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Azure書籍にFinOpsの章をねじ込んだ話
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Makoto Katsuragawa
March 04, 2026
Technology
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Azure書籍にFinOpsの章をねじ込んだ話
2026/02/27開催 Japan FinOps Community Gathering#1でのプレゼンです
Makoto Katsuragawa
March 04, 2026
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Transcript
Azure技術書に FinOpsの章を ねじ込んだ話
かつらがわ まこと 自己紹介 所属:パーソルクロステクノロジー株式会社 資格:FinOps certified practitioner 中小企業診断士 やってること: Azureコストソリューションの企画・運用
(副業で)静岡の自治体・商工会と連携した 地域事業者向け経営支援、セミナー展開
本日のテーマ 技術難度とFinOps
はじまり 出版社様と縁があり Azure技術書を執筆することに テーマは いろいろ話し合った結果 「初心者がAzureを習得し ビジネスに活用できる本」 となった Azure技術書 書かない?
最高です
ねじこみ Azureをビジネスに活用 =FinOpsは外せない と息巻いて FinOpsの価値を説いたが 編集者は割と後ろ向き 編集者は 「より技術的なもの」 「より専門的なもの」 を求めていた
それ売れんの? FinOpsってのが あってさぁ
なぜ調整が難航したか? 編集者の目的 ・書籍を売ること ・編集部内でカッコイイとされる高度な技術の本を作ること
編集者の目的 ・書籍を売ること ・編集部内でカッコイイとされる高度な技術の本を作ること 桂川の目的 ・初心者がAzureを習得しビジネスに活用できること なぜ調整が難航したか?
編集者の目的 ・書籍を売ること ・編集部内でカッコイイとされる高度な技術の本を作ること 桂川の目的 ・初心者がAzureを習得しビジネスに活用できること なぜ調整が難航したか? →目的にうっすらズレがあった
ねじこみ② FinOpsも技術的であること 今のトレンドであること →主に”売れる情報“ ということをアピール FinOpsが編集者の目的にも 沿っていることを合意 結果、一つの章として 含めることが無事決定 めっちゃグイグイ来る
なコイツ 絶対入れた方が いいって
これって… FinOps現場で鬼よくあること ・技術的な難易度の高さ ・高い専門性 こそが“良い”という考え方 その“良い”は何を目的としたときの“良い”?
“良い”は目的によって変わる 目的が ・スキルの習得 ・高難度の要件 ・技術力の訴求 であれば 高度な技術は“良い”
目的が ・スキルの習得 ・高難度の要件 ・技術力の訴求 であれば 高度な技術は“良い” 目的が ・ビジネス価値の最大化 ・利益の創出 ・支出の抑制
であれば 高度な技術は“良い” ものじゃないかもしれない “良い”は目的によって変わる
高い技術力ももちろん大事 エンジニアとしてのプライドも大事 ただビジネスにおいては 高度な技術が最優先でないこともある 技術に囚われてはいけない 自然主義で一時代を築いた画家レンブラントは 絵画のトレンドが古典主義に移っていく中で、 時代に流されず自身の主義を貫いたが、 それによって不遇の対応を受けることもあった 技術力にこだわるエンジニアにも共通点がある…か?
そしてその視点がFinOpsでは超重要
ご清聴ありがとうございました