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2020-12-16 Mackerel and DevOps

mackerelio
December 16, 2020

2020-12-16 Mackerel and DevOps

2020/12/16 事例で学ぶ!Jira/ Opsgenie × Mackerelで実践するDevOps

チームの壁を取り払い、コラボレーション文化を根付かせる監視サービス「Mackerel」

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December 16, 2020
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Transcript

  1. 自己紹介 • 渡辺 起 (わたなべ たつる) ◦ id:wtatsuru @tatsuru • 略歴

    ◦ 2011年、インフラエンジニアとして入社 ◦ 基盤開発部門のマネージャー、責任者を経て ◦ 現在はMackerelプロダクトマネージャー
  2. 4

  3. 開発と運用 • 「開発」と「運用」の目的の一例 ◦ 「開発」は機能を実現すること。 ◦ 「運用」はシステムを安定させること。 ◦ 自然に対立構造が生まれる。 •

    ツールや技術の違いが分断を促進することも ◦ 情報格差があると、同じ目線を持つことができない。 ◦ 変更を専門家に「依頼」する。一部の人の役割となる。
  4. DevOps • 速度を上げたい、という要求から ◦ クラウドの登場。システム調達が不要に。 ◦ システムの売り切りモデルからSaaSなどリテンションモデルへ。 ◦ 開発と運用で連携、チーム全体で取り組む DevOps

    が重要。 • チームで連携する。目線を揃え、問題に立ち向かう ◦ 同じ目線を持って、目的 = 価値の提供に向きあう。 ◦ 問題に対してチームで取り組み、改善していく。 ◦ チームの目線を揃えるため、情報の透明性が重要。 • ツールの後押しも ◦ Slack、Confluence などの情報共有で透明性を高める。
  5. 監視とDevOps • 監視 ◦ システムは動いていてこそ価値を提供できる。 ◦ システムは放っておくと壊れる。 ◦ 価値を提供できていることを、監視により常に確認し続けることが重要。 •

    DevOpsの実現に向けて ◦ チームで取り組む。監視を一部の専門家の役割にしない。 ◦ 情報の透明性を高める。監視の情報をチームで共有し、改善に取り組む。 「監視とは役割ではなくスキルであり、チーム内の全員がある程度のレベルに至っておくべき。」 『入門 監視』 2019年1月 日本語訳出版(1.2 アンチパターン2:役割としての監視)より     
  6. 監視から改善につなげる • DevOps ◦ 同じ目線を持って、目的 = 価値の提供に向きあう。 ◦ 問題に対してチームで取り組み、改善していく。 ◦

    監視も同様。チームで取り組んでいく。 • 監視から改善につなげる ◦ システムの情報を共有し、チームで改善する。監視ツールは情報共有ツールでもある。 ◦ トラブルは同時に、問題発見と改善のチャンス。一部の人で独占するのはもったいない。
  7. 育てる監視:API と Infrastructure as Code • CLIツールmkr や充実したAPI • Infrastructure

    as Code による管理。 • 自動化、改善を回す助けとなる。 GUI API CLI User App