Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
DevRel_Japan CONFERENCE 2023
Search
Yuta Kurotaki
March 10, 2023
Technology
1
1.6k
DevRel_Japan CONFERENCE 2023
DevRel/Japan CONFERENCE 2023
DevRelチームをゼロから作りDevRel文化を広める技術
https://devrel.tokyo/japan-2023/
Yuta Kurotaki
March 10, 2023
Tweet
Share
More Decks by Yuta Kurotaki
See All by Yuta Kurotaki
CTO Night & Day 2024 Product Feedback Lunch
kurotaky
1
84
ゼロからわかるリザバーコンピューティング
kurotaky
1
880
SUZURI DX 2023
kurotaky
0
120
How GitHub Copilot Transforms Development Productivity
kurotaky
16
11k
The story of repairing my junk keyboard with The kinT keyboard controller
kurotaky
0
1.4k
ctoa-wakate-01-company-introduction
kurotaky
0
220
Ethereum for Ruby
kurotaky
2
1.7k
NFTコンテンツでオリジナルグッズ作成を支える技術
kurotaky
1
110
SIG-BTI-2022-kickoff
kurotaky
0
230
Other Decks in Technology
See All in Technology
元旅行会社の情シス部員が教えるおすすめなre:Inventへの行き方 / What is the most efficient way to re:Invent
naospon
2
330
IBC 2024 動画技術関連レポート / IBC 2024 Report
cyberagentdevelopers
PRO
0
110
Evangelismo técnico: ¿qué, cómo y por qué?
trishagee
0
350
OCI 運用監視サービス 概要
oracle4engineer
PRO
0
4.8k
BLADE: An Attempt to Automate Penetration Testing Using Autonomous AI Agents
bbrbbq
0
290
地理情報データをデータベースに格納しよう~ GPUを活用した爆速データベース PG-Stromの紹介 ~
sakaik
1
150
適材適所の技術選定 〜GraphQL・REST API・tRPC〜 / Optimal Technology Selection
kakehashi
1
150
なぜ今 AI Agent なのか _近藤憲児
kenjikondobai
4
1.3k
20241120_JAWS_東京_ランチタイムLT#17_AWS認定全冠の先へ
tsumita
2
230
[CV勉強会@関東 ECCV2024 読み会] オンラインマッピング x トラッキング MapTracker: Tracking with Strided Memory Fusion for Consistent Vector HD Mapping (Chen+, ECCV24)
abemii
0
220
Lambda10周年!Lambdaは何をもたらしたか
smt7174
2
110
【Pycon mini 東海 2024】Google Colaboratoryで試すVLM
kazuhitotakahashi
2
490
Featured
See All Featured
GitHub's CSS Performance
jonrohan
1030
460k
Six Lessons from altMBA
skipperchong
27
3.5k
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
305
110k
Unsuck your backbone
ammeep
668
57k
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
32
1.5k
Building Applications with DynamoDB
mza
90
6.1k
[Rails World 2023 - Day 1 Closing Keynote] - The Magic of Rails
eileencodes
33
1.9k
How to Create Impact in a Changing Tech Landscape [PerfNow 2023]
tammyeverts
47
2.1k
Music & Morning Musume
bryan
46
6.2k
The Invisible Side of Design
smashingmag
298
50k
Code Reviewing Like a Champion
maltzj
520
39k
Principles of Awesome APIs and How to Build Them.
keavy
126
17k
Transcript
DevRelチームをゼロから作り DevRel文化を広める技術 黒瀧悠太 / GMO Pepabo, Inc. 2023.03.10 DevRel/Japan CONFERENCE
2023 1
2 自己紹介 SUZURI事業部 シニアエンジニアリングリード 兼 CTO室Developer Relations チーム 黒瀧 悠太 Yuta
Kurotaki SNSアカウント: @kurotaky • ドラム、アマチュア無線 • Ruby コミュニティ • Ethereum Japan メンバー • 社会人博士課程でウェアラブルデバ イスの研究中
https://ponco.club/ 3 ポンコウクラブ (アマチュア無線クラブ)
4 CM 「まじめにベンチャー。まじめにギーク。」~研究をしながら語る人編~GMOインターネットグループ https://www.youtube.com/watch?v=OU28_bYb27U
GMOペパボについて 5
会社概要
7 今年で20周年 https://pepabo.com/20th/
8 GMOペパボ株式会社
9 事業セグメントと主力サービス
10 SUZURI
11 SUZURI SUZURIにはAPIがあります! https://suzuri.jp/developer/documentation/v1
12 SUZURI https://suzuri.jp/surisuri_land 忍者スリスリくんワクワクおえかきランド
GMOペパボのエンジニア組織 13
14 エンジニア組織 https://tech.pepabo.com/engineers/ 技術面 フォロワーからリーダーへ 組織面 いるだけで成長できる環境
15 20周年のペパボ、創る人が半数以上
GMOペパボにおける DevRelチームの立ち上げ 16
17 GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げ • DevRelに関する活動をしていた人々の退職 • 熱量を持って推進していた人が抜けてしまった この時はDevRelというチームは存在していなかった なぜ組織内にDevRelチームを作ったのか
18 GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げ DevRelってなんだ? 開発者と開発者向けのプロダクトとの関係を作り、情報伝達を行い、 開発者の成長(+ 成功)やプロダクトの成長(+ 成功)に繋げる。というこ と...? なぜ組織内にDevRelチームを作ったのか
19 GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げ 色々調べてみた https://www.whatisdevrel.com/
20 GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げ GMOペパボのサービスは開発者に対するプロダクト提供というより、 表現者の活動を支援するサービスが多い 今の会社に必要なDevRelってなんだろう?と考えた 今の会社に必要なDevRelは何かを考えた
21 GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げ 1. 社外のエンジニアコミュニティとの関係づくり 2. 社内のエンジニアとペパボの関係づくり 3. GMOインターネットグループ内での関係づくり An Information
Valveで情報伝達の流れを整理 開発者との関係について
22 An Information Valve DevRelチーム ペパボのサービス ペパボのエンジニア 社外のコミュニティ 社外のエンジニア
23 An Information Valve DevRelチーム ペパボのサービス エンジニア組織 社内のエンジニア
24 An Information Valve DevRelチーム ペパボのサービス ペパボのエンジニア GMOインターネット グループのエンジニア
25 GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げ • Community • Contents • Code DevRelチームが担当することを3Cで考えた
26 GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げ • 社外イベントへのスポンサーシップ • GMOインターネットグループのDevRelとの連携や提案 • 社内エンジニアイベントの活性化 • 各種エンジニアイベント登壇・運営に向けた支援
• 勉強会・ペパボテックフライデーの盛り上げ • ペパボカクテル (オンボーディングプログラム) Community
27 GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げ スポンサーシップ http://railsgirls.com/tokyo.html https://rubykaigi.org/2023/
28 GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げ ペパボテックフライデー https://tech.pepabo.com/2023/02/14/pepabo-tech-friday-2023-02/
29 GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げ • ペパボテックポータル • HRブログ Contents
30 GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げ ペパボテックポータル
31 GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げ • SDK、APIの提供 • SUZURI API, カラーミーショップAPIの活用推進 • 自社サービスの利用促進
• 社内においてはドッグフーディングをもっとできる環境 • SUZURI APIを使ったハッカソンの開催 Code ドッグフーディング: 自社製品を自ら積極的に使うことで、より良い製 品を生み出すヒントを得るみたいな話
32 GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げ 3C(Community, Contents, Code)をベースに、社内外の開発者お よび開発者コミュニティの情報伝達の橋渡しとなり、開発者とプロダク トの成長を促進し成功に繋げること GMOペパボにおける Developer Relations
まだ活動して3ヶ月ですが、少しずつ DevRelとは何かを言語化しています
現在、DevRelチームが 取り組んでいること 33
34 現在、DevRelチームが取り組んでいること チームとして活動するためにOKR (Objectives & Key Result)を設 定。KPIも管理するようにした OKRの設定とKPI
35 現在、DevRelチームが取り組んでいること Objectives: ペパボの創る人のアウトプットを増やす Key Results 1: ペパボのエンジニアの社外へのアウトプットを増やす Key Results
2: エンジニアの仲間を増やす OKR
36 現在、DevRelチームが取り組んでいること テックポータルの記事数 自社のテックイベント開催数 4.6 測定とKPI設定について が参考になりました KPI
37 現在、DevRelチームが取り組んでいること • スポンサーシップ • GMOインターネットグループ間での連携 • エンジニアイベントの企画・運営 • ペパボテックフライデーの盛り上げ
などなど KPIとOKRを元に3Cに取り組んだ
38 現在、DevRelチームが取り組んでいること 創る人のアウトプットがDevRelを通じて 外に発信されるようになってきた。 KPI設定から約3ヶ月の活動で見えてきたこと https://twitter.com/pb_recruit
39 現在、DevRelチームが取り組んでいること テックブログの記事数が伸びない... 約120人いるので、1人が年間に1本書けば毎月10本は出せるはず...! 業務の延長でアウトプットする流れを生みだせていない 日々の開発の中でテックブログを書く流れを作っていきたい Objectives: ペパボの創る人のアウトプットを増やす 約3ヶ月の活動で見えてきた課題
DevRel活動を広げる方法 40
41 DevRel活動を広げる方法 3Cのアウトプットを増やす • アウトプットすることで誰かが見てくれている • 他の人を見て、「自分もやってみよう!」と思ってもらう • 色々な形のアウトプットがあることを知ってもらう ペパボの3つの大切にしていることの1つに
「アウトプットすること」というものがあります
42 DevRel活動を広げる方法 やっていき、のっていき An Information Valve の中で、 やっていき、のっていきを増幅する役割 • やっていきにのっていく
• どんどんやっていく やっていき: ビジョンを示す のっていき: ビジョンを実現する これからのペパボのエンジニアについて(2018年編) https://tech.pepabo.com/2018/05/25/messages-to-pepabo-engineers-2018/
43 DevRel活動を広げる方法 OKRとKPIの設定、そして熱量 KPIを定めて取り組むことで、定量面で評価ができる KPIのためだけに!となるのではなく、 自分もコミュニティの一員として楽しんで実行する
これからの未来に向けて 44
45 これからの未来に向けて ふつうのDevRelを目指す ふつうのDevRel - 創る人のアウトプットがあたりまえになっている - DevRelの3Cが実行できている ふつうのDevRelが組織の “あたりまえ”
になるように、 プロダクト改善に組み込んでいきたい。
46 これからの未来に向けて 会場にいるので是非話しかけてください! GMOペパボ株式会社 CTO室Developer Relations チーム kurotaky marin bob
ありがとうございました! 47