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Kazutaka
February 15, 2019
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Kazutaka
February 15, 2019
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EOSの概要
目次 1. そもそもEOSとは何か? 2. なぜ高速なのか? 3. なぜ手数料が無料なのか? 4. なぜ使いやすいのか?
そもそもEOSとは何か?
EOSの概要(2019/2/15時点) • 開発会社 Block.one • 時価総額(5位) ¥279,503,080,753 • 発行量 1,006,245,120
EOS • 稼働中のDApps 1853個(EOS knight, Everipedia etc)
EOSの目的 OSのような概念を導入し、その上にDAppsを構築することで、EOSチームが考える DAppsの必要条件を満たすようなアプリケーションの構築を可能にし、Ethereumの欠 点を解決すること。 DAppsの必要条件 • 何百万人ものユーザーをサポート • 無料で使えること •
簡単に更新やバグ修正を行えること • 遅延が少ないこと • 高い逐次処理パフォーマンス • 高い並列処理パフォーマンス
Ethereumとの比較 項目 Ethereum EOS スループット 15 tps 6000 tps 手数料
GASを消費 原則手数料は不要 使いやすさ 開発者以外の一般ユーザー にはハードルが高い アカウントの概念が存在する のでEthereumよりはまし 要は、速くて、安くて、使いやすいのが売り。
なぜ使いやすいのか?
アカウントベースのユーザー管理 Ethereumにはユーザー管理の概念が存在せずアドレスが全てであるが、EOSにはア カウントとロールによるユーザー管理の概念が存在する。 • ロール EOSではあるアクションに対してそれを実行できる権限を任意に設定することがで き、この権限の名前をロールと呼ぶ。デフォルトではownerロールとactiveロールが 存在する。 • アカウント
ロールとそれに対応する公開鍵のマップ。人間が読める12文字の名前をつけるこ とができる。なお、アカウントの作成にはRAM(後述)を消費するので数百円かか る。
アカウントイメージ Owner: 全てのアクションを 行うことができる。 Active: ownerの変更以外全 て行うことができる。 Posting: 投稿を行うことがで きる。この場合、どれか
1つ の署名が必要。
なぜ高速なのか?
スケーラビリティ問題 Ethereumはネットワークの規模が拡大するにつれて、トランザクションの処理が追いつ かなくなり、詰まりを起こす。主な原因は次の2つ。 • トランザクション数の増加 • ノード数の増加
EOSの解決策1:トランザクション数の増加 EOSではトランザクションの処理を工夫することで、増加するトランザクション数に対応で きるようにしている。以下はブロックの階層構造を表す。 • ブロック ◦ リージョン ブロックを地域などによって別々に処理する。 ▪ サイクル(逐次処理)
アクションの送信と返信を1つのブロック内で完結させることができるように、サイクルという 単位に分割する。 • シャード(並列処理) 並列処理できるトランザクションを異なるシャードに分割する。 ◦ トランザクション 不可分処理を行う必要があるときに役立つ。全部成功か全部失敗か。 ▪ アクション 処理の最小単位。
EOSの解決策2:ノード数の増加 EOSはBFT-DPoSというコンセンサスアルゴリズムを用いているので、ノード数は増加 せず、21ノードで固定である。 従来のPoSとの比較 類似点 トークンのステーク量に応じてブロック生成の機会を得る。 相違点1 ノード数に制約がある。 相違点2 BFTと組み合わせているので、ファイナライズがある。
長所 とにかく速い。 欠点 ノード数を制限しているので非中央集権性を犠牲にしている。
なぜ手数料が無料なのか?
EthereumのGASとは何か? トランザクションの実行には、送信コスト、計算コスト、保存コスト、マイナーへのインセン ティブを要する。EthereumではこれらをまとめてGASとして、トランザクションの実行時 に徴収する。 送信 計算 保存 インセンティブ GAS
EOSでは各コストを別々に扱う EOSではトランザクションの送信、計算、保存に要するコストをそれぞれNET、CPU、 RAMという別々のリソースで管理している。また、ブロック生成者には、ブロック生成報 酬のみが与えられ、手数料は不要である。 送信 計算 保存 インセンティブ NET CPU
RAM 手数料なし!
NET、CPU、RAMとは一体何か? • NET ◦ 一定期間に送ることのできるデータ量 ◦ ステークするNETトークンの量に比例 ◦ NETはEOSトークンと引き換えにステークすることができ、 EOSトークンを消費しない。
◦ その期間内にデータ通信し過ぎた場合、追加で NETトークンを追加する必要があり、携帯のデータ 通信量に近い。 • CPU ◦ 一定期間に処理することのできるトランザクション量 ◦ CPUトークンをステークする必要がある。 NETと同じでEOSトークンを 消費しない。 • RAM ◦ いわゆる「RAM」ではなく、永続的なストレージを表す。 ◦ DAppsの開発者はデータ保存に必要なだけ RAMを購入する必要がある。 ◦ 不要なデータ領域は売ることができる。
手数料は少しも払っていないのか? NET、CPUはEOSトークンを引き換えにステークしているだけ。RAMもデータ領域を EOSトークンで買っているだけで、不要になったら売却することができる。よって、手数料 は目に見える形では払っていない。 しかし、追加発行されたトークンがブロック生成者に与えられるということはインフレして 希薄したトークンの価値がブロック生成者に移転しているということ。また、トークンの供 給量に上限はない。よって、時価総額が増えない場合は完全無料ではない。
まとめ • EOSにはアカウントの概念が存在し、ユーザーフレンドリー • BFT-DPoSや複雑なブロック構造を用いることで高速化 • NET、CPU、RAMといった各種リソースを個別に扱い、手数料はかからない
おまけ)EOS関連のサービス1:Account Creator • https://eos-account-creator.com/ • EOSのアカウントを作成することができる。
おまけ)EOS 関連のサービス2:scatter • https://get-scatter.com/ • EOS版メタマスク
おまけ)EOS関連のサービス3:irex • https://irex.io/ja • アカウント作成や各種リソースの管理を月額課金で自動でやってくれるサービス。 開発者向け。LaoMaoが運営。
おまけ)EOS関連のサービス4:js4eos • https://github.com/itleaks/js4eos • EOS版truffle