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自律的で協調的なチームの作り方 / How to build autonomous collaborative team in RSGT2019

nakaly
January 10, 2019

自律的で協調的なチームの作り方 / How to build autonomous collaborative team in RSGT2019

Agile/Scrum へ取り組むことで、プランナー・エンジニア間の課題が解消し協調的に取り組めるようになり、チームがより自律的に動けるように成長していくお話
https://confengine.com/regional-scrum-gathering-tokyo-2019/proposal/8175/scrum

nakaly

January 10, 2019
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Transcript

  1. 中村亮介 – LINE Fukuoka株式会社
    ⾃律的で協調的なチームの作り⽅
    ~複数拠点、多⾔語、職能型組織で始めるScrum~

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  2. Agenda • プロダクトやチーム、チームの課題について
    • チームの変化の軌跡
    • 変化の後課題はどうなった?
    • ⾃律的で協調的なチームの作り⽅とは​
    • チームにもたらしたもの・⾃分の中で変わった
    こと​

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  3. ϓϩμΫτ΍νʔϜɺνʔϜͷ՝
    ୊ʹ͍ͭͯ

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  4. • 開発チーム リーダー
    • サーバーサイドエンジニア
    • 社内アジャイルコーチ兼務
    Weʼre hiring!
    https://linecorp.com/ja/care
    er/position/1405
    ࣗݾ঺հ

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  5. ϓϩμΫτʹ͍ͭͯ
    トーク占い
    • LINEのトークルームでチャット or 電話で
    占い師に相談できる

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  6. ϓϩμΫτʹ͍ͭͯ
    トークCARE
    • 恋愛・仕事・⼈間関係の悩みについてカウンセラーに相談できる

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  7. νʔϜʹ͍ͭͯ
    • チームは東京と福岡に分散している
    • プランナー/デザイナー/エンジニア/QAはそれぞれ違う組織
    東京
    プランナー
    デザイナー
    福岡
    エンジニア
    QA

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  8. ࿩͢͜ͱ
    • Agile/Scrum へ取り組むことで、プランナー・エンジニア間の՝୊
    ͕ղফし協調的に取り組めるようになり、チームがより⾃律的に動
    けるように੒௕͍͓ͯ͘͠࿩
    • 現在進⾏系で課題を抱えている⽅
    • ここにも悩んでいる⼈がいるということが知れます
    • 百戦錬磨の⽅
    • Agile/Scrum取り組みのやり始めの⼈が何考えているか知れます
    • マサカリください

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  9. νʔϜ͕͍࣋ͬͯͨ՝୊
    • エンジニアが持っていた課題
    • ⾒積もり前にビジネス側で開発のείʔϓͱσουϥΠϯΛܾΊͳ͍Ͱ΄͠
    ͍
    • 開発する機能に関してഎܠ΍໨త͕͋·ΓೲಘͰ͖ͳ͍
    • 開発する機能の༏ઌॱҐ͕Θ͔Βͳ͍
    • プランナー側が作成するཁٻ΍࢓༷͕ෆਖ਼֬だったり、不⼗分だったりする
    せいで、։ൃظ͕ؒԆͼ͍ͯΔと感じているのに理解されていない気がする

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  10. νʔϜ͕͍࣋ͬͯͨ՝୊
    • プランナーが持っていた課題
    • エンジニア側のݟੵ΋Γ͕ద੾͔Θ͔Βͳ͍
    • エンジニア側がे෼ʹޮ཰Α͘ಇ͚͍ͯΔ͔Θ͔Βͳ͍
    • エンジニアのചΓ্͛కΊ੾Γʹର͢Δίϛοτϝϯτ͕௿͍ように感じ

    • มߋΛॊೈʹऔΓೖΕͯσουϥΠϯ΋कΔようにしてほしい

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  11. มԽͷ͖͔͚ͬ
    • プランナーとの関係で悩んでいた時期にちょうど会社にそういった
    悩みをサポートする横断組織ができたのを聞いてサポートを依頼
    • サポートに来た⼈なんか⾒たことある!
    < 振り返りワークショップやるで

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  12. νʔϜͷมԽͷي੻

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  13. 2018/04
    雑談Slackチャンネル
    2018/04
    サーバーサイド、フ
    ロントエンドのエン
    ジニアの助け合い
    2018/02
    週1の振り返りの導⼊
    2018/06
    プランナーと⼀緒に
    受けるScrumトレー
    ニング
    2018/04
    リモートランチ
    2018/03
    ディスカッションを
    通して作る、要求、
    仕様の伝え⽅の共通
    認識
    Scrumಋೖલ

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  14. 2018/04
    雑談Slackチャンネル
    2018/04
    サーバーサイド、フ
    ロントエンドのエン
    ジニアの助け合い
    2018/02
    週1の振り返りの導⼊
    2018/06
    プランナーと⼀緒に
    受けるScrumトレー
    ニング
    2018/04
    リモートランチ
    2018/03
    ディスカッションを
    通して作る、要求、
    仕様の伝え⽅の共通
    認識
    ि1ͷৼΓฦΓͷಋೖ

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  15. ि1ͷৼΓฦΓͷಋೖ
    • 今までも⼤きなリリースの後にKPTスタイルでの振り返りはやって
    いたが、ProblemもTryもたくさん出すぎて、その後のアクションも
    実⾏されないものも多かった
    • 振り返りワークショップで私が学んだこと
    • ”ͳΔ΂͘සൟͰܧଓతͳվળ”の⼤事さ
    • 出て来たProblemを全部議論しようとすることより、ॏཁͳ΋ͷ
    ͔ΒΞΫγϣϯͰ͖Δようにしっかり議論することが⼤事

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  16. ि1ͷৼΓฦΓͷ͸͡ΊͷҰา
    • 起きていた問題:
    • プランナーが仕様を検討する時間を取るのに間があったり、漏れて
    しまったりし、その間開発が⽌まる。仕様のドキュメント反映漏れ
    が起きる。という問題があった

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  17. ि1ͷৼΓฦΓͷ͸͡ΊͷҰา
    • やったこと:
    • エンジニアの⽅がどうすべきかわかっている場合もあるので、࢓༷
    ͷఏҊをし、ϓϥϯφʔଆͷ0,Λ଴ͨͣに実装は進める
    • Slackで仕様質問するときはピンどめして、未解決の問題を明確に
    し、また解決のステータスをリアクションで表現する

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  18. ଟݴޠ؀ڥͰͷৼΓฦΓ
    • 共通⾔語がない中での振り返りは難しい
    • ⽇本語ネイティブ3⼈で残りの5⼈はそれぞれ⺟国語は英語
    じゃないけど英語の⽅が得意という状況
    • やっていること
    • Slackを使⽤した振り返り
    • 英語でも⽇本語でもかけるし、も
    しわからなかったらそのまま
    google translateとかで翻訳できる

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  19. ଟݴޠ؀ڥͰͷৼΓฦΓ
    • やっていること
    • リアクションを使った投票

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  20. 2018/04
    雑談Slackチャンネル
    2018/04
    サーバーサイド、フ
    ロントエンドのエン
    ジニアの助け合い
    2018/02
    週1の振り返りの導⼊
    2018/06
    プランナーと⼀緒に
    受けるScrumトレー
    ニング
    2018/04
    リモートランチ
    2018/03
    ディスカッションを
    通して作る、要求、
    仕様の伝え⽅の共通
    認識
    σΟεΧογϣϯΛ௨ͯ͠࡞Δɺཁٻɺ࢓༷
    ͷ఻͑ํͷڞ௨ೝࣝ

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  21. σΟεΧογϣϯΛ௨ͯ͠࡞Δɺཁٻɺ࢓༷ͷ఻͑
    ํͷڞ௨ೝࣝ
    • 起きていた問題:
    • プランナーが仕様書を作っていたが、エンジニア/QAメンバーは
    その書きっぷりに不満を持っていた
    • やったこと:
    • そもそもԿΛ࢓༷ॻʹॻ͍ͯཉ͍͔͠ちゃんと伝えていなかった
    かも?
    • メンバーがそれぞれ࢓༷Λॻ͘໨తɺԿΛؾΛ͚ͭͨΒΑ͍͔ڞ
    ༗し、進⾏中の機能の仕様書を今後の⾒本となるものにした

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  22. σΟεΧογϣϯΛ௨ͯ͠࡞Δɺཁٻɺ࢓༷ͷ఻͑
    ํͷڞ௨ೝࣝ
    • どうなった:
    • 振り返りで仕様書が良くなったという意⾒が上がる
    • 質問のやりとりをする回数が減った
    • 書き⽅が決まっていて書きやすいため、その場で回答して仕様書
    に反映されないということが減った

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  23. 2018/04
    雑談Slackチャンネル
    2018/04
    サーバーサイド、フ
    ロントエンドのエン
    ジニアの助け合い
    2018/02
    週1の振り返りの導⼊
    2018/06
    プランナーと⼀緒に
    受けるScrumトレー
    ニング
    2018/04
    リモートランチ
    2018/03
    ディスカッションを
    通して作る、要求、
    仕様の伝え⽅の共通
    認識
    αʔόʔαΠυɺϑϩϯτΤϯυͷΤϯδχ
    Ξͷॿ͚߹͍

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  24. αʔόʔαΠυɺϑϩϯτΤϯυͷΤϯδχΞͷॿ
    ͚߹͍
    • 起きていた問題
    • QAによる⼿動テストが始まった段階でフロントエンドの起因と
    思われるバグの修正がフロントエンドエンジニアが2名しかいな
    いこともありボトルネックになる
    • サーバーサイドとフロントエンドはそれぞれߴ͍ઐ໳ੑを持つ
    ことを期待されていて、ͦΕͧΕͰ࠾༻͕ߦΘΕɺผͷ෦ॺʹ
    ॴଐ͍ͯ͠ΔͨΊɺ結構お互い領域には踏み込み⾟い

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  25. αʔόʔαΠυɺϑϩϯτΤϯυͷΤϯδχΞͷॿ
    ͚߹͍
    • やったこと
    • 最初はQAメンバーによるテスト期間でόά͕ग़ͨ࣌には、余裕
    のあるサーバーサイドメンバーが積極的に໰୊ͷ੾Γ෼͚をす

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  26. 2018/04
    雑談Slackチャンネル
    2018/04
    サーバーサイド、フ
    ロントエンドのエン
    ジニアの助け合い
    2018/02
    週1の振り返りの導⼊
    2018/06
    プランナーと⼀緒に
    受けるScrumトレー
    ニング
    2018/04
    リモートランチ
    2018/03
    ディスカッションを
    通して作る、要求、
    仕様の伝え⽅の共通
    認識
    ϦϞʔτϥϯν&ࡶஊSlackνϟϯωϧ

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  27. ϦϞʔτϥϯν
    • 起きていた問題:
    • リモートだとどうしても話すとき
    は必要最低限のことのみ話がち
    東京のプランナー

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  28. ࡶஊSlackνϟϯωϧ
    • 要求・仕様の作り⽅の議論の中で本をオススメしたりする流れにな
    り専⽤のチャンネルを作ることになる
    東京のプランナー

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  29. 2018/04
    雑談Slackチャンネル
    2018/04
    サーバーサイド、フ
    ロントエンドのエン
    ジニアの助け合い
    2018/02
    週1の振り返りの導⼊
    2018/06
    プランナーと⼀緒に
    受けるScrumトレー
    ニング
    2018/04
    リモートランチ
    2018/03
    ディスカッションを
    通して作る、要求、
    仕様の伝え⽅の共通
    認識
    ϓϥϯφʔͱҰॹʹड͚Δ
    ScrumτϨʔχϯά

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  30. ϓϥϯφʔͱҰॹʹड͚ΔScrumτϨʔχϯά
    • 動機
    • Scrumから学ぼう
    • プランナーとエンジニアで開
    発プロセスに関して共通の⾔
    葉・認識を作ろう
    東京のプランナー

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  31. ϓϥϯφʔͱҰॹʹड͚ΔScrumτϨʔχϯά
    • 結果
    • Scrumが始まった
    • トレーニング受ける前はScrumから学ぼうというスタンス
    だったが全容を知って、興味はあるけどハードルが⾼いと
    いう印象が解消され、4DSVNࣗମΛಋೖ͢Δことになる
    • Scrumの背景やフレームワーク全体をϓϥϯφʔ΋஌ͬͯ
    ͍Δので導⼊がスムーズ

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  32. ϓϥϯφʔͱҰॹʹड͚ΔScrumτϨʔχϯά
    • 結果
    • アジャイルマニフェストを読んでの議論したりすることを通し
    て、チームの中のྑ͍։ൃϓϩηεͱ͸Կ͔ͱ͍͏͜ͱʹؔ͠
    ͯϝϯόʔͦΕͧΕͷߟ͑ํͷҙݟͷަ׵͕Ͱ͖ͨ
    • ドキュメントは必要なこともあるよね?どういう時?
    • ただ動くためだけのものを作るだと技術的負債が。。

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  33. 2018/10
    E2Eテスト
    2018/08
    モブレビュー・モブプ
    ログラミングの導⼊
    2018/07
    2018/11
    デザイナーとの密な
    協業(WIP)
    2018/09
    リモート飲み会
    2018/08
    サーバーサイド、フロ
    ントエンドのエンジニ
    アの助け合い
    Scrumಋೖޙ
    Scrum開始にあたっ
    ての準備

    View Slide

  34. 2018/10
    E2Eテスト
    2018/08
    モブレビュー・モブプ
    ログラミングの導⼊
    2018/07
    2018/11
    デザイナーとの密な
    協業(WIP)
    2018/09
    リモート飲み会
    2018/08
    サーバーサイド、フロ
    ントエンドのエンジニ
    アの助け合い
    Scrum։࢝ʹ͋ͨͬͯͷ४උ
    Scrum開始にあたっ
    ての準備

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  35. Scrum࢝ΊΔʹ͋ͨͬͯ
    • PO誰にしよう?
    • 事情によりプランナーの中からは10ཱͯΒΕͳ͍
    • 制約ある上での苦⾁の策として
    • エンジニアの中に1SPYZ10を⽴てる
    • Product Backlog Refinementを2フェーズに分ける
    ౦ژ ෱Ԭ
    プランナー
    Proxy PO
    QA
    Scrum Master 開発チーム
    “Pre” Product Backlog Refinement
    Product Backlog Refinement

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  36. Product Backlog Refinementを2フェーズに分ける
    • 優先順位⾒直しがメインの”1SFz Product Backlog Refinement
    • プランナーとProxy POとQA⾏う⼀種のPOチームな感じ
    • 施策の内容と⽬的の共有も⾏う
    • タスク分割と⾒積もりがメインのProduct Backlog Refinement
    • 施策の内容と⽬的の共有を英語で⾏う
    • Proxy POはPre Product Backlog Refinement以外でもプランナー
    と密に連携して施策を仕様に落とし込む

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  37. • 3FNPUF 4QSJOU 3FWJFX
    • Sprint Reviewにはプランナーもステークホル
    ダーとして参加する
    • テレビ会議でつなぐ
    • QuickTime Playerのレコーディング機能を
    使ってスマホの画⾯を共有

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  38. ଟݴޠ؀ڥͰͷͳΒͰ͸ͷऔΓ૊Έ
    • Daily Scrumの前のアイスブレイク
    • ローテーションしているファシリテーターは勉強している⾔語
    で近況を話す
    • コミュニケーションで気をつけていること
    • ೔ຊਓಉ࢜Ͱ೔ຊޠΛ࿩࣌͢΋、ゆっくり、簡単な単語で話す
    • 英語に⾃信がないときは೔ຊޠ΋ॻ͘
    • ⽂字でコミュニケーションをするときは׽ࣈΛଟ͘࢖͏

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  39. ৬ೳܕ૊৫ͷ੍໿ʹ͓͚ΔScrum
    • ⼿動テストメンバーはアウトソースであり、すべてのScrumイベン
    トに参加するのが難しい(リーダー2⼈はSprint
    Review/Retrospectiveには参加)
    • やっていること
    • 仕様書作成にQA観点を盛り込む
    • リリース前に最終チェックを⾏う
    • 以前のSprintで開発した機能の最終テストをSprintでの新規機
    能開発と並⾏して⾏う
    QAのリーダー2⼈はすべてのScrumイベントに参加するよう調整中!

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  40. 2018/10
    E2Eテスト
    2018/08
    モブレビュー・モブプ
    ログラミングの導⼊
    2018/07
    2018/11
    デザイナーとの密な
    協業(WIP)
    2018/09
    リモート飲み会
    2018/08
    サーバーサイド、フロ
    ントエンドのエンジニ
    アの助け合い
    αʔόʔαΠυɺϑϩϯτΤϯυͷΤϯδχ
    Ξͷॿ͚߹͍
    Scrum開始にあたっ
    ての準備

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  41. αʔόʔαΠυɺϑϩϯτΤϯυͷΤϯδχΞͷॿ
    ͚߹͍
    • 起きていた問題:
    • フロントエンドメンバーの1名離任よりフロントエンドが前よ
    りボトルネックになりがちになる

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  42. αʔόʔαΠυɺϑϩϯτΤϯυͷΤϯδχΞͷॿ
    ͚߹͍
    • やったこと:
    • フロントエンドメンバーが最初の環境構
    築を他のメンバーに伝える場が開催され
    て、αʔόʔαΠυͷϝϯόʔ΋ϑϩϯ
    τΤϯυλεΫΛ΍Δようになる

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  43. 2018/10
    E2Eテスト
    2018/08
    モブレビュー・モブプ
    ログラミングの導⼊
    2018/07
    2018/11
    デザイナーとの密な
    協業(WIP)
    2018/09
    リモート飲み会
    2018/08
    サーバーサイド、フロ
    ントエンドのエンジニ
    アの助け合い
    ϞϒϓϩάϥϛϯάɾϞϒϨϏϡʔͷಋೖ
    Scrum開始にあたっ
    ての準備

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  44. ϞϒϓϩάϥϛϯάɾϞϒϨϏϡʔͷಋೖ
    • 起きていた問題:
    • 1週間スプリントで難しいタスクをレビュー済みまで持って⾏
    くのは難しい
    • やったこと:
    • 以前から開発リードである⾃分からモブプログラミングやろう
    ということはあったがScrumを初めてϝϯόʔ͔Βࣗൃతにや
    ろうという話が出る

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  45. 2018/10
    E2Eテスト
    2018/08
    モブレビュー・モブプ
    ログラミングの導⼊
    2018/07
    2018/11
    デザイナーとの密な
    協業(WIP)
    2018/09
    リモート飲み会
    2018/08
    サーバーサイド、フロ
    ントエンドのエンジニ
    アの助け合い
    ϦϞʔτҿΈձ
    Scrum開始にあたっ
    ての準備

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  46. ϦϞʔτҿΈձ
    • リモートランチの発展系
    • Zoomで家から参加
    • ⼦供が⼩さくて通常の飲み会
    に参加できない⼈も参加でき

    • 飲んだ後電⾞に乗って帰らな
    くていい

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  47. 2018/10
    E2Eテスト
    2018/08
    モブレビュー・モブプ
    ログラミングの導⼊
    2018/07
    2018/11
    デザイナーとの密な
    協業(WIP)
    2018/09
    リモート飲み会
    2018/08
    サーバーサイド、フロ
    ントエンドのエンジニ
    アの助け合い
    E2Eςετ
    Scrum開始にあたっ
    ての準備

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  48. E2Eςετ
    • 起きていた問題
    • フロントエンドのバグ多い
    • やったこと:
    • 社内のテスト⾃動化チーム
    の⼒を借りて導⼊
    • 現在は時間がかかるリグ
    レッションテストに特化

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  49. 2018/10
    E2Eテスト
    2018/08
    モブレビュー・モブプ
    ログラミングの導⼊
    2018/07
    2018/11
    デザイナーとの密な
    協業(WIP)
    2018/09
    リモート飲み会
    2018/08
    サーバーサイド、フロ
    ントエンドのエンジニ
    アの助け合い
    σβΠφʔͱͷີͳڠۀ(WIP)
    Scrum開始にあたっ
    ての準備

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  50. σβΠφʔͱͷີͳڠۀ(WIP)
    • 起きている問題
    • デザインカンプ完成後、フロントエンドエンジニアリングの制約
    を考慮していないため確認のやりとりが発⽣しリードタイムが伸
    びる
    • 物理的に同じ場所にいないためJIRAやSlackを使った⾮同期のデザ
    インをレビューしているがこちらもリードタイムを伸ばしがち

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  51. σβΠφʔͱͷີͳڠۀ(WIP)
    • やろうとしていること:
    • デザイナーのためのWeb UIデザインガイドラインを作成
    • Zoomやテレビ会議システムを利⽤したデザインレビュー

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  52. 結局どういうことをやってきたか
    ·ͱΊ

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  53. ϓϥϯφʔͱΤϯδχΞͷೝࣝ߹Θͤ
    • ディスカッションを通して作る、要求、仕様の伝え⽅の共通認識
    • プランナーと⼀緒に受けるscrumトレーニング
    • Scrumの導⼊
    • Pre Product Backlog Refinement
    • ふんわりとしたアイデアの段階からエンジニアが⼊ることで
    ⼿戻りがほぼなくなった
    • Sprint Review
    • 早めのフィードバックがプランナー、QAからもらえるので最
    終⼿動テストで仕様バグ、認識違いがほぼなくなった

    View Slide

  54. ৼΓฦΓ΍ScrumʹΑΔνʔϜվળ
    • 週⼀の振り返りの導⼊
    • Scrumの導⼊
    • サーバーサイド、フロントエンドエンジニアの助け合い
    • モブレビュー、モブプログラミングの導⼊
    • E2Eテスト

    View Slide

  55. ࡶஊΛ૿΍͢
    • リモートランチ
    • リモート飲み会

    View Slide

  56. ΋ͱ΋ͱ͋ͬͨ՝୊͸Ͳ͏ͳͬͨʁ

    View Slide

  57. ΤϯδχΞ͕͍࣋ͬͯͨ՝୊
    • ⾒積もり前にビジネス側で開発のスコープとデッドライ
    ンが決めないでほしい
    • 規模が⼤きくなると⾒積もりが曖昧になり、開発が進
    むにつれて不確かさが減って⾒積もりが正確になるこ
    とに関して共通認識が⽣まれた
    • 開発する機能に関して背景や⽬的があまり納得できない
    • product backlog refinementやsprint planningによる情
    報共有

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  58. ΤϯδχΞ͕͍࣋ͬͯͨ՝୊
    • 開発する機能の優先順位がわからない
    • product backlogによる明確な優先順位管理
    • プランナー側が作成する要求や仕様が不正確だったり、不
    ⼗分だったりするせいで、開発期間が延びていると感じて
    いるのに理解されていない気がする
    • 期待値を共有することで仕様書の質が上がった
    • エンジニア側から積極的に仕様提案をするようになった
    • readyにならないbacklog itemは開発着⼿しない

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  59. ϓϥϯφʔ͕͍࣋ͬͯͨ՝୊
    • エンジニア側の⾒積もりが適切かわからない
    • トレーニングを受けたことにより⾒積もり⽅への理解
    が⾼まったので、エンジニアも率直に”これはバッ
    ファーない⾒積もりです“と伝えるようになった
    • エンジニア側が⼗分に効率よく働けているかわからな
    • トレーニングでどのように働いているかが明確になり、
    sprint retrospectiveでリードタイム短くするために
    ⽇々改善されていることがわかる

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  60. ϓϥϯφʔ͕͍࣋ͬͯͨ՝୊
    • エンジニアの売り上げ/デッドラインに対するコミットメ
    ントが低いように感じる
    • sprint goalを達成するために働いていることが明確に
    • 変更を柔軟に取り⼊れてデッドラインも守るようにしてほ
    しい
    • sprint中の差し込みは基本的には許容していないが、次
    のsprintには差し込める 差し込みによって⼤きな機能
    追加のデッドラインにどのように影響があるかわかる

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  61. ࣗ཯తͰڠௐతͳνʔϜ΁ͷ࡞Γ
    ํͱ͸

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  62. ࣗ཯తͰڠௐతͳνʔϜ΁ͷ࡞Γํ
    • ৼΓฦΓ͕νʔϜͷࣗ཯Λଅ͢
    • 元から細かい指⽰をしないと動けない⼈はいなかった
    が、今まではチームも問題を考える時間がなく、⾒つ
    けたとしてもそれをどう解決したらよいか、どう他の
    ⼈を巻き込んだらよいか不明だったところ振り返りと
    いう、໰୊ΛνʔϜશମʹڞ༗ͯ͠チーム全体で取り
    組むという仕組みがあることでࣗ෼΋νʔϜશମʹӨ
    ڹΛ͓Α΅ͤΔͱࢥ͏ことが出来るようになる

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  63. ࣗ཯తͰڠௐతͳνʔϜ΁ͷ࡞Γํ
    • プランナーとエンジニアの協調
    • 仕様の作成⽅法にしろ開発プロセスにしろҰॹʹ࡞Γ্
    ͛ͯߦ͘過程で様々な価値観を共有でき、できたものに
    納得感が持てる
    • 雑談で௚ۙͷ࢓ࣄͱ௚઀ؔ܎ͳ͍࿩をすることでプロダ
    クトに対する姿勢や価値観を共有する

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  64. ࣗ཯తͰڠௐతͳνʔϜ΁ͷ࡞Γํ
    • 開発チーム内での協調
    • sprint goalはチーム全体のখ͞ͳ໨ඪでそれを達成するた
    めになにをすればよいか考えるため、ϘτϧωοΫͱͳ
    Δͱ͜ΛօͰղফ͠Α͏と⾔うことになる

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  65. ࣗ཯తͰڠௐతͳνʔϜ΁ͷ࡞Γํ
    • ·ͣৼΓฦΓͷಋೖ͍ͯͨ͠
    • 振り返りだけなのでハードルが低いしここで、⾃律的な
    動きをする地盤ができていた
    • ϓϥϯφʔ΋ҰॹʹScrumτϨʔχϯάΛड͚ͨ
    • ステークホルダーの理解が容易に得られた
    • ॳظ͸ৼΓฦΓͰͳͥsprint goalΛୡ੒Ͱ͖ͳ͍͔ߟ͑ͨ
    • 皆でチーム全体のリードタイムを短くするにはどうすれ
    ば良いのかを考える習慣がついた

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  66. νʔϜͱͯ͠΋ͨΒͨ͠΋ͷ

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  67. νʔϜͱͯ͠΋ͨΒͨ͠΋ͷ
    • 13ϨϏϡʔϦʔυλΠϜͷݮগ

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  68. νʔϜͱͯ͠΋ͨΒͨ͠΋ͷ
    • 2"࠷ऴνΣοΫϑΣʔζͰͷόάͷݮগ
    Scrum後
    Scrum前

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  69. νʔϜͱͯ͠΋ͨΒͨ͠΋ͷ
    • みんな楽しい
    • 年末の振り返りでのFun-Done-Learn
    • νʔϜʹೖͬͯྑ͔ͬͨという
    'VO
    • εΫϥϜͷ։࢝という'VO
    %POF-FBSO

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  70. Agile/Scrumͱग़ձͬͯࣗ෼ͷத
    ͰมΘͬͨ͜ͱ

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  71. ࣗ෼ͷதͰมΘͬͨ͜ͱ
    • ⽴場や考え⽅が違うと思う⼈に対しても、খ͞ͳาΈدΓ͔ΒॳΊ
    ͯɺ͏·͘ڠௐͰ͖Δことがあると思えるようになった
    • もともと⾦融系のSIer出⾝ということもあってか責任範囲を過
    剰に捉えたり、衝突が発⽣しそうなときは強く主張して交渉で
    物事を解決するような傾向にあった
    • でも⾃分の中のนΛऔͬ෷͑Δようになってきた感覚がある

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  72. ࣗ෼ͷதͰมΘͬͨ͜ͱ
    • ͏·͘ߦͬͨ΢ΥʔλʔϑΥʔϧͷͦͷઌがあることを知った
    • 今までは、割りと⼤きな機能開発や初期開発がスケジュール通
    りに⾏けば満⾜で、なぜならιϑτ΢ΣΞ։ൃ೉ͯ͘͠େମԌ
    ্ͨ͠Γɺ஗Ԇͨ͠Γ͢Δのに⾃分の今までの経験から炎上し
    ない開発を出来てきたってのを⾃慢に思ってたが、Agile/Scrum
    と出会って、その先があることを知った

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  73. ࣗ෼ͷதͰมΘͬͨ͜ͱ
    • リードタイムを重視する。WIP制限を設けて並⾏で取り組むタスク
    をがあまりないため、ॠؒख͕ۭ͍͍ͯΔϝϯόʔ͕ग़ͯ͘Δ͜ͱ
    ͕͋Δ͚Ͳ͋·Γؾʹ͠ͳ͍ようになる
    • mtgや直接喋る同期的なコミュニケーションを全否定しない。むし
    ろリードタイムを短く出来るならੵۃతʹϑΣΠετΡʔϑΣΠε
    ͷձ࿩Λଅ͢

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  74. THANK YOU

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