$30 off During Our Annual Pro Sale. View Details »

公式部活動技術書典部の活動紹介

mahiguch
September 18, 2020

 公式部活動技術書典部の活動紹介

GREE Tech Conference 2020 ShortSession-8の発表資料です。

mahiguch

September 18, 2020
Tweet

More Decks by mahiguch

Other Decks in Technology

Transcript

  1. グリーライフスタイル株式会社 ソフトウェアエンジニア 樋口雅拓
    株式会社WFS ソフトウェアエンジニア 遠藤辰弥
    公式部活動
    技術書典部活動紹介

    View Slide

  2. ● グリーグループのグリーライフスタイル株式会社で、LIMIA という住まい領域のメディア
    を作っています。ゲーム会社ですが、最近はメディアに力を入れています。
    ● LIMIAではインフラ、サーバ、Web、RecSysを経てAndroidを担当しています。6歳の娘
    のパパ。twitter: @mahiguch1
    ● 技術書典7からサークル参加しています。
    2

    Masahiro Higuchi/樋口雅拓
    Tatsuya Endo/遠藤辰弥
    ● グリーグループ,WFSのサーバーエンジニア
    ● スマホ向けアプリ共通で使うライブラリをグループに提供
    ● アカウント管理、課金、キーワードフィルタ、など

    View Slide

  3. 3

    公式部活動(グリーオフィシャルクラブ制度)とは
    制度の目的
    ・本制度は、本部の垣根を超えた社
    員同士の交流、及びクロスコミュニ
    ケーションを図り親睦を深めることを
    目的としています 。

    View Slide

  4. 技術書典とは、技術書の即売会。
    規模がすごい!
    ● 参加サークル数: 約700
    ● 来場者数: 約10,000名
    ● 流通総数: 約75,000部
    山手線のラッシュ並みの混雑の中、大量の技術
    書が頒布されます。2020年春からはオンライン
    開催となっています。
    4

    技術書典とは?

    View Slide

  5. 技術書典6の会場で同僚を見かけたので、「合
    同誌書いて技術書典7にサークル参加しよう
    ぜ!」と暑苦しく誘ってみたら、意外とokもらっ
    た。早速SlackにChannelを作ってみる。
    部活動にしちゃえば、会社はテクニカルブラン
    ディング、寄稿した人はキャリアアップ、運営は
    持ち出しが減るので、全員得するんじゃね!?
    合同誌を作って技術書典で頒布する部活動、グ
    リー技術書典部を申請して承認された。
    5

    技術書典部とは?

    View Slide

  6. 6
    本の作り方
    6


    View Slide

  7. ● Re:VIEWのGitHub repositoryをcloneします。
    ● Re:VIEW形式で書いてPull Requestを作ります。
    ● GitHubActionsで自動的にbuildが走り、PDFが出力されます。
    Re:VIEW GitHub repository: https://github.com/kmuto/review
    Re:VIEWのおかげで、簡単に技術同人誌が作れるようになりました。これを
    作ってくれた皆様に大大大感謝しています!
    本の作り方

    View Slide

  8. Re:VIEWは、MarkdownとTexを混ぜたようなものです。
    ● Markdown: 簡単だけど数式や行番号付きコードが書けない
    ● Tex: 綺麗だが面倒
    基本はMarkdownのように書いて、複雑な部分だけTexで書けるフォーマット
    が出来ました。それがRe:viewです。技術書典に出している人はほとんどこ
    れで書いています。
    Re:VIEW形式について

    View Slide

  9. 9
    Re:VIEWの書き方1
    = Kotlin MPPで作るドメインモデル実装
    == 要件
    プロジェクトを開始した10月上旬にいただいた要件は、次のものでし
    た。
    * セッション情報がみれる
    * スケジュールがみれる
    * ニュースがみれる
    セッションとは、1コマの発表のことです。
    スケジュールとは、セッションを時系列で一覧表示したものです。
    9

    実装例

    View Slide

  10. 10
    Re:VIEWの書き方2
    //listnum[SessionModel][SessionModel][kotlin]{
    package jp.gree.techcon.common.model
    import kotlinx.serialization.Serializable
    @Serializable
    data class Session(
    val id: Long,
    val name: List,
    val startTime: Long,
    val endTime: Long,
    val title: String,
    val description: String)
    //}
    10

    実装例

    View Slide

  11. 11
    Re:VIEWの書き方3
    //table[SessionTable][Session]{
    属性名 型 説明
    --------------------
    Id Int .
    Speaker List 登壇者情報
    StartTime Timestamp 開始時刻
    EndTime Timestamp 終了時刻
    Title String タイトル
    Description String 説明文
    SlideUrl String SlideShareのURL
    //}
    11

    実装例

    View Slide

  12. Re:VIEW環境のコンテナが
    dockerhubに上がっており、以下の
    ようなコマンドでPDFをbuildできま
    す。
    docker run -t --rm -v $(pwd):/book
    vvakame/review:4.1 /bin/bash -ci "cd /book &&
    ./setup.sh &&
    REVIEW_CONFIG_FILE=$REVIEW_CONFIG_
    FILE npm run pdf"
    生成されたPDFには、製本して綴じる
    ためののり代が付与されており、この
    まま印刷所に入稿可能です。
    超感謝 https://github.com/TechBooster/ReVIEW-Template
    build方法と出来上がったPDF
    12

    View Slide

  13. 13
    どんな本を作ったか
    13


    View Slide

  14. グリー技術書典部誌 2019年秋号
    14

    View Slide

  15. 【スケジュール】
    * 8月10日: 概要締め切り
    * 8月31日: 本文締め切り
    * 9月6日: 校正締め切り
    * 9月22日: 技術書典7当日
    スケジュールと進捗管理
    15
    各締め切りをデッドラインの1週
    間前に設定し、締め切り日に状
    況を見てデッドライン近くまで延
    長する作戦。

    View Slide

  16. 1人10ページぐらい書いて、ノン
    ジャンルの合同誌を作って頒布
    してきました。
    頒布部数は、96部。収支はトン
    トンぐらいです。
    技術書典7にサークル参加

    View Slide

  17. グリー技術書典部誌 2020年春号
    17

    View Slide

  18. 【スケジュール】
    * 2020/01/17: タイトル締切り
    * 2020/01/24: アウトライン締切り
    * 2020/02/07: 本文及び表紙締切り
    * 2020/02/14: 広報確認締切り
    * 2020/03/01: 技術書典8当日(中止)
    * 2020/03/07: 技術書典応援祭当日
    技術書典8が中止
    18
    COVID-19の影響で技術書典
    8が中止。オンラインイベントの
    技術書典応援祭が開催。

    View Slide

  19. 19
    19

    ⓘ Start presenting to display the poll results on this slide.
    技術書典応援祭でグリー技術書典部誌 2020年春号は何冊頒
    布されたでしょうか?

    View Slide

  20. 技術書典9で新刊頒布中!
    第1章 Mozilla Hubs を用いたオン
    ラインイベント WebVR 化テクニック
    第2章 スマホ課金での定期課金と
    サーバー通知
    第3章 「コーディングを考える」を考え

    第4章 メディアアプリ LIMIA におけ
    るプッシュ通知配信システム
    https://techbookfest.org/organization/276320001
    グリー技術書典部誌 2020年秋号
    20

    View Slide

  21. ● 技術書典は、エンジニアの祭典。
    ● 半年毎に開催されているので、参加してみてください。
    ● Blog一本分の記事を書くだけで参加できるサークルを作りました。
    ● 自分で書いた本を見ると、震える。
    めっちゃ楽しいんで、ぜひみんなで参加しましょう!
    Ask The Speakerは、B会場です。
    まとめ
    21

    View Slide

  22. 22


    View Slide