Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Laravelワカンネ(゚⊿゚)から「完全に理解した()」までステップアップ
Search
namizatork
January 22, 2020
Programming
0
980
Laravelワカンネ(゚⊿゚)から「完全に理解した()」までステップアップ
2019.1.22 大阪Laravel勉強会主催
namizatork
January 22, 2020
Tweet
Share
More Decks by namizatork
See All by namizatork
PHPのエラーを理解して適切なエラーハンドリングを学ぼう
namizatork
1
3.3k
もう細かいレビューは したくない、されたくない
namizatork
0
1.3k
PHPの静的解析 ついでにLarastan
namizatork
0
490
Laravel8.xまでの大きな変更点を振り返る
namizatork
0
460
Livewireは魔法??コードリーディング してみた
namizatork
1
290
Laravelの「Hello World」を 表示するまでの処理を追ってみた
namizatork
0
1.3k
Laravel Hands-on
namizatork
0
320
SPA/PWA/AMPってなに?
namizatork
1
17k
Other Decks in Programming
See All in Programming
ピラミッド、アイスクリームコーン、SMURF: 自動テストの最適バランスを求めて / Pyramid Ice-Cream-Cone and SMURF
twada
PRO
10
1.3k
Duckdb-Wasmでローカルダッシュボードを作ってみた
nkforwork
0
120
macOS でできる リアルタイム動画像処理
biacco42
9
2.4k
Realtime API 入門
riofujimon
0
150
WebフロントエンドにおけるGraphQL(あるいはバックエンドのAPI)との向き合い方 / #241106_plk_frontend
izumin5210
4
1.4k
GitHub Actionsのキャッシュと手を挙げることの大切さとそれに必要なこと
satoshi256kbyte
5
430
Compose 1.7のTextFieldはPOBox Plusで日本語変換できない
tomoya0x00
0
190
タクシーアプリ『GO』のリアルタイムデータ分析基盤における機械学習サービスの活用
mot_techtalk
4
1.4k
Outline View in SwiftUI
1024jp
1
320
Generative AI Use Cases JP (略称:GenU)奮闘記
hideg
1
290
Jakarta EE meets AI
ivargrimstad
0
130
Content Security Policy入門 セキュリティ設定と 違反レポートのはじめ方 / Introduction to Content Security Policy Getting Started with Security Configuration and Violation Reporting
uskey512
1
520
Featured
See All Featured
Understanding Cognitive Biases in Performance Measurement
bluesmoon
26
1.4k
Building Applications with DynamoDB
mza
90
6.1k
Documentation Writing (for coders)
carmenintech
65
4.4k
The Power of CSS Pseudo Elements
geoffreycrofte
73
5.3k
Practical Orchestrator
shlominoach
186
10k
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
33
2.9k
Building Your Own Lightsaber
phodgson
103
6.1k
Agile that works and the tools we love
rasmusluckow
327
21k
Speed Design
sergeychernyshev
24
610
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
95
5.2k
XXLCSS - How to scale CSS and keep your sanity
sugarenia
246
1.3M
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
33
2.4k
Transcript
⼤阪Laravel勉強会 # ⼤阪Laravel勉強会 でツイート 登壇(15min) Laravelワカンネ(゚⊿゚)から「完全に理解した()」までス テップアップ LaravelとSymfony Laravel5 と
Laravel6 の違い -認証編- LT(5min) LaravelでSNSログインを実装 LaravelのコアコードからMiddlewareとControllerの実 ⾏⼿順を理解する MySQLと⽂字コードの話 故Laravel4でやっていく時のTips Amazon LightsailにLaravel環境作ってみた
Laravelワカンネ(゚⊿゚)から 「完全に理解した()」までステップアップ Namizato
エンジニアの「完全に理解した()」 ⾃信 理解度 完全に理解した なんも分からん チョットワカル
以上。 前ページ踏まえた上でご視聴ください。
⾃⼰紹介 Laravelのライフサイクル Laravelでよく⽬にするやつ
Namizato @namizatop Work : サーバーサイド Like : ⽝ バスケ Age
: 25 Laravelコミュニティ参加⾃由です
Laravelのライフサイクル
Laravelをwebに公開する時、 publicフォルダのみを公開 フォルダとします。 そこに存在するCSS・JS等 以外のファイルへのアクセ スは全てindex.phpを通して、 実⾏されます。 公開フォルダ
HTTPカーネル http://laravel 1 エントリポイント ルーティング ミドルウェア コントローラー 2 3 4
5 6 7 実⾏フロー
オートロードファイルの読み込み フレームワークの起動 アプリケーション実⾏ HTTPレスポンス送信 終了処理 エントリポイント
通常のPHPでは別のPHP ファイルを参照する際、 require⽂を読み込む必要が ありますが、Laravelでは ファイルの上部でuse宣⾔す ると⾃動でそれらのファイ ル郡を⾃動で読み込んで使 ⽤できます。 オートロード
Laravelの根幹とも⾔えるApplicationイ ンスタンスを⽣成します。 このApplicationインスタンスでは Laravelの様々な機能を提供する部品を 管理しており、Laravelではサービスコ ンテナと呼んでいます。 ここではHTTPカーネル/Consoleカー ネル/エラーハンドラーをsingletonでバ インドしてindex.php(エンドポイント) に返します。
※サービスコンテナは別ページで説明します。 アプリケーション実⾏
前ページでsingletonを利⽤してバイン ドしたHTTPカーネルの⼀例です。 HTTPカーネルではリクエストの実⾏前 に処理される機能(CSRFや認証など) を配列($middleware)で定義します。 ここで定義した処理はRequestインスタ ンスに対して必ず実⾏されます。 また、任意で処理を追加、削除が可能 です。 ※定義した処理はミドルウェアで実⾏されます。
HTTPカーネル
特定のURL (http://laravel/◦◦◦)に対して どの処理を呼び出して実⾏するのか を管理するのがルーティングです。 図①では/homeにアクセスされた時 に図②の`HomeController`クラスの `index`メソッドを呼び出しています。 ルーティング http://laravel/home 1
2
ミドルウェアとはRequestに対して(つまり Laravelアプリケーション全体)フィルタリン グをする機能の事です。 例えば右の図の様にログイン機能を追加しよう と思った時にそれぞれのコントローラーで認証 ロジックを書くのは⼤変です。 その処理をコントローラーとは別に実⾏する仕 組みを⽤意したものになります。 右の図の様にミドルウェア->コントローラー を通った後に再度ミドルウェアに戻っている様
にコントローラーの前後どちらでも設定が可能 です。 ※認証ロジックだけでなくCSRFトークンのチェックなど 様々な処理が初期設定で存在します。 ミドルウェア ミドルウェア コントローラー 5 6 ~~~~~~省略~~~~~~ ログイン ここで認証ロジック など ʻʻ実⾏フローから引⽤ʼʼ
LaravelはMVCフレームワークです。 ControllerはModelとViewの制御を ⾏う中⼼となる部分です。 右の図の様にLaravelのControllerは 通常、Controllerクラスを継承してい ます。 継承せずともControllerとして機能し ますが、前ページで説明した、ミド ルウェアへのアクセスが出来なくな ります。
コントローラー
Laravelでよく⽬にするやつ
DIとはオブジェクト同⼠の 依存をなくして疎結合にし ようという考え⽅です。 右の図では`User`クラスは `Phone`クラスに依存して います。 このままでは`User`クラス の単体テストができません。 DI(依存性の注⼊) Phoneクラスに依存している
右の図ではresolve()という関数にク ラス名を渡しています。 この記述をする事で、外部でインス タンス⽣成を⾏い、疎結合にしたと いう事になります。 これにより`Phone`クラスのモック を与えた`User`クラスの単体テスト が可能になりました。 では外部からインスタンスを⽣成す るとはどういう事か次ページで追っ
てみます。 DI(依存性の注⼊) Phoneクラスに依存していない
サービスコンテナとはアプリケーショ ン全体のインスタンスを管理する機能 の事です。 前ページで紹介したresolve()はグロー バル関数として使⽤でき、クラス名を 渡すと該当のクラスのインスタンスを リターンする事ができます。 resolve()は説明するためにあえて使い ましたが、メソッドに直接クラス名を 渡すと⾃動で同様にインスタンスを外
部から注⼊する事ができるメソッドイ ンジェクションがよく使われます。 サービスコンテナ サービスコンテナ インスタンス⽣成し てくだぱい あいよ (インスタンスを渡す)
ご静聴ありがとうございました。 Namizato