 責任のとり方」 を維持し やや増分的アプローチ?