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疎ベクトル検索と密ベクトル検索: 第68回 Machine Learning 15minutes! Broadcast

疎ベクトル検索と密ベクトル検索: 第68回 Machine Learning 15minutes! Broadcast

第68回 Machine Learning 15minutes! Broadcast (https://machine-learning15minutes.connpass.com/event/252238/) にて「疎ベクトル検索と密ベクトル検索」というタイトルで話した内容です

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keyakkie

July 30, 2022
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Transcript

  1. 疎ベクトル検索 と 密ベクトル検索 第68回 Machine Learning 15minutes! Broadcast 欅 惇志

    (a.keyaki@r.hit-u.ac.jp) ⼀橋⼤学 ソーシャル・データサイエンス教育研究推進センター 准教授 キーワード 検索 BERT 検索
  2. ⾃⼰紹介 • ⽒名 o 欅惇志 (KEYAKI Atsushi) • 専⾨ o

    情報検索,⾃然⾔語処理,対話システム, データベースシステム • 職歴 2021.7.30 第68回 Machine Learning 15minutes! Broadcast: 疎ベクトル検索と密ベクトル検索 2 アカデミア 企業 アカデミア 東京⼯業⼤学 情報理⼯学院 助教 (2014.4-2019.3) デンソー アイティー ラボラトリ アソシエイト リサーチャー (2019.4-2022.3) ⼀橋⼤学 ソーシャル・データ サイエンス教育研究 推進センター 准教授 (2022.4-)
  3. • 来年度からは SDS 学部・研究科に所属予定 • 構想 o 伝統的に強みがある社会科学と、数理・統計教育に基づく データサイエンスを融合させることにより、社会における 情報技術の進展や、いわゆるデジタル・トランスフォー

    メーションに貢献できる⼈材を輩出すべく、新たにソー シャル・データサイエンス学部/ソーシャル・データサイ エンス研究科(仮称)の設置を構想しています。 o 社会科学×統計・情報・AI→ビジネス⾰新と社会課題解決 2021.7.30 第68回 Machine Learning 15minutes! Broadcast: 疎ベクトル検索と密ベクトル検索 3 唐突な宣伝 欅の分担はここ
  4. さらなる宣伝 2021.7.30 第68回 Machine Learning 15minutes! Broadcast: 疎ベクトル検索と密ベクトル検索 4 優秀な

    学⽣ 御社 欅 • 共同研究⼤歓迎です!!! o 対象トピック:欅の専⾨分野,社会科学×情報
  5. 発表概要 • 本⽇の内容 o 疎・密ベクトル検索の Pros & Cons o 疎ベクトル検索と密ベクトル検索

    o 密ベクトル検索の⾼速化 • 参考 o 機械学習を⽤いた情報検索技術の⼊⾨と概要 • 第 58 回 Machine Learning 15minutes! Broadcast o Pretrained Transformers for Text Ranking: BERT and Beyond (v3) Chapter 5 • 初学者が独学できるくらい基本から丁寧なサーベイ • ただし 204 ページ! 2021.7.30 第68回 Machine Learning 15minutes! Broadcast: 疎ベクトル検索と密ベクトル検索 5
  6. 疎・密ベクトル検索の Pros & Cons 疎ベクトル 検索 密ベクトル 検索 検索精度 ◦

    ◎ 検索速度 ◎ ✕〜◦ メモリ・ストレージ 消費消費 ◎ ✕ インデキシング コスト ◦ △ 2021.7.30 第68回 Machine Learning 15minutes! Broadcast: 疎ベクトル検索と密ベクトル検索 6 BERT により 第⼀関⾨突破 第⼆関⾨も突破 されつつある 進歩の経緯 次の関⾨も 今後どんどん 改善されそう 情報検索において検索精度はクリティカル それが満たされてから他の要件に取り組まれる ⼀⾒必ずしも密ベクトル検索が優れて いるように⾒えませんが… ͕͜͜ ϙΠϯτ キーワード 検索 BERT 検索
  7. ⽤語 • ベクトル検索 (Vector search) o ⽂書・検索質問 (クエリ) を ベクトルで表現

    • ベクトル間の類似性≒ ⽂書・クエリ間の類似度 o 詳しくは右記参照 • 疎ベクトル (Sparse vector) o ベクトルの⼤部分の成分の値がゼロ o 𝑣! = 𝟎, 𝟎, 𝟎, 1, 𝟎 o 以降,ベクトルの添字 𝑆 は疎ベクトル • 密ベクトル (Dense vector) o ベクトルの⼤部分の成分の値が⾮ゼロ o 𝑣" = 0.3, 0.6, 𝟎, 0.8, −0.2 o 以降,ベクトルの添字 𝐷 は密ベクトル 2021.7.30 第68回 Machine Learning 15minutes! Broadcast: 疎ベクトル検索と密ベクトル検索 7 Google を⽀える推薦モデル 「Two-Tower」とベクトル近傍 検索技術@Google Cloud Day: Digital ʼ22
  8. 疎ベクトル検索 • いわゆる従来のキーワード検索 o 世の中の⼤部分の検索エンジンが該当 • 仕組み 2021.7.30 8 クエリ

    ⽂書 疎ベクトル化 𝑞! = 0, 0, 0, 1, 0, ⋯ 𝑑! = 0, 0, 0.8, 0.6, 0, ⋯ 類似度算出 cos 𝑞! , 𝑑! = 𝑞! . 𝑑! 𝑞! 𝑑! 内積 0 0 0 1 0 ⋮ ! $ 0 0 0.8 0.6 0 ⋮ ! = 0 0 0 0.6 0 ⋮ ! 疎ベクトル同⼠の内積も疎 後述
  9. 疎ベクトル化 • クエリ・⽂書は語彙空間上に射影 o それぞれクエリベクトル・⽂書ベクトル • 次元数は語彙数 (数万〜数⼗万) • ⽂書⻑

    << 語彙数のため,極めて疎ベクトル o 類似度計算 (コサイン類似度,内積) が低コスト o 値がゼロの成分は演算をスキップできる 2021.7.30 9 apple mango grape 1 1 2 𝑑" 𝑑# 語彙数 3 の空間の例 𝑑" : “apple mango” 𝑑# : “grape and grape”
  10. 密ベクトル検索 • 狭義では word2vec 以降の分散表現検索を指す o (広義では潜在意味解析 LSI も密ベクトル検索?) •

    仕組み 2021.7.30 10 クエリ ⽂書 密ベクトル化 𝑞$ = 0.3, 0.6, 0, 0.8, −0.2, ⋯ 𝑑$ = −1, 0.5, 0.2, 0.6, −0.9, ⋯ 類似度算出 cos 𝑞$ , 𝑑$ = 𝑞$ . 𝑑$ 𝑞$ 𝑑$ 内積 密ベクトル同⼠の内積も密 後述 0.3 0.6 0 0.8 −0.2 ⋮ ! $ −0.1 0.5 0.2 0.6 −0.9 ⋮ ! = −0.3 0.3 0 0.48 0.18 ⋮ !
  11. 密ベクトル化 • クエリ・⽂書は分散表現として表現 o 次元数は数百次元に設定 (300 次元程度) o 各次元が何を表現しているのか明らかでない o

    密ベクトルのため類似度計算は⾼コスト • (softmax を使うモデルは更に⾼コスト) • Word2vec, GloVe, fastText o (⽂脈から) 単語の意味を学習 • アナロジータスクで有名: 𝑣 𝑘𝑖𝑛𝑔 − 𝑣 𝑚𝑎𝑛 + 𝑣 𝑤𝑜𝑚𝑎𝑛 = 𝑣 𝑞𝑢𝑒𝑒𝑛 o 得られる分散表現は静的 • BERT (Transformer) o アテンションによって関連語に着⽬ o ⽂脈を埋め込む o 得られる分散表現は動的 2021.7.30 第68回 Machine Learning 15minutes! Broadcast: 疎ベクトル検索と密ベクトル検索 11 どの⽂書の中の king も同じ意味 国家トピックとトランプ トピックの⽂書で king の意味が異なる
  12. 密ベクトル検索の⾼速化 • 近似最近傍探索 (Nearest neighbor search, NNS) o SIMD による並列演算:スケールしない

    o 多次元インデックス (kd ⽊):⾼々数次元まで o 近似最近傍探索 (Approximate NNS, ANN)※ • 局所性鋭敏型ハッシュ (Locality-sensitive hashing) • 近接グラフ (Proximity Graph) o Hierarchical Navigable Small World (HNSW) • 直積量⼦化 (Product Quantization) 2021.7.30 第68回 Machine Learning 15minutes! Broadcast: 疎ベクトル検索と密ベクトル検索 12 ※ 近似最近傍探索の 最前線@MIRU 2019 チュートリアル 研究利⽤では faiss (Facebook) がデファクト
  13. まとめ • 発表内容 o 分散表現検索 (密ベクトル検索) が熱い • 今後更に実⽤的になりそう 2021.7.30

    第68回 Machine Learning 15minutes! Broadcast: 疎ベクトル検索と密ベクトル検索 13 • 共同研究⼤歓迎です!!! o 対象トピック:欅の専⾨分野, 社会科学×情報