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テーマがあるからできる! 一人親方的Web制作術
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ah-kutsu
July 27, 2019
Technology
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テーマがあるからできる! 一人親方的Web制作術
2019年7月に開催した、Shinshu WordPress Meetup で話したスライドです
ah-kutsu
July 27, 2019
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Transcript
テーマがあるからできる! 一人親方的Web制作術 アクツユミ
こんにちは アクツユミと申します
こんにちはアクツです 神奈川県の藤沢市からやってきました (江戸時代から人気の観光スポット江ノ島がある市!) 普段は東京のWeb制作会社 で WordPressを利用したサイト制作をしています WordPressコミュニティで活動もしています ・WordCampTokyo 2017~実行委員 ・Kanagawa
WordPress Meetup主催メンバー
こんにちはアクツです どうぞよろしくお願いします! Tシャツ大好き! Tシャツはほぼ夏の生き物なので、この夏も着まくってます その他情報 ブログ:https://ah‑kutsu.net Twitter:@japonlove Facebook:アクツユミ
本日の流れ
本日の流れ とあるテーマに出会って、色々変わった話 テーマありきのここがいい・ここがつらい その他、なんかざっくばらんに制作のこと話します
とあるテーマに出会った話
ある日案件でとあるテーマに出会う
None
やだ!このテーマイケメン!
どれぐらいイケメンについてはこちら 「アクツ Snow Monkey 自分」あたりで検索するとでてくるよ
イケメンに惚れすぎるとこんなLTしだすから注意 「世界の中心 Snow Monkey」で検索するとでてくるよ
Snow Monkeyで頑張ればここまでいけます
Snow Monkeyに出会う前について 話はかわりまして、自分語りをちょっと
WordPressとの出会い もともとはHTMLとCSS(+JSやFlashなどちょろっと)で静的サイトを つくるといういわゆるマークアップエンジニアだった 「このサイトWordPressで作ってね~」 と突然案件が降りかかる
WordPressとの出会い このとき、PHPって美味しいの?レベル。かろうじてforとかwhileはJSを 触ってたので動きはわかるぐらい 当然、デフォルトのテーマ(twenty∼)のコードが理解できない。 そもそもテンプレート構造もわかっていない HTMLとCSSだけは読める もう契約成立されていて、この強制エンカウントは離脱できない(涙)
書いてあること わからなすぎるからテーマ 1からつくろう
WordPressとの戦い とりあえず、HTMLとCSSでマークアップ 当然全ページ同じ画面しか表示されない 「{動的に変えたい部分} WordPress」でgoogle先生から提示されたコード をコピペする ひたすらこれの繰り返し。コピペしたコードは何一つ理解できていない
WordPressの戦い 初陣 勝利 そんなんだが、サイトは無事(?)できあがる 蛇足だが、今現在もそのサイトはまだ運用されている 今振り返るとなかなかスリリングなコードだらけだと思う
この結果 WordPressのサイト構築 私でもできるじゃん!
以降・・・ デザイナーが作ってくれたデザインを元に1からオリジナルテーマを制作
1からオリジナルテーマ作るメリット 1からマークアップするため、細かいところまでデザインどおりに 対応できる ひたすらコードと向き合うことになるので、自然とPHPやWordPressの 関数を知ることができる
1からオリジナルテーマ作るデメリット デザイナーありきの作業スタイル。デザインが上がらないと作業に 取り掛かれない 1からつくるために制作にものすごい時間がかかる エンジニアがそこそこの状態までもっていかないとページの入れ込み すら先行してできない
Snow Monkeyに出会ってからは
デザイナーがいないサイト制作 XDやPhotoshopなどでデザインを起こさない、 最初からSnow Monkeyのウィジェットやブロックの組み合わせで プロトタイプのサイトを作っていく 早くワイヤーができあがるのがとても良い
ローカル環境を準備しなくても良い ローカル環境構築しない、最初からテストサーバで構築していく WordPress管理画面上でほとんどのカスタマイズを行うため、 ローカルで作業するとかえって余計な手間になってしまうこともある
細かな調整はCSSで カスタマイザーの追加CSSで組み立てていく 場合によっては、ローカルでSCSSを書いてコンパイルしたものをコピペし たり、オンラインのジェネレータでコードを生成したりもするが、 基本的には追加CSS画面でつくりあげてく
どうしても制御したい部分だけプログラミング 子テーマを用意して、そちらでテンプレートの上書きや、コード記述をして 制御(これまで) My Snow Monkeyの利用(制御用のオリジナルプラグインを用意) テーマにあちこちhookがあるので、コードでのカスタマイズが容易
テーマありきでサイト制作する メリット
テーマありきで制作するメリット 1人でワイヤーフレーム作成からサイト公開まで完結できる 利益を自分の作業で生み出すことができる エンジニアでもブラウザーデザインすることによってサイトを作り出せる デザイナーでも、難しいコーディングやプログラミングをしないことにより サイトを作り出せる
テーマありきで制作するメリット すでにあるブロックやウィジェットの組み合わせで行うので、 プロトタイプまでの組み上げるのが早い
テーマありきで制作するメリット 受注先に確認URLを教えてしまえば、都合の良いタイミングで 見てもらえる サイト制作がどんな進捗なのかわかるので、どうなってるか不安を抱かせる ことをしないですむ 随時意見を貰えるのでトライアル&エラーがやりやすい
テーマありきで制作するメリット 最初からサイトになってることによって、 ペライチ画像でデザインを提出するより、あれこれサイトを 触れる部分もあり、結果、満足感をもってもらえることが多い
テーマありきで制作する デメリット
Snow Monkeyで制作するデメリット ある程度枠組みなどが決まってしまうために、同じような パターンのデザインが多い 組み合わせを変えたり、CSSでアレンジをしてなるべく同じ印象にならない ように対応している
Snow Monkeyで制作するデメリット 生みの苦しみに遭遇する これまでデザイナーが頑張っていた生み出す苦しみを自分がかかえることに なるので、ピンとこない場合はひたすらスランプに陥る 同じようにコードやプログラムを打たなければいけない苦しみをデザイナー がかかえることになることもあると思う
Snow Monkeyで制作するデメリット Gitで全部データ管理ができない これまでテーマでゴリゴリ書いて来た部分が、カスタマイザーや投稿画面に 入れ込まれていくために、Git管理の恩恵が受けにくい カスタマイズした部分のバックアップやデータ移行は、 バックアッププラグイン(All in One WP
Migration)で補填していく
Snow Monkeyで制作するデメリット 複数人で開発がしにくい カスタマイザーやブロックでやっていく都合上、複数人で作業がしにくい ので、だいたい1人でサイト制作を受け持つことになる
なので こんなのには向かない
こんなデザインにしたいのです! って最初からある場合
カスタム3兄弟との お付き合いをおそろしいほど しなければいけない魔境案件
こだわりのある 多言語サイト
逆に こんなケースは向いてる
早い安い!そこそこいいサイト を超特急で作りたい場合
お客様自体でちょっとした 変更をしたい場合
ブロックエディタに 好感を持っている
まとめ
聞いてくれて ありがとうございました