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ブラウザアプリの継続的パフォーマンスモニタリング (序) / Continuous ...

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September 03, 2026

ブラウザアプリの継続的パフォーマンスモニタリング (序) / Continuous Browser Application Performance Monitoring; Act 1

ToKyoto.js #03 の資料です

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September 03, 2026

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Transcript

  1. CPU負荷 • Compute Pressure API ◦ nominal, fair, serious, criticalの4値でCPU利⽤状況が取れる†

    ◦ (主として) プライバシー保護の観点から精緻な利⽤率は取れない†† ◦ 今回はこれを採⽤ • chrome.system.cpu API ◦ Chrome拡張のAPIを使ってCPU利⽤率を取得する ◦ Compute Pressure APIとは違い、精緻な利⽤率が取れる ◦ Google Meetの機能はこれを使って実現されている ▪ Chromeがデフォルトで権限を付与しているからできる †† †: 良いデモ => https://w3c.github.io/compute-pressure/demo/ ††: 例えばFingerprinting等 †††: https://x.com/lcasdev/status/1810696257137959018 © Timeleap Inc. 8
  2. WebRTCのネットワーク利⽤状況 • RTCInboundRtpStreamStats ◦ WebRTCのありとあらゆるStatsが取得できる ▪ 多すぎるので説明略 (ドキュメントを参照ください) ▪ これを取得して貯めておくと何かと便利

    ◦ これを取得するには RTCPeerConnection.getStats() や RTCRtpReceiver.getStats() を呼ぶのだが…… ▪ ハングするケースがある ▪ Promise.raceなどを使ってタイムアウトを設けるのが安全 • getStats()⾃体はキャンセルされないのでin-flight 対応は別途必要 (さもなくばスタックする) © Timeleap Inc. 11
  3. アーキテクチャ Infra 取得 CPU Pressure State Collector Scheduler ClientMetricsSampleをファンアウト performance

    memory usedJSHeapSize WebRTCStats 毎秒 Trigger Sink † Hydration Ring Buffer Chart UIへ †: WebRTCStatsは各コネクション毎にサンプル間の差分を返却 append-only IndexedDB JSON Dumpへ © Timeleap Inc. 12
  4. アーキテクチャ上の特徴 • ⾊々と増やしやすい ◦ 取得したいメトリクスが増えたらinfraを増やせば良い ◦ 出⼒先が増えたらSinkを増やせば良い • IndexedDBに永続化†することによりハイドレーションができる ◦

    リロード等をしたとしてもデータが残っているのでチャートに レンダリングができる†† ◦ 過去データのダンプ機能を提供できる †: 永続化といっても未来永劫残すわけではなく、⼀定期間に限定 ††: getAll + sliceすると⻑期保存時にエラいことになるので降順カーソルで maxSamples 件だけ辿る © Timeleap Inc. 13
  5. Tips⾊々 • CPU PressureのPressureObserverはsampleIntervalごとに コンストラクタで渡したcallback経由でpressure stateを渡す ◦ callbackとcollectorは不必要なレンダリングを防ぐ⽬的で分離 ▪ callbackは値を

    (Reactなのでrefに) stashしておくだけ ▪ collectorはそのrefをgetしてくる 👉 PressureObserverのsampleIntervalと、collectorに対する Schedulerのtrigger intervalは噛み合っている必要がある © Timeleap Inc. 14
  6. まとめ • ブラウザのAPIは充実していて案外サクッと作れる ◦ メモリ周りだけが決定版にはなっていない印象 • とはいえ素朴に作ると結構問題があった ◦ 雑にやると計測のたびにReactがレンダリングされて死ぬ ◦

    WebRTCのgetStats()は油断するとハングする ▪ ハングするとモニタリング全体を巻き込んで⽌まる • IndexedDBがとにかく便利 ◦ 共⽤されうる端末の時には注意が必要 © Timeleap Inc. 16
  7. 破に向けて • 現状すべてのメトリクス機構がローカルで完結している • メトリクスはリモートに送出して中央管理したい† ◦ 承前: Sinkを実装すれば良い ◦ あるいはIndexedDBのScheduled

    Exporterを作れば良い • どちらかというとメトリクスを受けて保管する側に課題がある ◦ Monitoring SaaSに素朴に突っ込むと⾼いし…… ◦ Prometheus的概念を⾃前で運⽤するのは…… †† ◦ DWHに⼊れるという選択も無いわけではない • 破でお会いしましょう †: 利⽤規約等のレベルでの解決‧同意が為されているという前提 ††: 嫌いではないが…… © Timeleap Inc. 17