仮想通貨を所持していなくてもDAppsを利用可能になるサービス「Uniqys Transaction Proxy」の紹介
以下は発表用メモ
聞き逃しがあれば参照してください
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# 自己紹介
- 株式会社モバイルファクトリーのブロックチェーンチームのエンジニア
- 先月発表された「Uniqys Transaction Proxy」のプロジェクトリーダーです
# Uniqys Project
- 早速
- Uniqysというプロジェクトがある
- 私はこのプロジェクトの一員として働いている
- Uniqysプロジェクトが何をするか
- ユーザに対しては、「DAppsを身近に利用してもらう」ような環境を
- 開発者に対しては、「DAppsを手軽に開発できる」ような環境を
- 提供する
- 開発者とユーザ両方にDAppsに親しみやすい環境を作ることで、DAppsが普及していく
- というのがUniqysプロジェクトの目指す未来
# Uniqys Network
- Uniqys Networkというのは、Uniqysプロジェクトが提供するプロダクトの総称
- 現在発表されているのをひとつひとつ簡単に紹介
- Quragé
- DApps利用に特化したモバイル向けブラウザ
- なんでブラウザ?
- 現状ほとんどのDAppsはWebアプリとして開発されている
- PCのブラウザではMetaMaskなどを利用する
- モバイルでも同様に利用できるようにしてより気軽にDAppsに触れられるようにした
- 特徴としては
- トランザクション完了の通知機能
- タブ機能
- ぜひGoogle PlayとかApp Storeとかで検索して使ってみてください
- Uniqys Kit
- DApps開発を手軽に行える環境
- 独自のブロックチェーン基盤「Chain Core」を実装
- まだ開発中ですが、DAppsごとに固有のブロックチェーンをEthereumのサイドチェーンとして構築できる
- 特徴としては、トランザクション手数料やブロック報酬などブロックチェーンのルールをデベロッパが選択できる
- 手数料なしのDAppsを運用することも可能
- 高速に動作するのでゲームとかにも向いてそう
- さらに、Chain Coreを使ったDAppsの開発を簡単にするためのEasy Framework
- 普通のブロックチェーン
- ブロックチェーンのトランザクションを、httpとして扱うことができるようにしたことで
- 普通のHTTPサーバー・クライアントアプリケーションとしてDAppsを実装できる
- ブロックチェーンに記録されるアプリケーションの状態はmemcachedプロトコルで扱えるので
- 既存のmemcachedクライアントを使って実装できる
- まとめると、Uniqys Kitは開発者は既存のプロトコルや環境をつかってDApps開発ができる基盤
- 最後にTxProxy
- これは今から説明する、先月発表されたサービスです
# 仮想通貨を保有するハードル
- Transaction Proxyの説明の前に仮想通貨を所有するハードルの、せつめい
- Ethereumのプラットフォーム前提の話になる
- Ethereum上で使う通貨であるイーサを所有するためには、まずウォレットアドレスが必要
- ユーザはウォレットアドレスを生成する必要がある
- イーサをどうやって得るか?
- 取引所で、法定通貨(日本円)でEthを購入し、自分のウォレットにETHを送金
- (またはだれかに自分のウォレットアドレスに送ってもらう)
- ETHを得るハードルはめちやめちゃ高い
- さらに、ETH手に入れたあとも、DAppsを利用する上で取引のための手数料をユーザーが支払わなければいけないという仕組み
- DAppsは気軽じゃない・・とかんじるポイント
- かんがえてみると
- ・そもそもウォレットって何?
- ・そもそもETHって何?
- という人がたぶん現状ほとんど
- の中で、私たちは、DAppsを簡単に利用してもらいたい
# そこで私達は、Transaction Proxyというものを作りました
- どういうものか?
- ユーザがETHを所持していなくてもDAppsが利用できる環境をつくるサービス
# 特徴
- ユーザは利用料を法定通貨(日本円)で支払うことができる
- ユーザがなにかDAppsでトランザクションを発行するとき、ユーザはウォレットアプリで署名
- 署名された取引の情報をTransaction Proxyに渡して、トランザクションの代理発行をおねがいする
- TxProxyがトランザクションを代わりに発行し、発行手数料を支払う
- これで、ユーザはウォレットさえ持っていれば、法定通貨でDAppsを利用することができる
- もちろんTransaction Proxyが無料でトランザクションの手数料をもつわけではなくて、正式リリース後にはサービス利用料をお支払い頂きます
- まだ検討中ですが、月額課金とか従量課金とかになる予定
- まとめると
- トランザクションを代理発行することでユーザーの支払手数料がゼロ
- ディベロッパはETHを保有していないユーザー層にビジネスを拡大
- ユーザにもDApps開発者にもうれしいサービス
# モデルケース
- このサービスを利用すると、ユーザからはどう見えるか?
- ゲームのDAppsを考えてみる
- なにかアイテムを購入する
- ユーザは日本円で支払うボタンを押し
- 課金を行う
- 購入が完了すると、ウォレットアプリが立ち上がり、署名画面が表示される
- 署名を行うと、トランザクションが発行される
- トランザクションが取り込まれると、自分のアイテムとしてトークンが得られる
- 署名画面は挟むけど、ETHを所持していなくても、普通のゲームの課金と同じ感覚でDAppsを利用できるようになっている
- クローズドβ
- トランザクションの代理発行を体験できるクローズドβ版を公開している
- 利用申請が必要
- 実際にテストネットで実行してみることが可能になってる
- ぜひ試してみてください
# HL-Report
- ブロックチェーンの事例紹介ということだったのでネタとしてはいいかなとおもった
- 弊社のすでにクローズしてしまった位置情報ゲーム
- レキシトコネクトっていうのがある
- 普通のゲームは、サービスが終了したら自分のプレイデータはそこでおしまい
- オフラインでデータを見れるのはあるけど、サービスの中で閉じており、取り出すことはできない
- レキシトコネクトでは、プレイしていただいたファンに感謝をするため、そしてそのキャラクターたちと一緒に冒険した思い出を残すために、
- 育てたキャラクターをそのままトークンとしてユーザにプレゼントした
- キャラクターのレベルやHPなどのステータスや、育てたプレイヤーの名前、コスチュームなどをトークンとして送った
- これで、Ethereumのチェーンがなくならないかぎりは、あのとき一緒に旅したキャラクターが自分の手元に残り続けるようになった
- セリフが聞けたり、自由にきせかえできたりするので、ファンの方から感謝された
- トークンにキャラクターのステータスが残っているので、そのキャラクターの情報を利用してなにかに引き継ぐみたいなことも、ブロックチェーンなら可能
- この取組は、ファンへの感謝を伝えるためのプレゼントだったので、取引手数料は弊社持ちだったから、普通に赤字
- でもブロックチェーンはこういう使い方もあるという紹介
# マンガでわかるブロックチェーン
- ブロックチェーン初心者向けの解説マンガ
- これでも結構難しいかも・・
- 何回か読めばなんとなくわかってくるはずなので、ぜひ読んでみてください
# 最後に
- ブロックチェーンをいきなり誰もが使うサービスとしてリリースするには主に法的な障壁がある。
- 今年になってブロックチェーンが本格化しそうな空気は感じるけど、
- やっぱりどんな領域やサービスにブロックチェーンがマッチするかは各事業者が手探りの状態。
- そんな中、実証実験などクローズドな環境で一緒に試行錯誤してくださる皆さんの手助けはブロックチェーンの発展にとって非常に大事。
- リアルとブロックチェーンをつなげるのは難しいですが、地方にもヒントはあると思います
- 一緒にブロックチェーンを盛り上げていきましょう
- はっぴょう終わり