Dockerハンズオン 2019May / Docker HandsOn 2019May

2019/05/22(水) 10:00 〜 12:00にDeveloper Dojo Shibuyaで開催した「IBM Cloud + Docker 入門」の「Docker ハンズオン」の資料です。

ハンズオン内容：
http://ibm.biz/dojo-docker-handson

Transcript

1. Docker ハンズオン ⽇本アイ・ビー・エム(株) Developer Advocate ⻄⼾ 京⼦
2. Kyoko Nishito IBM Developer Advocate 2 KyokoNishito
3. 本⽇の出席確認 3 https://ibm.biz/DockerDojo 前回のセッションで下記のURLよりログインしていない⽅はログインお願いします。 前回のセッションでログインした⽅は不要です。
4. 本⽇の資料 4 http://ibm.biz/docker-handson20190522
5. Docker ハンズオン 1. ハンズオンに関係するDockerの技術解説 10分程度 2. ハンズオン • 各⾃のペースで進めていただきます • 質問があればおしらせください • 終わらなかった場合は持ち帰って実施も可能です!
6. コンテナ 1つのハードウェア/OSに 分離された空間を作成し 空間ごとに異なるOS環境を提供 = LPARやVMwareなどと同じ 仮想化技術
7. What are Containers? 分離したプロセスのグループ • VMと似ているがコンテナはプロセスレベルで管理される • 全てのプロセスは共通のカーネル上で • それぞれのコンテナは分離された名前空間(namespaces)を持つ • PID – プロセスID • USER – ユーザーおよびグループID • UTS - ホスト名とドメイン名 • NS – マウントポイント • NET - ネットワーク デバイス・スタック・ポート • IPC -プロセス間通知メカニズム (メッセージ・キューなど) • cgroups – リソース制限とモニター • Docker はコンテナに分離したファイルシステムを提供
8. VM vs Container / /etc /bin .... /var / /etc /bin .... /var PID, USER, UTS, NS, NET, IPC, cgroups PID, USER, UTS, NS, NET, IPC, cgroups / /etc /bin .... /var PID, USER, UTS, NS, NET, IPC, cgroups コンテナごとに分離された名前空間 コンテナごとに分離したファイルシステム
9. Docker コンテナ環境 を提供する デファクトスタンダード の ソフトウェア
10. Docker Component Overview BaseOS/Kernel 10 Containers Docker Engine $ docker run... $ docker build... Registry Exposed/Mapped Ports Liberty Ubuntu mysql nginx Images Client Docker Engine • ホスト上のコンテナの管理 • クライアントからのリクエストの受⼊ • REST API • コンテナポートとホストポートのマッピング • 例 80 → 3582 • Images •コンテナイメージ • Docker Client • Docker Engineの操作 • イメージのビルドなどの操作 • Docker Registry •コンテナイメージDB Ubuntu DockerHost Liberty
11. Dockerfile • Docker イメージをビルドす るために必要な命令のリスト • 各⾏がが1つの層(layer)とし てイメージがビルドされる FROM python:3.6.1-alpine RUN pip install flask CMD ["python","app.py"] COPY app.py /app.py 9ee6b6aa5847 COPY app.py /app.py 0.16MB 103ccd6ad90f CMD ["python","app.py"] 10MB d2603e1b347d RUN pip install flask 0B ad89def2e29b FROM python:3.6.1-alpine 120MB Docker Image
12. Shared / Layered / Union Filesystems • Docker は copy-on-write (union) ファイルシステムを使⽤ • 新ファイル(または編集)は現レイヤーまたは上位レイヤーにのみ影響する • レイヤーは再利⽤可能 • ホスト上の複数コンテナ • ⾼速起動を可能にする • Dockerイメージ • レイヤー化されたTarファイル tomcat liberty tomcat Fedora Ubuntu Filesystem コンテナ1 コンテナ2 コンテナ3 コンテナ4 app1 app2 app4 app3 レイヤー レイヤー レイヤー
13. 本⽇のハンズオン 13 http://ibm.biz/dojo-docker-handson