## 1
『勉強のすすめ』というテーマで発表いたします。
よろしくお願いします。
## 2
突然ですが皆さん、お勉強はお好きですか?
この会に参加されている時点である程度のバイアスはかかっているかもしれませんが、それでも好きだという方は少ないのではないかと思います。
僕も、学生時代は勉強が嫌いでした。
## 3
そもそも、『勉強』とはなにか。
辞書を紐解いてみるといくつかの意味がありますが、ここでは「学問や技芸などを学ぶこと」という意味で用います。
## 4
それでは、エンジニアにとっての『勉強』とはなんでしょうか。
これは、大きく消費型と生産型の2つに分けられます。
消費型の例としては、
* 技術系の本や記事を読むこと
* 技術イベントに参加すること
* ソースコードを読むこと
――などが挙げられます。
一方、生産型の例としては、
* 技術系の本や記事を書くこと
* 技術イベントで発表すること
* ソフトウェアをつくること
――などが挙げられます。
これらは、エンジニアにとってはほとんど趣味のようなものですよね。
人によって向き・不向きはあるかと思いますが、僕の場合は両者をバランスよく行なうようにしています。
## 5
それでは、僕が実際どのような勉強を行なっているのか。
最近の事例をご紹介しましょう。
## 6
日常的に行なっているのが、技術系の記事を読むことです。
1日に1回は、Qiitaやはてなブックマークをチェックしています。
## 7
また、ウェブ上の記事だけではなく書籍も読んでいます。
これらの本は、ありがたいことに会社の費用で購入し、業務時間内に読ませていただいています。
## 8
最近は、技術イベントにも参加するようになりました。
左側は、JJUG(Japan Java User Group)が年に2回開催しているJavaに関するイベントです。
右側は、質問投稿サイトのteratailが最近開催したイベントです。
## 9
技術系の記事を読むだけではなく、自分で書くこともあります。
主にQiitaや自分のブログ向けに書いており、Qiitaは普遍的な知識、ブログは自身の体験というように使い分けています。
## 10
また、OSSコミュニティにも貢献しています。
GitHub上でCotributeしたり、MDN web docsの記事を日本語に翻訳したりしています。
## 11
また、最近Chrome拡張を開発してウェブストアで公開しました。
こちらは、社内で使っていたdirectに機能を追加するためのものですが、みなさんご存知のようにSlackに移行するため、公開と同時に開発中止となりました。
現在は主にVue.jsを用いたウェブサイトを開発しています。
## 12
勉強をするメリットは人それぞれですが、僕にとっては大きく3つあります。
1つ目は、自身のスキルアップにつながること。
僕の場合、普段の業務では主にサーバーサイドでJavaを扱っていますが、プライベートは主にJavaScriptを書いています。
2つ目は、承認欲求を満たすこと。
SNSでもそうですが、「いいね」されると嬉しいですよね。
どんなに些細なことでも、アウトプットすると必ず反応があります。
3つ目は、世界に貢献すること。
我々は巨人の肩の上に立っています。
知識を共有することで、他の誰かの役に立つことができるのです。
## 13
さあ、勉強しよう。
ありがとうございました。
## 14
- [エンジニアは業務時間外でも勉強するべきなのか - 株式会社アクシア](https://axia.co.jp/2017-07-18)
- [『エンジニアは業務時間外でも勉強するべきなのか』問題 - ムニエルブログ](http://blog.munieru.jp/entry/2017/07/21/003449)