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【Jr.Champions勉強会】BLEAで始めるAWS環境構築

Kazushi
November 05, 2024

 【Jr.Champions勉強会】BLEAで始めるAWS環境構築

Kazushi

November 05, 2024
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  1. 4 ©AR Advanced Technology All Right Reserved. AWS環境構築の課題 GuardDuty有効化・・・ CloudTrail証跡・・・

    SecurityHub有効化・・・ ログインユーザ設定・・・ セキュリティイベントの 通知設定・・・ ログの集約・・・
  2. 5 ©AR Advanced Technology All Right Reserved. AWS環境構築の課題 GuardDuty有効化・・・ rootユーザMFA登録・・・

    SecurityHub有効化・・・ ログインユーザ設定・・・ セキュリティイベントの 通知設定・・・ ログの集約・・・ やること多すぎ しかも標準化できてない
  3. 6 ©AR Advanced Technology All Right Reserved. 課題に対するAWSパートナーの動向 クラスメソッド株式会社 セキュアアカウントサービス

    請求代行サービスとセットのプランを提示 TIS株式会社 セキュリティプリセット 各種セキュリティベンチマーク準拠率を担保
  4. 8 ©AR Advanced Technology All Right Reserved. BLEA(Baseline Environment on

    AWS)とは BLEAとは? Baseline Environment on AWS (BLEA) は 単独の AWS アカウント、 または AWS Control Tower で管理されたマルチアカウント環境で、 セキュアなベースラインを確立するための リファレンス AWS CDK テンプレート群 典型的なシステムアーキテクチャを実現するエンドツーエンドの AWS CDK サンプルコードを提供 目的 •迅速な環境構築:AWSでの基盤を素早く構築 •セキュリティの標準化:セキュリティ要件を標準化してリスクを軽減 •AWSアーキテクチャの教育:AWSのベストプラクティスなアーキを知れる •CDKの習得:カスタマイズしやすいコードによって、CDKを習得
  5. 14 ©AR Advanced Technology All Right Reserved. 実装方法 Githubから ソースコード取得

    AWS CDKにて cdk deploy を実行 AWS Cloud 完成! 要件によって コードを変更
  6. 16 ©AR Advanced Technology All Right Reserved. Well-Architected レビューの結果(セキュリティの柱:サマリ) 全件数

    63 対象外件数 47 準拠件数 10 非準拠件数 6 BLEA実装において62.5%の準拠を達成可能 ※EC2,RDS等のシステム構築をしていない、運用方法を確立していないため対象外多め
  7. 17 ©AR Advanced Technology All Right Reserved. Well-Architected レビューの結果(セキュリティの柱:準拠抜粋) SEC04-

    BP01 サービスとアプリケーションの ログ記録を設定する 準拠 SEC04- BP02 標準化された場所でログ、検出結果、メ トリクスをキャプチャする 準拠 SEC04- BP03 セキュリティアラートの関連付けと強化 準拠 SEC04- BP04 非準拠リソースの修正を開始する 準拠 SEC04(検出)においてはすべて準拠できている
  8. 18 ©AR Advanced Technology All Right Reserved. Well-Architected レビューの結果(セキュリティの柱:準拠抜粋) SEC02-

    BP01 強力なサインインメカニズムを使用する 非準拠 SEC02- BP04 一元化された ID プロバイダーに依存する 非準拠 SEC01- BP02 安全なアカウントの ルートユーザーとプロパティ 非準拠 SEC01- BP03 コントロール目標の特定と検証 非準拠 MFA登録やSAMLによる共通基盤からの認証など 別途対応が必要なものもあり
  9. 19 ©AR Advanced Technology All Right Reserved. Well-Architected レビューの結果(セキュリティの柱:準拠抜粋) SEC02-

    BP01 強力なサインインメカニズムを使用する 非準拠 SEC02- BP04 一元化された ID プロバイダーに依存する 非準拠 SEC01- BP02 安全なアカウントの ルートユーザーとプロパティ 非準拠 SEC01- BP03 コントロール目標の特定と検証 非準拠 MFA登録やSAMLによる共通基盤からの認証など 別途対応が必要なものもあり あくまでセキュリティベースライン 案件特性に応じて変更を加える
  10. 21 ©AR Advanced Technology All Right Reserved. まとめ AWS環境構築時はやらなきゃいけないことがたくさん •

    ログイン権限定義、CloudTrail証跡、GuardDutyなど・・・ BLEA(Baseline Environment on AWS) • 単独・マルチアカウント両方に対応したAWSCDKのテンプレート群 • AWSアーキテクチャやCDKの勉強にも使える あくまでベースライン • WAレビュー結果は、一部の要素は準拠できている • 案件特性に応じて変更すること