MariaDBの特徴的な機能の一つに、プラガブルストレージエンジンアーキテクチャというものがあります。
これは、テーブルごとに、その用途を踏まえて異なるストレージエンジンを選択できるというもので、例えばあるテーブルをメモリのみの揮発性のテーブルにしたり、またあるテーブルをトランザクションに関与しないテーブル(トランザクションの結果がどうあれ更新が反映されるため、ログなどを残しておくことができます)にしたりするといったことができます。
こういったストレージエンジンのひとつにSpiderストレージエンジンというものがあり、これをテーブルに利用すると他の複数のデータベースにデータを分散して格納することができるようになります。
今回は、このSpiderストレージエンジンを簡単にご紹介させて頂きます。