Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Lidarであそぼ
Search
K1mu21
March 12, 2024
Programming
0
64
Lidarであそぼ
めぐろLT#10の資料です
K1mu21
March 12, 2024
Tweet
Share
More Decks by K1mu21
See All by K1mu21
dependabotを導入して失敗した話
k1mu21
0
120
Rust勉強会1回目の資料
k1mu21
0
52
ギャレトレ勉強会
k1mu21
0
43
リプレイスでやったこと
k1mu21
1
60
Cloudflareいいぞ
k1mu21
1
120
静的解析ツールを導入した話
k1mu21
1
210
WebGLを触ってみよう
k1mu21
1
49
GoのAirを使ってみた話
k1mu21
0
120
学生から社会人1年目を通して
k1mu21
2
240
Other Decks in Programming
See All in Programming
予防に勝る防御なし(2025年版) - 堅牢なコードを導く様々な設計のヒント / Growing Reliable Code PHP Conference Fukuoka 2025
twada
PRO
39
13k
AI駆動開発ライフサイクル(AI-DLC)のホワイトペーパーを解説
swxhariu5
0
1.3k
乱雑なコードの整理から学ぶ設計の初歩
masuda220
PRO
32
14k
手軽に積ん読を増やすには?/読みたい本と付き合うには?
o0h
PRO
1
110
「10分以内に機能を消せる状態」 の実現のためにやっていること
togishima
1
530
connect-python: convenient protobuf RPC for Python
anuraaga
0
190
Java_プロセスのメモリ監視の落とし穴_NMT_で見抜けない_glibc_キャッシュ問題_.pdf
ntt_dsol_java
0
230
「正規表現をつくる」をつくる / make "make regex"
makenowjust
1
730
スタートアップを支える技術戦略と組織づくり
pospome
8
11k
Developing Specifications - Jakarta EE: a Real World Example
ivargrimstad
0
180
AIと協働し、イベントソーシングとアクターモデルで作る後悔しないアーキテクチャ Regret-Free Architecture with AI, Event Sourcing, and Actors
tomohisa
2
8k
モビリティSaaSにおけるデータ利活用の発展
nealle
0
580
Featured
See All Featured
KATA
mclloyd
PRO
32
15k
For a Future-Friendly Web
brad_frost
180
10k
Leading Effective Engineering Teams in the AI Era
addyosmani
8
1.1k
RailsConf 2023
tenderlove
30
1.3k
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
307
110k
"I'm Feeling Lucky" - Building Great Search Experiences for Today's Users (#IAC19)
danielanewman
231
22k
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
340
57k
How to Ace a Technical Interview
jacobian
280
24k
Designing for Performance
lara
610
69k
Understanding Cognitive Biases in Performance Measurement
bluesmoon
31
2.7k
Let's Do A Bunch of Simple Stuff to Make Websites Faster
chriscoyier
508
140k
Writing Fast Ruby
sferik
630
62k
Transcript
LiDARであそぼ
• 木村 宗吾 (k1mu) • 所属 ◦ 株式会社ラクーンホールディングス 技術 戦略部
• 領域 ◦ バックエンド(+フロントエンド) • 言語 ◦ 業務 ▪ Java PHP ◦ 業務外 ▪ Go C(++) • X ◦ @detunote
3Dモデルの生成
3Dモデルを生成するには? • BrendarやMayaで1からモデルを生成する ◦ オブジェクトに関する知識が必要になったりするので意外と手間
LiDARについて
LiDARって知っていますか? • LiDARとは ◦ LiDARは「Light Detection And Ranging」の略。 ◦ レーザー光を照射して、その反射光の情報をもとに対象物までの距離や対象物の形
などを計測する技術 • LiDARの利用場面 ◦ 飛行機に搭載して空から測量して地形図を作成 ◦ 宇宙分野で利用されているらしい
実は... • このLiDARは身近な所にも隠れてい る。 ◦ iPhone12 Pro以上のデバイスに搭載されて いる ◦ M1以降のiPad
Proにも搭載されている ◦ ちゃんと調べてないけどAndroidにも搭載し てる機種があるらしい...
LiDARを使って3Dモデルを作成
LiDARでモデルをスキャンするには • 今回はScanivaceという既存のアプリを利用してモデルを作りました
生成した3Dモデル • 荒い部分があるがかなり精 巧に再現されている • 机上のケーブルなど細か いものも生成されている
モデルをARに利用 • RealityKitを利用してARモ デルを表示するコード model-viewer
モデルをARに利用 • ARで生成したモデルを表 示した • RealityKitが平面を検知し て表示している
モデルをWebに利用 • model-viewerというJSラ イブラリを使用 https://modelviewer.dev • WebGLやWebXRを使用 し、高速で滑らかな3D表 示が可能
モデルをWebに利用 • WebGLを利用して作成した 3Dモデルを表示した
まとめ
まとめ • 身近にあるデバイスで3Dモデルを生成することができる ◦ Brendarなどでモデルを一から作ることに比べると粗い ◦ スマホ1つでモデルを作れるのが強み ▪ 実はLiDARがついていないiPhoneでもScanivaceを使えば生成できちゃう •
3DモデルはARだけではなくWeb上でも利用できる ◦ Webページ上で表示するには3Dモデルはサイズが大きいのでパフォーマンスがかなり落 ちる ◦ 落ちるが、全体像を見れるので UXの向上も狙えると思う
皆さんも遊んでみてください!
告知
モデルを生成 • 赤い部分はスキャンができ ていないため、無くしていく ことでモデルの生成の精度 が上がる