Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Kotlinで始めるAndroid開発
Search
bvlion
May 20, 2016
Technology
0
150
Kotlinで始めるAndroid開発
2016/5/20に弊社内で行われた技術交流会資料
bvlion
May 20, 2016
Tweet
Share
More Decks by bvlion
See All by bvlion
Java8のStreamとLambdaの関係
iwaisatoshi
0
130
View周りで後悔しない実装
iwaisatoshi
0
240
それは本当にRailsでないとダメですか?
iwaisatoshi
0
310
Kotlinでテストコードを書く
iwaisatoshi
1
680
Other Decks in Technology
See All in Technology
I could be Wrong!! - Learning from Agile Experts
kawaguti
PRO
8
2.6k
ソフトウェア開発における「パーフェクトな意思決定」/Perfect Decision-Making in Software Development
yayoi_dd
2
2.7k
大規模言語モデルとそのソフトウェア開発に向けた応用 (2024年版)
kazato
2
450
【令和最新版】ロボットシミュレータ Genesis x ROS 2で始める快適AIロボット開発
hakuturu583
2
1.4k
Zero Data Loss Autonomous Recovery Service サービス概要
oracle4engineer
PRO
1
5k
20241125 - AI 繪圖實戰魔法工作坊 @ 實踐大學
dpys
1
440
サーバーなしでWordPress運用、できますよ。
sogaoh
PRO
0
170
機械学習を「社会実装」するということ 2025年版 / Social Implementation of Machine Learning 2025 Version
moepy_stats
3
190
スケールし続ける事業とサービスを支える組織とアーキテクチャの生き残り戦略 / The survival strategy for Money Forward’s engineering.
moneyforward
0
240
PHP ユーザのための OpenTelemetry 入門 / phpcon2024-opentelemetry
shin1x1
3
1.6k
Evolving Architecture
rainerhahnekamp
3
220
TypeScript開発にモジュラーモノリスを持ち込む
sansantech
PRO
3
870
Featured
See All Featured
Bash Introduction
62gerente
609
210k
For a Future-Friendly Web
brad_frost
176
9.5k
Building Adaptive Systems
keathley
38
2.3k
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
96
5.3k
Designing Dashboards & Data Visualisations in Web Apps
destraynor
230
52k
jQuery: Nuts, Bolts and Bling
dougneiner
62
7.6k
Templates, Plugins, & Blocks: Oh My! Creating the theme that thinks of everything
marktimemedia
28
2.2k
Writing Fast Ruby
sferik
628
61k
Speed Design
sergeychernyshev
25
720
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
54
9.1k
Visualization
eitanlees
146
15k
The Cult of Friendly URLs
andyhume
78
6.1k
Transcript
Kotlinで始めるAndroid開発
自己紹介 名前 ・岩井 大志(Iwai Satoshi) お仕事 ・SE@株式会社インタースペース ・JavaでWebの開発 個人の活動 ・Twitter
@ninjinx ・メモサイト https://bvlion-apps.appspot.com/
Kotlinって何だろう??
Kotlinとは Wikipedia では… 静的型付けのオブジェクト指向プログラミング言語 だそうです(^ω^;) JVM上でJava並みに早く動くらしいです♪(コンパイルも早いです!) Javaが互換性を保つためにできない機能を、GroovyやScalaの影響を受けつつ ジェットブレインズ社が開発、2011年7月20日にリリースされました(≧▽≦) そして今年、めでたくversion1がリリースされております!
どうしてKotlinなのか?
Kotlinのいいところ(Javaと比較した個人的見解) ・Androidでもラムダ式が使える(retlolambda不要) ・型推論が強力 ・NULL安全 ・関数型が使える ・名前付き引数や省略可能オプションが使える ・プロパティやインデクサも使える ・1つのファイルに複数のクラスが入れられる ・セミコロン不要
使ってみたら…
コードが減った…だと!!?
Kotlinのいいところ(Javaと比較した個人的見解) ・Androidでもラムダ式が使える(retlolambda不要) ・型推論が強力 ・NULL安全 ・関数型が使える ・名前付き引数や省略可能オプションが使える ・プロパティやインデクサも使える ・1つのファイルに複数のクラスが入れられる ・セミコロン不要
Kotlinのいいところ(Javaと比較した個人的見解) ・Androidでもラムダ式が使える(retlolambda不要) ・型推論が強力 ・NULL安全 ・関数型が使える ・名前付き引数や省略可能オプションが使える ・プロパティやインデクサも使える ・1つのファイルに複数のクラスが入れられる ・セミコロン不要
Kotlinのいいところ(Javaと比較した個人的見解) ・Androidでもラムダ式が使える(retlolambda不要) ・型推論が強力 ・NULL安全 ・関数型が使える ・名前付き引数や省略可能オプションが使える ・プロパティやインデクサも使える ・1つのファイルに複数のクラスが入れられる ・セミコロン不要
Kotlinのいいところ(Javaと比較した個人的見解) ・Androidでもラムダ式が使える(retlolambda不要) ・型推論が強力 ・NULL安全 ・関数型が使える ・名前付き引数や省略可能オプションが使える ・プロパティやインデクサも使える ・1つのファイルに複数のクラスが入れられる ・セミコロン不要
Kotlinのいいところ(Javaと比較した個人的見解) ・Androidでもラムダ式が使える(retlolambda不要) ・型推論が強力 ・NULL安全 ・関数型が使える ・名前付き引数や省略可能オプションが使える ・プロパティやインデクサも使える ・1つのファイルに複数のクラスが入れられる ・セミコロン不要
例えば、AndroidのボタンをJavaで書くと… Button button = (Button) findViewById(R.id.button); button.setOnClickListener(new OnClickListener() { @Override
public void onClick(final View view) { // 処理 TODO } }); 7行…
Kotlinはラムダ式が使えるので… val button = findViewById(R.id.button) button.setOnClickListener { view -> //
処理 TODO } 4行!!
NULL安全 Kotlinでは明示的に書かないとNullを代入できない var hoge = “hogehoge” hoge = null //
NG nullを入れたい場合は「?」をつけると可能 var hoge : String? = “hogehoge” hoge = null // OK
NULL安全の利点 ・メソッドの引数など意識的にfinalにする必要がない ・チェックが不要になる 変数がnullかも… inputStream?.close() // NPEは発生せず、処理が進む if (inputStream !=
null) { 変数nullじゃないから( `・ω・´) inputStream!!.close() // NPE発生する assert inputStream != null
関数型が使える 関数型は人によって定義が違いそうですが… fun next(n : Int) = n + 1
⇧ public int next (int n) { return n + 1; } こんな単一式関数を書くことも可能
1ファイルに複数クラスが書ける! Kotlinは「.kt」というファイルを使いますが あくまでもこれはKotlinファイルであって クラスファイルではない
こんなことができる MyDialog.kt class MyDialog() : DialogFragment() , LoaderCallbacks<String> { //
overrideして表示する処理 } class ResponseLoader(context: Context) : AsyncTaskLoader<String>(context) { // 通信処理 }
具体的な書き方など 継承 class A() : B(), C { .... メソッド
fun hoge(引数: 型, 引数: 型) : 戻り値 {... とかありますが https://sites.google.com/site/tarokotlin/ を見ればOKです(^ω^;)
と、ここまで紹介して何ですが… よく分からない状態になってしまったらJavaとも混在可能なので Javaで書いて動けば自分はOKだと思ってます(笑) いきなり全てをやらなくていい… 分かるところからKotlinを使っていく… これもある意味利点です!
まとめ ・Kotlinを使うとコード量がグッと減る ・C#やSwiftと似た部分もあるので、Javaやってる人は違う言語に手を出す架け橋にもなる ・もちろんWebサービスにも流用可能 ・分かんなくなっちゃったらJavaで書いちゃえばいい ムリはしない…でもガンバりはする…
ご清聴ありがとうございました!!