Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

Quality Center と astah*の連携 v001

Avatar for Kei Nakahara Kei Nakahara
January 26, 2012
3

Quality Center と astah*の連携 v001

2012/01/26に公開した資料です
2024/06/20にSlideshareから移行しました

Avatar for Kei Nakahara

Kei Nakahara

January 26, 2012
Tweet

More Decks by Kei Nakahara

Transcript

  1. Seeing is Understanding 2012 Change Vision Co.,Ltd. All Right Reserved

    Quality Center と astah*の連携 2012/01/26 version 1.0 株式会社 チェンジビジョン 中原 慶
  2. Seeing is Understanding 2012 Change Vision Co.,Ltd. All Right Reserved

    Change Vision社 astah* モデリングツール(astah*)連携 Developers IDE + Tasktop Implement requirements defined in HP ALM HP ALM Build Track Test Plan SCM System Source code is stored in SCM Continuous Integration Build System Req/Tasks/Defects Builds Check-in Check-out ALI Reports Static Code Analysis Design Visualize
  3. Seeing is Understanding 2012 Change Vision Co.,Ltd. All Right Reserved

    アジェンダ 1. astah*とは 2. 連携の目的 3. はじめの一歩「可視化」 4. 今後の展開 5. まとめ 3
  4. Seeing is Understanding 2012 Change Vision Co.,Ltd. All Right Reserved

    1. astah*とは  モデリング(モデルを作成する)ツール UMLやER図、Mind Mapなど、開発現場で必要とされる 図を作成 株式会社 チェンジビジョンにて開発(国産ツール)  顧客に合わせた柔軟なカスタマイズが可能  旧製品名 JUDE 世界に約50万ユーザ 使い勝手が評価されている  2006~2011 コンポーネントソース ベストセラー製品アワーズ 受賞 (2011年 国内4位 世界TOP25)  2008年日経SYSTEMS顧客満足度1位 他多数 4 モデルとは、対象をある観点で抽象化したもの
  5. Seeing is Understanding 2012 Change Vision Co.,Ltd. All Right Reserved

     ソフトウェア開発全般でモデルのメリットを活かし、ソフトウェアの品質向上 、開発効率向上をサポートすること 1. 要件の可視化  QCが持つ要件(テスト要件を含む)の構造と関係を可視化することで、理解を促進し、レビュー の質と効率を向上すること 2. トレーサビリティの明確化  MBD(モデルベース開発)における成果物間(要件、設計、テストなど)のトレーサビリティを明 確にすることで、ソフトウェア製品の品質を向上すること 3. MBT(モデルベーステスティング)  テスト要件に基づいて作成されたテスト設計モデルから、テストケース及びテスト実行を半自動 的に行うことで、テストの品質と効率を向上すること 2. 連携の目的 5 ※本資料内では、Quality CenterをQCと表記します ※本資料内では、便宜上、要求と要件を区別しません 1. 要件の可視化 要件 モデル 設計 モデル テスト テスト 2. トレーサビリティの明確化 テスト設計 テスト実行 テスト要件 T/C T/S テスト 結果 3. MBT
  6. Seeing is Understanding 2012 Change Vision Co.,Ltd. All Right Reserved

    3. はじめの一歩「可視化」  要件間の複雑な関係をモデルとして可視化 一覧表形式では見えない要件間の関係を可視化  「見える」ことは「分かる」こと 双方の良いところを活かした連携 6 全体の件数や、各々の状態が分かりやすい 階層関係が分かりやすい 一覧表形式 モデル  階層構造を超えた依存関係を把握しやすい  複数の視点(俯瞰、仰視)で関係を把握しやすい 階層を超えた依存関係が分からない 直感的に全体の構造を理解しづらい  全体の件数や、各々の状態を把握しずらい  件数が増えると見ずらい
  7. Seeing is Understanding 2012 Change Vision Co.,Ltd. All Right Reserved

     階層を超えた依存関係の見落としや誤りの発見を促 し、レビューの質と効率が向上する ① astah*で要件のモデルを作成する ② 要件モデルをレビューする ③ 要件モデルの情報をQCに半自動で登録する 3. はじめの一歩「可視化」 要件モデルとして可視化するメリット(1) 7 ※本資料内では、便宜上、要求と要件を区別していません astah*で要件のモデルを作成する 要件をQCに登録する レビュー OK
  8. Seeing is Understanding 2012 Change Vision Co.,Ltd. All Right Reserved

    3. はじめの一歩「可視化」 要件モデルとして可視化するメリット(2)  要件の構造と関係を複数視点で可視化し、理解効率の向上に 貢献する ① QCで管理されている要件から、関係を可視化したい要件を特定する ② astah*のモデルを半自動的に作成する ③ 対象の要件の周辺構造と関係をモデルで理解する 8 ※本資料内では、便宜上、要求と要件を区別していません 関係を可視化したい要件を 特定する 対象とした要件の周辺構造と関係を モデルとして可視化する
  9. Seeing is Understanding 2012 Change Vision Co.,Ltd. All Right Reserved

    3. はじめの一歩「可視化」 まとめ 要件間の関係を複数視点で可視化 依存関係の見落としや誤りの発見を促す 対象の理解を促進する 9 要件データ モデルとして 可視化 + = 高品質な 要件
  10. Seeing is Understanding 2012 Change Vision Co.,Ltd. All Right Reserved

    今後の展開 トレーサビリティの明確化  MBD(モデルベース開発)におけるトレーサビリティの明確化 開発中の成果物(要件、設計、テスト設計など)モデルと、QC上で管 理している要件とを紐付ける  例:設計モデル上、要件が実現されている箇所を特定し、トレーサビリテ ィ関係を明確にする  割り当て表  設計モデル上で、実現している要件を明示 10 要件 モデル 設計 モデル テスト テスト
  11. Seeing is Understanding 2012 Change Vision Co.,Ltd. All Right Reserved

    今後の展開 モデルベーステスティング(1)  MBT(Model Based Testing)  モデルを用いて、テストケースの生成と実行を自動的に行う ① QCで管理されているテスト要件に基づいて、テスト設計モデルを作成 ② テスト設計モデルからテストケースを自動生成 ③ テストケースからテストスクリプトを自動生成 ④ テストを自動実行 ⑤ テスト結果をQCに登録 11 ① テスト設計 ② テストケース生成 ④テスト実行 テスト要件 テストケース テストスクリプト ⑤テスト結果登録 テスト結果 ③スクリプト 生成
  12. Seeing is Understanding 2012 Change Vision Co.,Ltd. All Right Reserved

    今後の展開 モデルベーステスティング(2) 12 【参考】 Requirements Analysis Design Implementation Test 出展 Practical Model-Based Testing: A Tools Approach by Mark Utting and Bruno Legeard, Morgan-Kaufmann 2007.
  13. Seeing is Understanding 2012 Change Vision Co.,Ltd. All Right Reserved

    まとめ  はじめの一歩としてモデルを用いた可視化で連携 astah*で要件をモデリングし、QCに登録する QCの要件をastah*のモデルとして可視化する  今後はトレーサビリティ、MBTに取り組む 13 + 高度なデータ 管理機構 モデリングツール = 高品質なシステムの 効率的な開発 をサポート
  14. Seeing is Understanding 2012 Change Vision Co.,Ltd. All Right Reserved

    ご清聴ありがとうございました 弊社HP http://www.change-vision.com/ QCとastah*の連携 http://astah.change-vision.com/ja/qccon/index.html 品質スイート http://astah.change-vision.com/ja/qs/index.html [email protected] 14