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Kotlinで始めるAndroid開発
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bvlion
May 20, 2016
Technology
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Kotlinで始めるAndroid開発
2016/5/20に弊社内で行われた技術交流会資料
bvlion
May 20, 2016
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Transcript
Kotlinで始めるAndroid開発
自己紹介 名前 ・岩井 大志(Iwai Satoshi) お仕事 ・SE@株式会社インタースペース ・JavaでWebの開発 個人の活動 ・Twitter
@ninjinx ・メモサイト https://bvlion-apps.appspot.com/
Kotlinって何だろう??
Kotlinとは Wikipedia では… 静的型付けのオブジェクト指向プログラミング言語 だそうです(^ω^;) JVM上でJava並みに早く動くらしいです♪(コンパイルも早いです!) Javaが互換性を保つためにできない機能を、GroovyやScalaの影響を受けつつ ジェットブレインズ社が開発、2011年7月20日にリリースされました(≧▽≦) そして今年、めでたくversion1がリリースされております!
どうしてKotlinなのか?
Kotlinのいいところ(Javaと比較した個人的見解) ・Androidでもラムダ式が使える(retlolambda不要) ・型推論が強力 ・NULL安全 ・関数型が使える ・名前付き引数や省略可能オプションが使える ・プロパティやインデクサも使える ・1つのファイルに複数のクラスが入れられる ・セミコロン不要
使ってみたら…
コードが減った…だと!!?
Kotlinのいいところ(Javaと比較した個人的見解) ・Androidでもラムダ式が使える(retlolambda不要) ・型推論が強力 ・NULL安全 ・関数型が使える ・名前付き引数や省略可能オプションが使える ・プロパティやインデクサも使える ・1つのファイルに複数のクラスが入れられる ・セミコロン不要
Kotlinのいいところ(Javaと比較した個人的見解) ・Androidでもラムダ式が使える(retlolambda不要) ・型推論が強力 ・NULL安全 ・関数型が使える ・名前付き引数や省略可能オプションが使える ・プロパティやインデクサも使える ・1つのファイルに複数のクラスが入れられる ・セミコロン不要
Kotlinのいいところ(Javaと比較した個人的見解) ・Androidでもラムダ式が使える(retlolambda不要) ・型推論が強力 ・NULL安全 ・関数型が使える ・名前付き引数や省略可能オプションが使える ・プロパティやインデクサも使える ・1つのファイルに複数のクラスが入れられる ・セミコロン不要
Kotlinのいいところ(Javaと比較した個人的見解) ・Androidでもラムダ式が使える(retlolambda不要) ・型推論が強力 ・NULL安全 ・関数型が使える ・名前付き引数や省略可能オプションが使える ・プロパティやインデクサも使える ・1つのファイルに複数のクラスが入れられる ・セミコロン不要
Kotlinのいいところ(Javaと比較した個人的見解) ・Androidでもラムダ式が使える(retlolambda不要) ・型推論が強力 ・NULL安全 ・関数型が使える ・名前付き引数や省略可能オプションが使える ・プロパティやインデクサも使える ・1つのファイルに複数のクラスが入れられる ・セミコロン不要
例えば、AndroidのボタンをJavaで書くと… Button button = (Button) findViewById(R.id.button); button.setOnClickListener(new OnClickListener() { @Override
public void onClick(final View view) { // 処理 TODO } }); 7行…
Kotlinはラムダ式が使えるので… val button = findViewById(R.id.button) button.setOnClickListener { view -> //
処理 TODO } 4行!!
NULL安全 Kotlinでは明示的に書かないとNullを代入できない var hoge = “hogehoge” hoge = null //
NG nullを入れたい場合は「?」をつけると可能 var hoge : String? = “hogehoge” hoge = null // OK
NULL安全の利点 ・メソッドの引数など意識的にfinalにする必要がない ・チェックが不要になる 変数がnullかも… inputStream?.close() // NPEは発生せず、処理が進む if (inputStream !=
null) { 変数nullじゃないから( `・ω・´) inputStream!!.close() // NPE発生する assert inputStream != null
関数型が使える 関数型は人によって定義が違いそうですが… fun next(n : Int) = n + 1
⇧ public int next (int n) { return n + 1; } こんな単一式関数を書くことも可能
1ファイルに複数クラスが書ける! Kotlinは「.kt」というファイルを使いますが あくまでもこれはKotlinファイルであって クラスファイルではない
こんなことができる MyDialog.kt class MyDialog() : DialogFragment() , LoaderCallbacks<String> { //
overrideして表示する処理 } class ResponseLoader(context: Context) : AsyncTaskLoader<String>(context) { // 通信処理 }
具体的な書き方など 継承 class A() : B(), C { .... メソッド
fun hoge(引数: 型, 引数: 型) : 戻り値 {... とかありますが https://sites.google.com/site/tarokotlin/ を見ればOKです(^ω^;)
と、ここまで紹介して何ですが… よく分からない状態になってしまったらJavaとも混在可能なので Javaで書いて動けば自分はOKだと思ってます(笑) いきなり全てをやらなくていい… 分かるところからKotlinを使っていく… これもある意味利点です!
まとめ ・Kotlinを使うとコード量がグッと減る ・C#やSwiftと似た部分もあるので、Javaやってる人は違う言語に手を出す架け橋にもなる ・もちろんWebサービスにも流用可能 ・分かんなくなっちゃったらJavaで書いちゃえばいい ムリはしない…でもガンバりはする…
ご清聴ありがとうございました!!