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HCDフォーラム2024 「HCDとHAI ~人間とAIが共存する世界の実現~」
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Shigeyuki Kameda
December 01, 2024
Design
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HCDフォーラム2024 「HCDとHAI ~人間とAIが共存する世界の実現~」
HCDだけでなく、HAI(Human Agent Interaction)の考え方を取り入れることで、人間の生活はさらに豊かになるのでは?というテーマで登壇した資料です。
Shigeyuki Kameda
December 01, 2024
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Transcript
HCDとHAI 人 間 と A I が 共 存 す
る 世 界 の 実 現
自己紹介 2007年ディップ株式会社に新卒入社、約10年0→1のサービス 立ち上げに従事 バイトルの新規サービス企画や人工知能専門ニュースメディア 「AINOW」などを立ち上げた後に、社内DXのプロダクト責任 者を担当。自社のSFA/CRM「レコリン」は約2,000人の営業が 毎日利用するプロダクトに仕上げ、社内外で表彰をされた。 現在は横断プロジェクトを複数持ち、バイトルのPdMとして従 事している。 ディップ株式会社
プロダクトマネージャー HCD−NET認定 人間中心設計専門家 日本大学 文理学部 情報科学科 大澤研究室 研究員 株式会社グッドパッチ Goodpatch Anywhere
本日話す内容 HAIとは? 「人間」と「エージェント」との「 インタラクション」に関する研究領 域のこと。 人間がエージェントと関 わるときのやり取り・体験を最適化 するための研究内容 HAI Human
Agent Interaction HCD ✕ HAI AIエージェントが組み込まれた サービスの体験設計はHCDの考え方 だけでは不十分 HAIの考え方も取り入れていきたい
HAIとは?
HAIは身近で実現している
HAIとは? 参照:https://www.sankei.com/resizer/oGTZkHWQu00HlHcCQ5x%E2%80%A6lishing.com/sankei/T5RRHGU5PVEXPE7FYDVC45SOMY.jpg
HAIとは? 参照https://www.sankei.com/resizer/oGTZkHWQu00HlHcCQ5x%E2%80%A6lishing.com/sankei/T5RRHGU5PVEXPE7FYDVC45SOMY.jpg
HAIとは?
HAIとは?
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目覚まし時計の見方を変えると...
時計の中のバネが物理法則で 動いてベルを鳴らす 7時間になると ベルがなると予測できる 7時になると 母親が起こしてくれるだろう 物理スタンス 設計スタンス 意図スタンス 7時にアラームをセットした時
3つのスタンス理論で行動の予測を説明 ダニエル・デネット 意図的スタンスは、人間社会におけるコミュニケーションや協力におい て重要な役割を果たしています。他者の行動を理解し予測するための考 え方です。 私たちは、意図的スタンスを用いることで、 相手の行動を予測し、適切な対応をとることができます。 相手の気持ちを理解し、共感することができます。 相手と協力し、共通の目標を達成することができます。
None
モノやロボットに“こころ“が宿り 共に生活する世界を目指す研究
世の中にあるモノやサービスは 捉え方で価値が変わる
“こころ”を理解することで歩み寄り 技術障壁が下がる
None
人の行動がAIを通して変化する ビジネスやマーケティングで 利用することができる モノにこころを宿すことができると
AIをサービスに組み込む際の HCDとHAIの
AIだけが発展すると 起こる課題 期待値を下回ってしまう AIエージェントと聞くと、とても便利な コンシェルジュを想像してしまう 01 開発コストが必要 学習環境や開発コストの費用が増える 02 便利な道具を抜け出せない
AIと共存することで新しい価値を生む 機会が作れない 03
人間の期待値に答えるには AIの振る舞いや精度が重要に
これはハードルが高くなる一方なので
AI時代のサービスには AIを意識しない体験作りが必要になってくる
高い精度を求めなくても人に寄り添い 生活を便利にする方法もある
弱いAIとコミュニケーションする ことで親しみや愛着を感じる
AIエージェントやロボットを意識させるならば HAIの考え方も大事
AIを意識させる AIを意識させない AIを考慮したサービスデザインのポイント 人が愛着を持つような体験 例)擬人化エージェント 自動処理のような機能体験 例)SaaS、Webサービス ※全てではない、チャットボットは会話感を出すので難しいところ....
HAIをどのようにサービスデザインで活用するか?
人間の行動が変わる仕組み
人間の行動が変わる仕組み
人の捉え方で行動は変えられる AIとの向き合い方でサービスも大きく変わる
HAIを取り入れた未来
モノの擬人化でビジネスが拡張していく ショッピングモール 家 飲食店 動くハンガーが商品の注目度をUP この時期のオススメやあなたに似合う 商品を提案してくれる ソファーが健康状態をチェック どこでどんなことをしたのか把握し リラックス方法を提案してくれる
子ども連れの家族ならば 配膳時に子ども食事セットの提案 食べ物の好みを把握
デバイス間をAIエージェントが乗り移りサポートしてくれる ITACOによるプラットフォーム化
パーソナルデータの 所有者は? どのサービスの誰のものになるの? 許諾はどこで取るの? 店舗の情報流用されてし まうのでは? 趣味嗜好の情報は店舗だけの情報で はなくなってしまう... 倫理の問題
人とAI、両方にやさしいサービス作り HCD ✕ HAI
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Thank You!