加賀谷 北斗 (LINE / 開発4センター/ B2B Platform開発室)
2020年3月に LINE 広告の管理画面向けにリリースした「推定オーディエンスモジュール」は、「こんな人に広告を配信したい」というターゲティングの設定から、実際に配信される可能性のあるユーザの数を推定する機能です。日本における LINE の MAU 8400 万人を対象にして、複雑な条件を満たすユーザのユニーク数を推定するのは単純な問題ではなく、ナイーブな処理方法を取ると全く太刀打ちできません。このセッションでは、"Count-distinct Problem" とも呼ばれるこの問題に我々がどのように対処しているかをサーバサイドエンジニアリングの視点からご紹介します。