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PRのサイクルタイムだけ見ていた僕たちはもういない / We are no longer th...

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PRのサイクルタイムだけ見ていた僕たちはもういない / We are no longer the people who focused solely on PR cycle times

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KosukeAizawa

July 29, 2026

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Transcript

  1. 本日のアジェンダ ▪ ① Findy Team+導入前の状況:サイクルタイム平均360時間、PRが100件滞留(2023年5月) ▪ ② 施策と成果:360時間 → 15.7時間

    ▪ ③ 追求の先に見えた景色(逆割れ窓理論) ▪ ④ AIコーディングエージェントの台頭とサイクルタイムの悪化 ▪ ⑤ 「プロジェクトサイクルタイム」という新しい指標 ▪ ⑥ 伝えたいメッセージ・まとめ・Q&A 02 / 10
  2. 1|Findy Team+導入前の状況(2023年5月時点) サイクルタイム360時間、PRが100件近く滞留していた ▪ 変更リードタイム(サイクルタイム)は平均360時間 (約15日) ▪ 権限移譲が進まないEM 変更リードタイム(サイクルタイム)平均 360時間(約15日)

    – PM・改善活動・リファクタリング等が上位ロールに集中 し、メンバーは新機能PR作成のみ ▪ マネジメントレイヤーがボトルネックに – レビュー待ちの雪だるま化+内部的な変更にまでPO承認が 必要な運用 同時にオープンしていたPR 100件近く ▪ Four Keysの同時追跡は中途半端に → PRサイクルタ イム1本に絞る決断 03 / 10
  3. 2|施策と成果 360時間 → 15.7時間(2024年3Q) 2023年5月時点 ▪ 4フェーズ(commit→オープン→レビュー開始→承 認→マージ)に分解して目標設定 – 「レビュー待ち時間」が最大のボトルネックと判明

    ▪ WIP制限(仕掛かり制限)を導入 – 目標34時間に対し、実績15.7時間を達成 2024年11月時点 ▪ コードレビューを簡略化 – テックリードorCTOいずれか1名の承認でマージ可、ペアレ ビューを推進 ▪ 権限移譲とPO承認プロセスの見直し – 技術的変更は開発チーム判断でリリース可能に 2025年6月時点 04 / 10
  4. 3|追求の先に見えた景色 逆割れ窓理論:小さな改善が次の改善を呼ぶ ▪ 「Four Keysは高速ゴミ製造機/バニティ指標」とい う批判もある フィーチャーフラグ活用 – 数字ではなく、背後の原因に向き合うことが鍵 ▪

    フィーチャーフラグ活用 – デプロイ頻度とリスク抑制を両立、リリース頻度も向上 スクラム改善/バックログ細分化 ▪ スクラム改善 – スプリントを1週間→2週間に変更、提供価値ベースでゴー ル設定 ▪ プロダクトバックログの細分化 正のスパイラルが2年間持続 – リリースが日次・随時に。価値のスライスを連続提供 ※ 小さな改善が次の改善を誘発する「逆割れ窓理論」 05 / 10
  5. 4|AIコーディングエージェントの台頭 実装の主体をAIへ → サイクルタイムは約50hに悪化 ▪ 2025年2月:Devin導入 AI主体後:約50h – PR数1.5倍を目標に活用 ▪

    2025年夏:Claude Codeを本格活用 ▪ 2025年9〜10月以降:実装の主体をAIに移行 ▪ サイクルタイムは15時間 → 約50時間に悪化 ▪ 一方でリリース速度・デプロイ頻度は体感ほぼ変わ らず、という違和感 改善後:15h前後 06 / 10
  6. 5|プロジェクトサイクルタイム 気づき:単一PRでなく、プロジェクト単位で見る ▪ 例:10PRを1日ずつ消化 → リードタイム10日 ▪ 4PRにまとめ、1本2日で消化 → リードタイム8日

    – PRサイクルタイムは悪化しても、リードタイムは短縮 PR単位 プロジェクト単位 1日/PR × 10個 リードタイム 10日 2日/PR × 4個 リードタイム 8日 ▪ AIレビュー前提なら、大きめPR+要点だけ人間が見 る方が速いこともある ▪ 「プロジェクトサイクルタイム」を新たに定義 – 要件・設計完了〜マージ。将来は企画〜価値検証まで拡張 予定 リードタイムはプロジェクト単位の方が短い 07 / 10
  7. 5|プロジェクトサイクルタイム プロジェクトサイクルタイムの実践 ▪ 計測はFindy Team+ + Jiraで実施 ▪ 難所はチケット運用の徹底 –

    ステータス・時間管理の正確な入力 ▪ 縮める一手:リリース日を先に決め、その単位で本 目指す変革 質的価値を議論 ▪ 線形改善ではなく、コーディング・レビューを限り なくゼロに近づけるドラスティックな変革を目指す 10人月 4人月 3ヶ月 1ヶ月 10人月→4人月、3ヶ月→1ヶ月へ 08 / 10