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Lv1,2の開発生産性を経営と繋ぐ

Kenichi Takahashi
March 21, 2024
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 Lv1,2の開発生産性を経営と繋ぐ

「より早く、より楽しく。組織が協働するための開発生産性」 #開発生産性_findy での発表資料です。

Kenichi Takahashi

March 21, 2024
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Transcript

  1. 2 ⾃⼰紹介 技術責任者 兼 EC事業部 事業部CTO 髙橋 健⼀ Takahashi Kenichi

    @kenchan https://kenchankunsan.com • Rubyとアジャイルなソフトウェア開発が好きなソ フトウェアエンジニア。 • 仕事では、全社の技術責任者としてエンジニア組 織作りと、カラーミーショップを運営するEC事業 部の事業部CTOとして部⾨の意思決定に従事。 • 最近は「ほぼ⽇刊くんさん」という声⽇記を収録 するのが⽇課となっている。 ◦ https://listen.style/p/nearly-daily-kunsan
  2. GMOペパボの開発組織 • 共通の企業⽂化で意思決定コストを下げ、部⾨単位の経営でスピードを上げる • 「企業⽂化」が拠り所となり意思決定コストが下がる • ex: それは「⼈類のアウトプットを増やす」ものか? • 事業の性質や規模が異なるなら意思決定のロジックも独⽴させるべき

    • 特定の専⾨領域で共通化すべきところを横断部⾨が担うことでレバレッジを効かせる • インターネットサービスには技術をバックグラウンドを持つ経営幹部が必要である • 「CTOとは、その会社が現在の成⻑段階で必要としている戦略的技術系幹部」 “エンジニアのためのマネジメントキャリアパス”より 開発組織の構造も⽣産性を向上させるため 8
  3. ⽣産性向上への組織的な取り組み • ⽣産性を測る絶対的な評価基準はあるか? • 「利益率」や何らかの「KPI」が⽣産性を測る指標になりうる • ⼀⽅で、⾼低を判断する場合は何らかとの⽐較 • 他のチームと⽐較して •

    過去の⾃分たちと⽐較して • 競合サービス‧他社と⽐較して • Four Keysを代表する開発⽣産性指標は過去の⾃分たちとの⽐較において最も有効 ⽣産性は絶対値か相対値か 13
  4. ⽣産性向上への組織的な取り組み - レベル1⽣産性 • 開発チームを中⼼としたときの⽣産性は「開発コスト : 成果」 • ⽣産性を向上させるためには •

    開発コストを下げる = レベル1⽣産性を上げる • 成果を上げる ≒ レベル2⽣産性を上げる + α 開発チームの⽣産性を紐解く 16 チームの ⽣産性 開発コスト 成果 ⼈数 開発期間 売上‧利益‧KPI 組織の成⻑ = =
  5. ⽣産性向上への組織的な取り組み - レベル1⽣産性 • 開発速度が速い #とは(LayerX社内資料)での整理 • 開発速度が速い = 顧客への価値提供(アウトカム)が速い

    = レベル2,3⽣産性が⾼い • 機能開発速度が速い = 機能の開発(アウトプット)が速い = レベル1⽣産性が⾼い • 「開発速度が速い」組織は「機能開発速度も速い」のではないか? • むしろ、機能開発速度の速さが、開発速度の速さを⽀えている • 「決める速さ」×「決まったものを作る速さ」 機能開発速度(Lv1⽣産性)を上げる 17
  6. ⽣産性向上への組織的な取り組み - レベル2⽣産性 • 事業の全体を⼤局的に⾒晴らすことができる事業計画 • ⽬標数字 • ビジョン‧ミッション •

    市場 (TAM‧SAM‧SOM) • 短期的な重点領域 • etc • 期待付加価値(レベル2⽣産性)が⾼い = 事業計画の実現への貢献度が⾼い • 会社の経営メンバーと部⾨の責任者にて毎⽉レビューを実施 事業の未来を描く「ビッグピクチャー」 19