Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
How to start a Project
Search
あれっくす@マンハッタンコード
April 11, 2020
How-to & DIY
0
410
How to start a Project
2020/4/11に実施した開発PM勉強会で使用した資料
あれっくす@マンハッタンコード
April 11, 2020
Tweet
Share
More Decks by あれっくす@マンハッタンコード
See All by あれっくす@マンハッタンコード
チームをパワーアップさせるPMの役割
mht_alex
0
390
リモートワークとサービス開発
mht_alex
0
1.1k
炎上プロジェクトの始め方.pdf
mht_alex
2
2.2k
成功とは1%のひらめきと99%の努力
mht_alex
2
1.4k
Market Trends Analysis 2019/05/14
mht_alex
0
59
ManhattanCodeInc Tec Policy 2.0
mht_alex
1
68
Other Decks in How-to & DIY
See All in How-to & DIY
Notionでの快適メモ術
ayumu11
0
1.1k
DroidKaigi 2024 - 海外就職というキャリアの選択肢
iyotetsuya
1
550
PlatformIO IDE用M5Stack定型コード環境の紹介
3110
1
390
バタフライ効果/butterfly_effect
florets1
0
260
APCのAWS認定マスターたちに聞いてみた
masuchoku
0
120
静岡県のお相撲さん20240509/sumo_wrestler_from_shizuoka_prefecture_20240509
nicepapa_hirano
0
130
お家で育てる制御実験環境
zilmina
0
900
240420MapillaryMeetup2024Tokyo
tosseto
0
190
スカウト返信率を倍にするためにやったこと / 2024-01-29
tamago3keran
2
980
3ヶ月でできる! 探査機自作ゼミ教材自作入門
sksat
6
1.2k
LEGOでRecord Playerを作った話 #LEGOrdPlayer
keicafeblack
0
130
enebularを活用したNode-REDによるIoTシステム開発と運用
taokiuhuru
0
470
Featured
See All Featured
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
50
11k
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
26
1.9k
How to Think Like a Performance Engineer
csswizardry
22
1.3k
Site-Speed That Sticks
csswizardry
2
220
For a Future-Friendly Web
brad_frost
176
9.5k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
44
6.9k
Designing for Performance
lara
604
68k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
133
9k
Code Review Best Practice
trishagee
65
17k
Sharpening the Axe: The Primacy of Toolmaking
bcantrill
38
1.9k
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
66
11k
JavaScript: Past, Present, and Future - NDC Porto 2020
reverentgeek
47
5.1k
Transcript
How to start a Project Management Team / Manhattan Code
Inc. Alex
Introduce ~ 紹介 ~
自己紹介 飯村 アレキサンダー 有(ニックネームがあれっくす) ・株式会社マンハッタンコード 代表取締役 ・IT業界歴 11年(中堅SIerで会社員4年→個人事業主3年→会社立ち上げ4年)
・業務システム開発 → インフラ運用 → スマホアプリ開発 ・現在はビジネスアナリストとしてPoC案件やってます 【Special】 ・IT業界に入る前に経営マネジメントを勉強してました Introduce
会社と事業紹介 株式会社 マンハッタンコード 設立 2016年3月 従業員数 14名 事業 スマートフォンアプリケーションに特化した開発会社
SES多めの開発会社(最近は自社サービス開発もしているよ) 特徴 全員ビジネスマンとして活動中(エンジニア、デザイナーというジョブロールなし) 成果連結型の報酬システムを導入(売上アップ、採用・教育、自社サービス売上連動の報酬など) システム開発未経験者を採用して、スマホアプリ開発ができるようにした実績多数 Introduce
How to start a project ~ プロジェクトの始め方 ~
本日のゴール 1. プロジェクト憲章を作ろう 2. ステークホルダーを特定しよう Objective
Create a project charter ~ プロジェクト憲章を作ろう ~
PMBOKより 「立ち上げプロセス群」より 1. プロジェクト憲章作成 2. ステークホルダー特定 Create a project
charter
プロジェクト憲章とは PMBOKガイド引用 プロジェクト憲章は、プロジェクトの存在を正式に認可する文書であり、プロジェクトのイニシエーターまたはスポンサーが発行する。プ ロジェクト憲章は、プロジェクト・マネージャーが母体組織の資源をプロジェクト活動のために使用する権限を与える。プロジェクト憲章 を通して文書化されるものとして、ビジネス・ニーズ、前提条件、制約条件、顧客ニーズの理解範囲、ハイレベルの要求事項、新しい プロダクト、サービス、あるいは所産が満たすべき要求事項がある。 How to start
a project
プロジェクト憲章とは PMBOKガイド引用 プロジェクト憲章は、プロジェクトの存在を正式に認可する文書であり、プロジェクトのイニシエーターまたはスポンサーが発行する。プ ロジェクト憲章は、プロジェクト・マネージャーが母体組織の資源をプロジェクト活動のために使用する権限を与える。プロジェクト憲章 を通して文書化されるものとして、ビジネス・ニーズ、前提条件、制約条件、顧客ニーズの理解範囲、ハイレベルの要求事項、新しい プロダクト、サービス、あるいは所産が満たすべき要求事項がある。 How to start
a project 作成する目的 ・みんながなんとなく知ってる大事なことを明文化する ポイント ・プロジェクトの発起人が作成し、その内容に基づいてPMが仕事を遂行するもの ・プロジェクトの発起人はお金を出す人、依頼者 ・開発プロジェクトにおいてはRFP(提案依頼書)と同意義と思っても良いが、PMとしてはRFPからプロジェクト憲章を書き起こすことで 依頼人と役割分担を話し合うことができる
プロジェクト憲章に書くこと PMBOKガイド引用 1. プロジェクトの目的 (なんでこの仕事やるの?) 2. 測定可能な目標 (何がゴール?) 3.
前提条件と制約条件 (どうやってやるの?) 4. マイルストーン・スケジュール (いつ頃までに終えるの?) 5. 予算 (いくら使えるの?) 6. リスク (ヤバいこと途中で起こらない?) 7. PMの名前、その責任範囲 (誰が責任者?) How to start a project
プロジェクト憲章に書くこと PMBOKガイド引用 1. プロジェクトの目的 (なんでこの仕事やるの?) 2. 測定可能な目標 (何がゴール?) 3.
前提条件と制約条件 (どうやってやるの?) 4. マイルストーン・スケジュール (いつ頃までに終えるの?) 5. 予算 (いくら使えるの?) 6. リスク (ヤバいこと途中で起こらない?) 7. PMの名前、その責任範囲 (誰が責任者?) How to start a project ポイント ・目的、目標、予算、マイルストーンは必須 ・プロジェクト憲章作成時に前提条件、制約条件やリスクは必ずしも必要ではない場合もある
プロジェクト憲章の作り方 How to start a project
Clarify project stakeholders. ~ ステークホルダーを特定しよう ~
PMBOKより PMBOKガイド引用 ステークホルダーの特定は、プロジェクトのステークホルダーを定期的に特定し、プロジェクト成功への関心事、関与、相互依存、影 響、および潜在的影響に関連する情報を分析し、文書化するプロセスである。このプロセスの主な利点は、プロジェクト・チームが各ス テークホルダーやステークホルダー・グループの関与への適切な配慮を認識できるようになることである。このプロセスは、必要に応 じてプロジェクト全体を通して定期的に実行される。 Clarify project stakeholders
PMBOKより PMBOKガイド引用 ステークホルダーの特定は、プロジェクトのステークホルダーを定期的に特定し、プロジェクト成功への関心事、関与、相互依存、影 響、および潜在的影響に関連する情報を分析し、文書化するプロセスである。このプロセスの主な利点は、プロジェクト・チームが各ス テークホルダーやステークホルダー・グループの関与への適切な配慮を認識できるようになることである。このプロセスは、必要に応 じてプロジェクト全体を通して定期的に実行される。 Clarify project stakeholders
作成する目的 ・参加する人を明確にして、プロジェクトの協力体制を作ること ポイント ・利益、権利、所有権、知識、貢献を明確にして利害関係を整理する ・プロジェクトは必ず敵味方になるシーンが存在するのでリスク対応として準備や用意することができる
ステークホルダー特定でやること PMBOKガイド引用 1. ステークホルダー登録簿の作成 2. コミュニケーションマネジメント計画書の作成 3. ステークホルダーエンゲージメント計画書の作成 Clarify
project stakeholders ポイント ・体制図だけ作って、その人たちの中身まで確認しないのはNG ・メンバーの強みや弱みを知って、関係性を明確にする ・衝突しやすい箇所、協力関係が難しい箇所を把握して、対応を考える/実施する
Summary ~ まとめ ~
まとめ プロジェクトの始め方 1. プロジェクト憲章は作成しましょう 2. みんなが知ってる大事なことを明文化する
3. ステークホルダーを特定しましょう 4. 特定するだけじゃなく、特性や関係性を分析しよう Summary
Promotion ~ 宣伝 ~
事業としてPMスクールを開校するための準備をしています 協力してくれる企業、人を絶賛募集しています オンライン教材とオフライン講座を活用した人材育成機関としてを考えています 教材の実験台、学びを可視化したい人がいたら是非
連絡はTwitterのDMが嬉しいです マンハッタンコード あれっくす @MHTcode_Alex Promotion
ご静聴ありがとうございました! Thank you :)