エンジニアの「キャリア的ランチェスター戦略」

エンジニアとしてのキャリア不安の解消の戦略として提示している
「エンジニアのキャリア的ランチェスター戦略」の紹介スライドです。

ランチェスターの戦略の弱者の法則：
局地戦と接近戦: 自分の得意な領域に集中し、競合ではなく顧客にフォーカスする。

具体的な成果の提示で市場価値を示す：
経験年数よりも、「成果の再現性」が評価されます。たとえば、具体的なサービスやプロジェクトでの成果を示す。

そのための3つの戦略：
１．小さなプロジェクトから始める: 徐々に規模を大きくする。
２．狭い領域を広げる: 最初は一部を担当し、次第に全体に関与してスキルを広げる。
３．小さな成功を積み重ねる: 小さなプロジェクトから大きなものへとステップアップする。

Transcript

1. エンジニアのための キャリア的ランチェスター戦略 株式会社いえらぶGROUP 和田健太郎
2. 自己紹介 • 和田健太郎（わだけん） • いえらぶGROUP　執行役員 https://www.ielove-group.jp/ • • エンジニア10年目 • 去年娘が誕生 • 趣味SNS ◦ X：雑多 ◦ Tiktok：らくがき ◦ note：マネジメントの備忘 ヒント 「わださんのここの予定 空いてるからランチ誘っ てみな！」とアドバイス するだけのメッセージグ ループがあるとかないと か。
3. 自己紹介 • 和田健太郎（わだけん） • いえらぶGROUP　執行役員 https://www.ielove-group.jp/ • エンジニア10年目 • 去年娘が誕生 • 趣味SNS ◦ X：雑多 ◦ Tiktok：らくがき ◦ note：マネジメントの備忘 ヒント 「わださんのここの予定 空いてるからランチ誘っ てみな！」とアドバイス するだけのメッセージグ ループがあるとかないと か。
4. 本日のテーマ エンジニアのための キャリア的ランチェスター戦略 ヒント 弊社内の教育内容全体 を指しているものではあ りません。
5. 前提
6. 「キャリア」不安じゃないですか？ • マネジメントって大変そう • 自分はいうほどギークでもない気がする（開発は楽しいけどね） • たまにくる深夜作業とかきつい仕事は、若いうちしか無理 →　30代くらいには、バリくそやんなくても稼げるようになりたい →　でもそのために、目指すべきものとは？
7. そんな方へのアンサーのつもりです ※自社開発エンジニア版
8. 「ランチェスター戦略」とは？ 弱者（＝新人・駆け出し） の５大戦略 ①局地戦　　　：領域を限定 して戦う ②接近戦　　　：敵ではなく顧客に集中する ③一騎討ち戦　：競合の少ない領域 を狙う ④一点集中主義：資源を1点に集中 させる ⑤陽動戦　　　：敵をかく乱させる →　この辺の話を参考にしています。
9. ゴール：「市場からの評価」 を得る
10. 「市場からの評価」＝「成果の 再現 性」
11. 「市場からの評価」＝「成果の 再現 性」 ×：PHP歴10年です ×：〇〇でマネージャーを3年やっていました
12. 「市場からの評価」＝「成果の 再現 性」 ×：PHP歴10年です ×：〇〇でマネージャーを3年やっていました ◎：ユーザー数1万人のサービスをつくりました ◎：1億円の予算を使って10か月で納品しました
13. 「市場からの評価」＝「成果の 再現 性」 「私これをやりました」
14. 「市場からの評価」＝「成果の 再現 性」 「私これをやりました」 →　「だからで こっちもできます 」
15. 「市場からの評価」＝「成果の 再現 性」 「私これをやりました」 →　「だからで こっちもできます 」 →　「仕事ください（ お高いけど ）」
16. そのための 「キャリア的ランチェスター戦略」 →　狭い領域から 認めてもらって →　幅を広げていく 戦略
17. 「キャリア的ランチェスター戦略」 戦略①：小さいサービスから始めて大きくする 戦略②：狭い領域を触りながら塗りつぶす 戦略③：わらしべ長者を狙う ヒント 和田は会議での発言が 苦手なのでノートにメ モが必須です。
18. 戦略①： 小さいサービスから 始めて大きくする
19. 例）「ベータ版よろしく」の成長 ①利用者数0社。やりたい 放題。 ②利用者数100社。チーム で開発する。 ③利用者数1000社 。大規 模設計が必要になる。
20. 例）「ベータ版よろしく」の成長 ①利用者数0社。やりたい 放題。 ②利用者数100社。チーム で開発する。 ③利用者数1000社 。大規 模設計が必要になる。 課題解決 サイクル マネジメント 開発効率 インフラ 設計思想
21. 戦略②： 狭い領域を触りながら 塗りつぶす ヒント 私の同期は寝坊しすぎ て目覚まし時計を１０ 個持ってました。
22. 例）「ここ、機能追加で」の成長 ①1か所触った。知らない ことだらけ。 ②1画面触った。ここの質 問なら任せて。 ③サービス全部 触った。 なんでもこい。
23. 例）「ここ、機能追加で」の成長 ①1か所触った。知らない ことだらけ。 ②1画面触った。ここの質 問なら任せて。 ③サービス全部 触った。 なんでもこい。 詳細設計 UI設計 要件定義 UX設計 設計思想
24. 戦略③： わらしべ長者を狙う ヒント 結果妻との共通の話題 にアイドルが増えまし た。
25. 例）「まずはこのプロジェクト」 の成 長 ①3週間プロジェクト 。ク ライアント1社に納品。 ②3か月プロジェクト。 新 商品リリースのPM。 ③1年プロジェクト。 目指 せ黒字化のPdM。
26. 例）「まずはこのプロジェクト」 の成 長 ①3週間プロジェクト 。ク ライアント1社に納品。 ②3か月プロジェクト。 新 商品リリースのPM。 ③1年プロジェクト。 目指 せ黒字化のPdM。 開発 プロジェクト 管理 プロダクト オーナー
27. 以上。
28. まとめ： キャリア的ランチェスター戦略 • 戦略①：小さいサービスから始めて大きくする • 戦略②：狭い領域を触りながら塗りつぶす • 戦略③：わらしべ長者を狙う ※あくまで個人の見解です ※経験上「自社開発」のフィールドに偏っています。 ⇒　是非、いろんなパターンのFBをお待ちしております。
29. ご清聴 ありがとうございまし た