Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Lambdaでサーバレス化した時に考慮し忘れちゃったこと
Search
Sponsored
·
SiteGround - Reliable hosting with speed, security, and support you can count on.
→
Yasuhiro Matsuda
November 21, 2021
Technology
590
1
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
Lambdaでサーバレス化した時に考慮し忘れちゃったこと
JAWS PANKRATION 2021
の登壇資料の日本語版です。
Yasuhiro Matsuda
November 21, 2021
More Decks by Yasuhiro Matsuda
See All by Yasuhiro Matsuda
生成AI活用セミナー
matyuda
0
49
中小企業だからこそ狙われる現実を知る
matyuda
0
250
現場で活かす生成AI実践セミナー「広報×AI活用」編
matyuda
0
490
いしかわ暮らしセミナー~知って安心!移住とお金講座~
matyuda
0
280
AI活用ワークショップ
matyuda
0
390
AIを活用した広報と事業計画を一気に学ぶワークショップ
matyuda
0
350
AWSを活用したAIサービス開発(フルバージョン)
matyuda
0
130
AWSを活用したAIサービス開発
matyuda
0
260
マーケティング実践とデジタル活用
matyuda
0
470
Other Decks in Technology
See All in Technology
エンタープライズデータへ安全につなぐ Production-ready なエージェント設計 ― AI × MCP リファレンスアーキテクチャ ― #AIDevDay
cdataj
1
310
Claude Mythos、Fable...フロンティアAIの最新動向と企業のセキュリティ対策
flatt_security
0
170
AIツールを導入しても生産性はあがらない? カオナビが直面した 3つの壁と乗り越え方。/ Overcoming 3 Barriers to AI-Driven Productivity at kaonavi
kaonavi
0
460
オートマトンと字句解析でRoslynを読む
tomokusaba
0
120
自己解決や回答速度を上げる、サポート業務へのAIの組み込み方【SORACOM Discovery 2026】
soracom
PRO
0
110
AI驚き屋発見器
yama3133
1
380
コンポーネント名には何を含めるべきなのか? / what-should-be-included-in-component-names
airrnot1106
0
180
AIエージェントの知識表現と推論に なぜグラフが使われるのか - 記号的AIの復権とニューラルAIとの統合
yohei1126
1
210
StepFunctionsとGraphRAGを活用した暗黙知活用のためのRAG基盤
yakumo
0
190
データ組織の転換期 一足飛びしない段階的戦略
leveragestech
PRO
0
100
【5分でわかる】セーフィー エンジニア向け会社紹介
safie_recruit
0
53k
AI エージェント時代のデジタルアイデンティティ
fujie
1
1.2k
Featured
See All Featured
So, you think you're a good person
axbom
PRO
2
2.1k
Taking LLMs out of the black box: A practical guide to human-in-the-loop distillation
inesmontani
PRO
3
2.3k
Data-driven link building: lessons from a $708K investment (BrightonSEO talk)
szymonslowik
1
1.2k
Build your cross-platform service in a week with App Engine
jlugia
234
18k
Put a Button on it: Removing Barriers to Going Fast.
kastner
60
4.5k
Facilitating Awesome Meetings
lara
57
7k
SEO in 2025: How to Prepare for the Future of Search
ipullrank
3
3.7k
Automating Front-end Workflow
addyosmani
1370
210k
Google's AI Overviews - The New Search
badams
0
1.1k
Balancing Empowerment & Direction
lara
6
1.2k
Highjacked: Video Game Concept Design
rkendrick25
PRO
1
420
Leo the Paperboy
mayatellez
8
1.9k
Transcript
Lambdaでサーバレス化した時に 考慮し忘れちゃったこと JAWS-UG 金沢 松田 康宏
自己紹介 私は金沢市にある印刷会社のインフラエンジニア として2020年まで勤務し、AWSを利用したインフ ラの概念検証を担当 2021年1月よりイースト株式会社に転職 JAWS-UG金沢に2018年より参加し、コアメンバー として活動 ファイナンシャルプランナー (AFP) 趣味はランニング、ボウリング、家庭菜園
#jawsug_kanazawa
#jawsug_kanazawa
金沢支部の紹介 1ヶ月ごとに勉強会を行なっており、AWSに興味ある方、 より一層活用したい方、使っている仲間を見つけたい方 に是非とも参加いただきたいです #jawsug_kanazawa 2019年にAWS Community Day Kanazawaを開催し、120 名以上の方にお集まりいただきました
本日のゴール ・手軽にサーバレスを実現できるLambdaにお ける落とし穴と対応策を理解する ・Lambdaのコールドスタートとスロットリン グについて理解する
本日お話すること ・サーバレス化した概要についてです ・サーバレスに移行した際の落とし穴 ・どうすればよかったのか?
サービス内容の紹介 ・DONGRIという辞書アプリをイースト株式会社では提供して おり、各種辞典、用語集など幅広いラインナップから利用がで きます ・iOS, Android, Windows版を提供 し、複数のディバイスを通して辞 書が利用できることが特徴で、オ ンラインだけでなくオフラインで
も利用できます
システム面での特徴 ・主に学校と自宅で利用されることが多い ・平日日中時間帯と夜間に利用が多い ・特に日中時間帯は授業で一斉に利用されることが多く、瞬 間的なピークが発生しやすい
移行前のアーキテクチャ 複数のEC2をロ ードバランサ― に接続し負荷分 散を行うシンプ ルな構成
旧アーキテクチャが抱えていた課題 ・拡張性がなく、冗長構成を維持するためのコストが高止まり ・ap-northeast-1bのみにインスタンスが構築されており、アベ イラビリティーゾーン障害時にサービス停止となる可能性 ・Windows Serverをベースにしたシステムで保守コストが高 い ・EC2内にある独自データベースを保守することが困難
更新後のアーキテクチャ LambdaとDocumentDBを使った構成 スケーリングできるようにするとと もにマネージドサービスに移行する ことで保守コストを押さえられた 移行途中のため、DocumentDBに移 行されていない辞書については従来 のシステムにリクエストを転送し、 検索を行っている
何が起こったか? 負荷テストを行っていたところ、502エラーが発生 デフォルト1000となっている同時実行数を超えたことが原因
同時実行数の緩和申請 アカウントの同時実行 数を1000→5000に緩和 申請して問題を解決し たつもりでした
しかし… 再度負荷テストを実施したところ、異なるエラーが発生 辞書の検索アルゴリズムが原因でスロットリングが発生していたことがわかる
スロットリングについて
スロットリングについて
どうすればよかったのか? ・処理時間を減らす →コールドスタートを避けProvisioned Concurrrency Setteingsを使用 ex. serverless-provisioned-concurrency-autoscaling
コールドスタートとはなにか?
抜本的な対応策 ・スパイクにも耐えらえる構成を採用することが重 要 ・「ロマンシング サガ リ・ ユニバースの大規模負荷を 処理する Amazon ECS
& Docker運用知見」が非常に 参考になる
まとめ ・採用するアーキテクチャの特徴を良く理解す る ・概念実証時には負荷テストも考慮する ・ドキュメントをよく読もう ・他社の事例を見よう
ご清聴ありがとうございました JAWS-UG金沢 松田 康宏