Open Source Summit Korea 2025: 2025/11/04 ~ 11/5 ⚫ OpenSSF Community Day : 2025/11/04 ◼ 主催: The Linux Foundation(LF APAC) ◼ 会場: Grand InterContinental Seoul Parnas (韓国ソウル) 概要 Topics セキュリティ & コンプライアンス 最新技術 AI & インフラストラクチャー ガバナンス RISC-V Web3 Rust in Linux EU CRA サプライチェーンセキュリティ 脆弱性対策 AIインフラコスト オープンモデルの活用 AIエージェント OSPO 法務 コンプライアンス
成長の最大の制約は「電力とインフラ」 ◼ フロンティアモデルのトレーニングには数十億ドルが必要 ◼ AIデータセンターへの資本支出は増大し、AI成長を制約する最大の要因は電力(エネルギー) オープンソースがインフラ効率最大化のカギ ◼ 巨額のハードウェア投資を回収するための効率化が重要視 ◼ vLLMやDeepSpeedなどのオープンソース技術が、推論やGPUの効率を最大400〜600%向上 AI の第三の柱「エージェント」の出現 ◼ 複数のエージェントが長く思考する(複雑で多段階的な処理を行う)ことでAIインフラへの需要が指数関数的 に増大する ◼ Linux FoundationによるA2Aプロトコルの確立や、OpenSearchのジェネリックメモリ機能(AIエージェ ントの過去学習)など 「AI エージェント」の時代 Keynote: Open Source in the Age of AI ― Jim Zemlin Executive Director, The Linux Foundation
Community Day Korea Session ◼ Highlighting the Uniqueness and Prevalence of OSS AI/ML Vulnerabilities ◼ 高・重大度脆弱性の割合が非常に高い:AI/ML OSS(オープンソースソフトウェア)の脆弱性は、一般的な脆弱性 データベース(NVD)と比較して、高または重大な脆弱性の割合が著しく高い(約77% vs 24.6%)。 ◼ 脆弱性のタイプは伝統的なものが中心:脆弱性の中身は、敵対的機械学習やエージェントAIリスクといったAI/ML特 有のセキュリティ問題ではなく、DoS、XSS、パストラバーサルなど、従来のWeb・インフラセキュリティに依存 する伝統的な脆弱性が多くを占めている。 ◼ 修正と可視化に大きなギャップが存在:バグが報告されてからレビューされるまでに平均約86日かかり、修正され るのはそのうち約半数に留まっています。また、CVE(共通脆弱性識別子)が割り当てられても44%がNVDに登録 されておらず、脆弱性の修正と可視化に大きな課題がある。 ◼ Standardizing the Unstandardized: Securing AI Supply Chain With Model-Spec and Kitops ◼ AIサプライチェーンにおける標準化と管理の課題:データセット、コード、モデルなどの多層構造を持つAI/MLサプ ライチェーンには、バージョニングやトレーサビリティの欠如、非安全な識別子の使用(MD5ハッシュなど)と いった問題があり、セキュリティスキャンや履歴管理、ロールバックが困難な状態。 ◼ Model-SpecとKitopsによる統一管理の実現:Model-SpecはOCI仕様に基づくAIモデルの仕様標準を、Kitopsは Dockerに似たCLIツールを提供します。これにより、モデル、パラメータ、データセット、コード、メタデータを 一括管理する「モデルキット」としてコンテナ化し、既存のコンテナレジストリで安全に管理することを可能にす る。 ◼ セキュリティ・透明性・監査可能性の向上:不変性(イミュータビリティ)を持つバージョン管理、署名機能による 真正性・整合性の保証、そしてSBOM(ソフトウェア部品表)の生成を通じて、サプライチェーンの透明性が向上 します。これにより、モデルの再現性や監査可能性も高まり、複雑なAI開発環境の管理問題を解決する。