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Before You Create Something

Before You Create Something

制作準備概論 作り始める前に
2024/04/24 筑波大学 情報メディアユニオン クリエイティブメディアラボ

筑波大学情報メディア創成学類での学生企画で、作品制作に向けたレクチャーを行いました。

P3 このレクチャーの告知ポスト https://twitter.com/nandenjin/status/1780548146915119361
P13 宮島達男《それは変化し続ける それはあらゆるものと関係を結ぶ それは永遠に続く》東京都現代美術館 https://mot-collection-search.jp/shiryo/4400/
P21 アントニー・ゴームリー『反映/思索』東京国立近代美術館 https://www.momat.go.jp/collection/s00377
P22 アントニー・ゴームリー “Two Times II” 東京オペラシティ https://at-art.jp/japan/tokyo/shinjuku-tokyo/hatsudai/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%AA%E3%83%BC-%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%BA%E2%85%A1-two-times-ii/
P23 ロン・ミュエク《スタンディング・ウーマン》十和田市現代美術館 https://towadaartcenter.com/collection/standing-woman/
P25 『ダミアン・ハースト 桜』国立新美術館 https://www.nact.jp/exhibition_special/2022/damienhirst/
P27 『マーク・マンダース マーク・マンダースの不在』東京都現代美術館 https://youtu.be/Zlt1g2Sn28Q
P28 特別展示『マーク・マンダース 保管と展示』東京都現代美術館 https://www.mot-art-museum.jp/Storage_and_Display.pdf (PDF)
P28 マーク・マンダース、ふたたび。東京都現代美術館で特別展示「マーク・マンダース:保管と展示」 - 美術手帖 https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/24333
P30 マーク・マンダース コーナンでの展示 告知ポスト https://twitter.com/MOT_art_museum/status/1454970499918823429
P31 コーナン江東深川店に突如マーク・マンダースの作品が展示されていた - togetter https://togetter.com/li/1797064
P33 ジャン・シュウ・ジャン(張徐展) 《熱帶複眼》 https://youtu.be/rbWkZ38a5OI
P34 ジャン・シュウ・ジャン(張徐展) 《熱帶複眼 - 動物故事系列》六本木アートナイト https://www.roppongiartnight.com/2023/programs/16811
P35 ジャン・シュウ・ジャン(張徐展) 《熱帶複眼 - 動物故事系列》六本木アートナイト展示時の稲田のポスト https://twitter.com/nandenjin/status/1662413228893433867
P36 六本木アートナイト2023に台湾アーティスト張徐展の動画作品『熱帯複眼』出展 - 台北駐日経済文化代表処台湾文化センター https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000193.000042392.html
P37 『佐藤雅晴 尾行-存在の不在/不在の存在』水戸芸術館 https://www.arttowermito.or.jp/gallery/lineup/article_5144.html
P37 『佐藤雅晴 尾行-存在の不在/不在の存在』水戸芸術館 展示風景映像 https://youtu.be/UyjpONS1n7o
P41 『未来のかけら』21_21 DESIGN SIGHT https://www.2121designsight.jp/program/future_elements/
P44 『ジャン・プルーヴェ展 椅子から建築まで』 https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/Jean_Prouve/
P45 稲田和巳《住人たち》 https://www.nandenjin.com/works/residents
P48 『CAF賞2021』代官山ヒルサイドフォーラム https://www.nandenjin.com/events/caf21
P55 『稲田和巳 潮 重なり隣り合う世界』つくば市民ギャラリー https://nandenjin.com/events/tsukuba24
P59 ケリス・ウィン・エヴァンス《照明用ガス…(眼科医の証人による)》https://youtu.be/hj_Pf0QoZl8
P64 kazumi-inada-bookmarks https://scrapbox.io/kazumi-inada-bookmarks/
P65 Paul Graham "Maker's Schedule, Manager's Schedule" https://paulgraham.com/makersschedule.html
P65 『メーカーのスケジュールとマネージャーのスケジュール』 (上記の日本語訳) https://note.com/tokyojack/n/nd610a05397c1
P67 KYOCERA✕明和電機 アートコラボプロジェクト https://youtu.be/AuseSEY2yKA

スライドマスター(Google Slides)
https://docs.google.com/presentation/d/1D2KnCz3ZZ-N0va9qw9ylbZs7uKTO7XenwL_Sq1w26_Q/edit

Kazumi Inada

April 24, 2024
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Transcript

  1. 3

  2. • いい「モノ」はすべて膨⼤なINからできている • ❌ 勉強 ではなく ⭕ 経験 ◦ 好きなものをたくさん⾒て吸収する

    ◦ 技術を覚えるより、作りたいものが先にある⽅が良い → どうやって出会い、学ぶのがよいのか インプットがないと、アウトプットも出来ない 6
  3. • ⽇本科学未来館(お台場)先端技術‧⽴体視ドームシアター • 国⽴科学博物館(上野‧つくば)⾃然科学‧⼯学 • 東京国⽴博物館(上野)歴史⽂化 • インターメディアテク(東京)歴史‧メディア • つくばにもある

    ◦ エキスポセンター、地質標本館、JAXAスペースドーム、地図と測量 の科学館…… 博物館‧科学館 10 近隣かつ稲⽥がよくいくところからいくつか
  4. • 東京都現代美術館(清澄⽩河) • 森美術館(六本⽊) • 国⽴新美術館(六本⽊) • NTTインターコミュニケーション‧センター(初台) • ⽔⼾芸術館

    現代美術ギャラリー(⽔⼾) *ギャラリーというものの、規模的には美術館に近い(定義からは外れる) 美術館 11 近隣かつ稲⽥がよくいくところからいくつか
  5. ギャラリー • ⼩さい展⽰空間 • 作品を販売しているものもある • 貸しギャラリーもある • 初めて⼊るのはやや怖い •

    規模的には⾃分たちに近く、学 ぶものが多い 14 ⼾⾕成雄『視線体:散から連 連から積』 Shugo Arts(六本⽊)2022
  6. ギャラリー • ⼤⼿企業の企画によるもの ◦ 資⽣堂ギャラリー、エルメスギャラリー…… • 所属アーティストによるもの • 条件のもとで貸し出しているもの 17

    • 多くの場合は⾃由に出⼊りしてOK • ハンドアウト(配布物)も⾃由にもらってよい • スタッフさんは基本的に声をかけてこない
  7. つくばのギャラリー • ちなみにつくばにもある ◦ ネオつくば、千年⼀⽇珈琲、アート ギャラリー布々…… • なんと⼤学にもある ◦ T+、芸術系ギャラリー、⼤学会館

    ギャラリー…… 18 筑波⼤学アートコレクション選2023-Ⅱ『オマージュ⽯膏像—東京⾼等師範学 校の遺産』芸術系ギャラリー(2023)
  8. 「展⽰形式そのもの」 • 展⽰にも技術の上⼿い‧ヘタがある ◦ ⽩いきれいな空間に置けばOK、ではない ◦ どう置くか⾃体にも意味をもたせることができる ▪ 配置場所 ▪

    他の作品との関係 ▪ 什器(台座等)の有無 • 評価基準をつくるとすれば: 「作品の魅⼒‧個性をいかに引き出せるか」 20
  9. 28 『マーク‧マンダース:保管と展⽰』 東京都現代美術館(2021) 参考:マーク‧マンダース、ふたたび。東京都現代美術館で特 別展⽰「マーク‧マンダース:保管と展⽰」 - 美術⼿帖(2021 年7⽉17⽇) https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/24333 「マンダースの不在」展では、個々の作品を精緻に

    配置することで、作品間の関わりを辿る「一つのセ ンテンス」の実現が企図されていましたが、本展示 では、個々の作品がセンテンスを構成する以前の、 いわばバラバラな単語の集合体として、一種中間的 な状態が提示されます。同じ作品でありながら全く 別のインスタレーションとなります。 (美術館ステートメントより)
  10. 30

  11. 41

  12. • 実際書いてみるとめちゃ難しい ◦ ⻑すぎてもダメ、⾃⼰満⾜(いわゆるポエム)でもダメ (美術)展覧会にまつわるテキスト 53 • 作家が書いてるもの∕そうでないものがある ◦ 作家ステートメント

    作品や制作活動について何を⽬指すか述べている(主観 的) ◦ 挨拶⽂、解説⽂ 展⽰主催者やキュレーター(研究者‧展⽰内容の責任者) が 書いている(客観的)
  13. インプットがないとアウトプットも出来ない(再掲) 62 • いい「モノ」はすべて膨⼤なINからできている • ❌ 勉強 ではなく ⭕ 経験

    ◦ 好きなものをたくさん⾒て吸収する ◦ 技術を覚えるより、作りたいものが先にある⽅が良い • 幅広いものにアクセスする • 好きなものに敏感になる • 時間をきちんと取る
  14. 好きなものに敏感になる • 個性の⾔語化を試みる ◦ どこが良いと思ったのか? ◦ ⾃分の興味があることは、ほかと 何が違うか? • 「⾃分の興味はなにから出来て

    いるのか」を明らかにする 64 稲⽥は最近、⾃分の⾒たものや いいなと思ったコンテンツの 記録を取ってみています https://scrapbox.io/kazumi-inada-bookmarks/