DevRel/Japan CONFERENCE 2023 DevRelチームをゼロから作りDevRel文化を広める技術 https://devrel.tokyo/japan-2023/
DevRelチームをゼロから作りDevRel文化を広める技術黒瀧悠太 / GMO Pepabo, Inc.2023.03.10 DevRel/Japan CONFERENCE 20231
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2自己紹介SUZURI事業部 シニアエンジニアリングリード兼 CTO室Developer Relations チーム黒瀧 悠太 Yuta KurotakiSNSアカウント: @kurotaky● ドラム、アマチュア無線● Ruby コミュニティ● Ethereum Japan メンバー● 社会人博士課程でウェアラブルデバイスの研究中
https://ponco.club/ 3ポンコウクラブ (アマチュア無線クラブ)
4CM「まじめにベンチャー。まじめにギーク。」~研究をしながら語る人編~GMOインターネットグループhttps://www.youtube.com/watch?v=OU28_bYb27U
GMOペパボについて5
会社概要
7今年で20周年https://pepabo.com/20th/
8GMOペパボ株式会社
9事業セグメントと主力サービス
10SUZURI
11SUZURISUZURIにはAPIがあります!https://suzuri.jp/developer/documentation/v1
12SUZURIhttps://suzuri.jp/surisuri_land忍者スリスリくんワクワクおえかきランド
GMOペパボのエンジニア組織13
14エンジニア組織https://tech.pepabo.com/engineers/技術面フォロワーからリーダーへ組織面いるだけで成長できる環境
1520周年のペパボ、創る人が半数以上
GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げ16
17GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げ• DevRelに関する活動をしていた人々の退職• 熱量を持って推進していた人が抜けてしまったこの時はDevRelというチームは存在していなかったなぜ組織内にDevRelチームを作ったのか
18GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げDevRelってなんだ?開発者と開発者向けのプロダクトとの関係を作り、情報伝達を行い、開発者の成長(+ 成功)やプロダクトの成長(+ 成功)に繋げる。ということ...?なぜ組織内にDevRelチームを作ったのか
19GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げ色々調べてみたhttps://www.whatisdevrel.com/
20GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げGMOペパボのサービスは開発者に対するプロダクト提供というより、表現者の活動を支援するサービスが多い今の会社に必要なDevRelってなんだろう?と考えた今の会社に必要なDevRelは何かを考えた
21GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げ1. 社外のエンジニアコミュニティとの関係づくり2. 社内のエンジニアとペパボの関係づくり3. GMOインターネットグループ内での関係づくりAn Information Valveで情報伝達の流れを整理開発者との関係について
22An Information ValveDevRelチームペパボのサービスペパボのエンジニア社外のコミュニティ社外のエンジニア
23An Information ValveDevRelチームペパボのサービスエンジニア組織社内のエンジニア
24An Information ValveDevRelチームペパボのサービスペパボのエンジニアGMOインターネットグループのエンジニア
25GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げ• Community• Contents• CodeDevRelチームが担当することを3Cで考えた
26GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げ• 社外イベントへのスポンサーシップ• GMOインターネットグループのDevRelとの連携や提案• 社内エンジニアイベントの活性化• 各種エンジニアイベント登壇・運営に向けた支援• 勉強会・ペパボテックフライデーの盛り上げ• ペパボカクテル (オンボーディングプログラム)Community
27GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げスポンサーシップhttp://railsgirls.com/tokyo.html https://rubykaigi.org/2023/
28GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げペパボテックフライデーhttps://tech.pepabo.com/2023/02/14/pepabo-tech-friday-2023-02/
29GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げ• ペパボテックポータル• HRブログContents
30GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げペパボテックポータル
31GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げ• SDK、APIの提供• SUZURI API, カラーミーショップAPIの活用推進• 自社サービスの利用促進• 社内においてはドッグフーディングをもっとできる環境• SUZURI APIを使ったハッカソンの開催Codeドッグフーディング: 自社製品を自ら積極的に使うことで、より良い製品を生み出すヒントを得るみたいな話
32GMOペパボにおけるDevRelチームの立ち上げ3C(Community, Contents, Code)をベースに、社内外の開発者および開発者コミュニティの情報伝達の橋渡しとなり、開発者とプロダクトの成長を促進し成功に繋げることGMOペパボにおける Developer Relationsまだ活動して3ヶ月ですが、少しずつ DevRelとは何かを言語化しています
現在、DevRelチームが取り組んでいること33
34現在、DevRelチームが取り組んでいることチームとして活動するためにOKR (Objectives & Key Result)を設定。KPIも管理するようにしたOKRの設定とKPI
35現在、DevRelチームが取り組んでいることObjectives: ペパボの創る人のアウトプットを増やすKey Results 1: ペパボのエンジニアの社外へのアウトプットを増やすKey Results 2: エンジニアの仲間を増やすOKR
36現在、DevRelチームが取り組んでいることテックポータルの記事数自社のテックイベント開催数4.6 測定とKPI設定について が参考になりましたKPI
37現在、DevRelチームが取り組んでいること• スポンサーシップ• GMOインターネットグループ間での連携• エンジニアイベントの企画・運営• ペパボテックフライデーの盛り上げなどなどKPIとOKRを元に3Cに取り組んだ
38現在、DevRelチームが取り組んでいること創る人のアウトプットがDevRelを通じて外に発信されるようになってきた。KPI設定から約3ヶ月の活動で見えてきたことhttps://twitter.com/pb_recruit
39現在、DevRelチームが取り組んでいることテックブログの記事数が伸びない...約120人いるので、1人が年間に1本書けば毎月10本は出せるはず...!業務の延長でアウトプットする流れを生みだせていない日々の開発の中でテックブログを書く流れを作っていきたいObjectives: ペパボの創る人のアウトプットを増やす約3ヶ月の活動で見えてきた課題
DevRel活動を広げる方法40
41DevRel活動を広げる方法3Cのアウトプットを増やす• アウトプットすることで誰かが見てくれている• 他の人を見て、「自分もやってみよう!」と思ってもらう• 色々な形のアウトプットがあることを知ってもらうペパボの3つの大切にしていることの1つに「アウトプットすること」というものがあります
42DevRel活動を広げる方法やっていき、のっていきAn Information Valve の中で、やっていき、のっていきを増幅する役割• やっていきにのっていく• どんどんやっていくやっていき: ビジョンを示すのっていき: ビジョンを実現するこれからのペパボのエンジニアについて(2018年編)https://tech.pepabo.com/2018/05/25/messages-to-pepabo-engineers-2018/
43DevRel活動を広げる方法OKRとKPIの設定、そして熱量KPIを定めて取り組むことで、定量面で評価ができるKPIのためだけに!となるのではなく、自分もコミュニティの一員として楽しんで実行する
これからの未来に向けて44
45これからの未来に向けてふつうのDevRelを目指すふつうのDevRel- 創る人のアウトプットがあたりまえになっている- DevRelの3Cが実行できているふつうのDevRelが組織の “あたりまえ” になるように、プロダクト改善に組み込んでいきたい。
46これからの未来に向けて会場にいるので是非話しかけてください!GMOペパボ株式会社 CTO室Developer Relations チームkurotaky marin bob
ありがとうございました!47