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テックカンパニーを支える技術広報

molmolken
November 12, 2023

 テックカンパニーを支える技術広報

2023/11/07
MIDAS TECH STUDY
「DevRel/技術広報」が解決する課題とは?実例から学ぶ成長戦略

molmolken

November 12, 2023
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Transcript

  1. • なぜ必要か ◦ 新卒採用 ▪ 組織文化の継承、組織への刺激、 教育体制の構築 ◦ 中途採用 ▪

    即戦力やスターエンジニアの獲得 • 技術広報の役割 ◦ 認知やプレゼンスの拡大 ◦ リード獲得、ファン作り 1. 採用ブランディング
  2. 1. 採用ブランディング • バイセルでの取り組み ◦ テックブログの運営 ▪ 22年は13記事→23年は既に27記事 ◦ オウンドメディア(note)の運営

    ◦ 技術コミュニティの支援 ▪ イベント会場の貸し出し ◦ イベントスポンサー ◦ 外部メディアへの取材対応 ◦ 技術Twitter(現𝕏) ▪ @BuySell_Dev
  3. 2. エンジニアの成長促進 • なぜ必要か ◦ エンジニアや技術力は会社の資産 ◦ 能力の高いエンジニア1人だけでは遠くには 行けない ▪

    全員の能力を底上げする必要がある • 技術広報の役割 ◦ 情報発信の機会の提供とサポート ◦ エンゲージメントの向上
  4. 2. エンジニアの成長促進 • バイセルでの取り組み ◦ アドベントカレンダーの実施 ▪ アドベントカレンダーはお祭り ▪ お祭りの雰囲気で、普段発信しないメン

    バーもチャレンジしやすい ◦ 内部・外部向けの技術イベントの開催 ▪ 技術勉強会:BuySell Dev Study ◦ 登壇募集情報の提供 ◦ 記事執筆や登壇時の壁打ち・レビュー
  5. 3. 組織文化の醸成 • なぜ必要か ◦ 行動規範が浸透した状態を作る ◦ 特定個人に依存せずに取り組みを続ける仕 組み •

    技術広報の役割 ◦ インナーブランディング ◦ アウトプットやチャレンジの奨励 ◦ 仕組み作り CTOの今村の誕生日を祝う、これも文化作りの一助である
  6. CTOと同じ視座を持つ • [Q] ただでさえやることが多いのに、他の仕事も受け持ったら技術広報 が疎かになるのでは? ◦ [A] 短期的には否定できない ▪ 一方で、技術広報の取り組みは短期で成果が出るものではなく、年単位での取り組み

    が必要 ▪ 長期スパンで効果を最大化するには有利 • 採用・成長・文化は事業や組織の戦略と結びついている ◦ それぞれは密結合している ◦ 全体を知っている方が的確なアクションをとれる
  7. ワーキンググループ(WG)の結成 • WGとは ◦ 特定の目標達成に向けた、少人数の横断組織 ◦ 新卒を中心とした若手メンバーで結成 • どのようなWGがあるか ◦

    テックブログWG ▪ ネタ探し、執筆の打診、壁打ち、 ▪ レビューの実施 ◦ イベントWG ▪ 社外向け技術イベント、懇親会の実施 ◦ 他にも複数のWGが存在 テックブログWGで実施している壁打ち イベントWGで企画したハロウィン懇親会
  8. ワーキンググループ(WG)の結成 WGのメリット • 人手の確保 ◦ 言わずもがな • プロセスの確立を促進 ◦ 若手メンバーも優秀とは言えど、「じゃ、任せた!」ではワークしない

    ◦ 作業や権限を移譲していくため、プロセスの確立・形式知化が促進される ◦ 主幹メンバーがいなくなっても仕組みと文化が残る • 成長機会の提供 ◦ 報連相、課題解決、ファシリ、資料作成などのソフトスキルの向上
  9. まとめ • 技術広報は組織に対するバフ ◦ 採用ブランディング、成長の促進、文化の醸成などさまざまな分野の成果を増大さ せることができる • 少人数で効率的に成果を出すため、バイセルでは以下のアプローチ をとっている ◦

    CTOと同じ視座を持つ。技術広報専業にせず、広く組織課題に取り組む ◦ ワーキンググループを結成し、人手の確保、プロセスの確立、成長機会の提供な ど一挙に対処する