Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
鯖管して気がついたこと【オープンソースカンファレンス広島2016前日イベント】
Search
Masaki Osugi
November 26, 2016
Technology
0
180
鯖管して気がついたこと【オープンソースカンファレンス広島2016前日イベント】
サーバー管理を5年して気がついたことを具体的な事例を交えながら紹介しました。
当日(2016年11月26日)の朝にMacBook Proを購入したので、そこのネタも若干入っていますw
Masaki Osugi
November 26, 2016
Tweet
Share
More Decks by Masaki Osugi
See All by Masaki Osugi
一歩進んだ Git の活用術
nasa114
1
250
Azure Logic Appsからはじめる業務改善
nasa114
0
86
Other Decks in Technology
See All in Technology
Azure犬駆動開発の記録/GlobalAzureFukuoka2024_20240420
nina01
1
240
GrafanaMeetup_AmazonManagedGrafanaのアクセス制御機能とマルチテナント環境下でのアクセス制御について
daitak
0
390
Android Target SDK 35 (Android 15) 対応の概要
akkie76
0
150
アクセス制御にまつわる改善 / Improving access control
itkq
0
590
EMとして2023年度に頑張ったこと / What we did well in FY2023 as a EM
pauli
1
210
Cypress or Playwright?
rainerhahnekamp
0
170
コードファーストの考え方。 Amplify Gen2から学ぶAWS次世代のWeb開発体験
yoshiitaka
1
300
「スニダン」開発組織の構造に込めた意図 ~組織作りはパッションや政治ではない!~
rinchsan
4
610
Babylon.jsと色々なものを組み合わせる:ブラウザのAPIやガジェットや2D描画ライブラリなど / Babylon.js 勉強会 vol.3
you
PRO
0
160
プロンプトエンジニアリングでがんばらない-Agentic Workflow へ-近藤憲児
kenjikondobai
6
1.2k
KubeConにproposalを送りたい人へのアドバイス
sat
PRO
3
270
On Your Data を超えていく!
hirotomotaguchi
2
750
Featured
See All Featured
Atom: Resistance is Futile
akmur
260
25k
Large-scale JavaScript Application Architecture
addyosmani
504
110k
The Cost Of JavaScript in 2023
addyosmani
20
3.9k
The Brand Is Dead. Long Live the Brand.
mthomps
49
29k
Fireside Chat
paigeccino
22
2.6k
Building Applications with DynamoDB
mza
88
5.6k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
13
8.3k
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
26
2.3k
Rails Girls Zürich Keynote
gr2m
91
13k
For a Future-Friendly Web
brad_frost
172
9k
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
33
12k
個人開発の失敗を避けるイケてる考え方 / tips for indie hackers
panda_program
65
14k
Transcript
鯖管して気がついたこと Masaki Osugi a.k.a. @nasa114 Public Version(公開⽤)
⾃⼰紹介 • ⼤杉 将輝 • 個⼈サーバー管理 5年⽬ • Webサイト管理 7年⽬
• MacBook Pro with Retina Display 13インチモデルを購⼊(TouchBar付)
닢盖הכ
要件定義 運⽤ 設定
Step 1 はじめた頃
はじめたキッカケ • お問い合わせページのSSL化をしたかったため • さくらのVPSが登場し,VPSの敷居が下がった • 今となっては乱⽴ですが,昔はServersMan@VPS,OsukiniServerぐらいの時 • サーバー管理をしている⼈が周りにいて,質問がしやすかった •
iTunesで再⽣しているソフトをつぶやくソフトウェアの中の⼈とか
当初の構成 • さくらのVPS上にLAMPの構成 • ⾊々とあるけど,さくらのVPS 2GBプランがお得感あったので契約 ※ 今でも2GBプランを使ってます • CentOS
6.xがデフォルトなのでデフォルトを利⽤ • nginxも0.xxの時代でしたね…⽇本語リソースもそこまでなかった • 当時はWPのみ使っていたのでPHP重要
現在の構成 • メインはさくらのVPS上にLEMPの構成 • Linux(CentOS 7),Nginx,MariaDB,Perl,PHP,PHPを利⽤ • バックエンドにStarmanやPHP-FPMなど多数稼働. • Movable
Typeを動かす環境,その他はレンタルサーバー • その他IDCFクラウドやConoHa,AWSなどに構築 • 負荷分散・⽤途別に分割
None
Step 1.5 管理をして気がついたこと
None
使うソフトウェアによって異なる • ⽤途によって異なる • WebサーバーでもPHPのバージョンが異なると動かない • 負荷が重たくなるときがあれば分散やスケールアップなど考慮する • DNSなどは分散する
Step 2 身についたこと
These icons are originally provided by Dave Gandy on http://www.flaticon.com/packs/font-awesome
under CC BY 3.0 license.
1. 常にアンテナを張る • サーバーを運⽤していて,万全というのはない • 「とりあえず運⽤」は危険,「どこかに⽳があるかも」と思うべき • Twitterやメーリングリスト・メールマガジンは登録して購読する • サーバーが落ちる可能性があると,他の⼈も騒ぐ
2. 各種ツール・ドキュメントの利⽤ • SSLなど設定していても難しいことが多々 • 最適解が出ない,よくわからない • Webサーバーに関してはMozillaやGoogleのドキュメントを参考 • ヘッダーのチェックも⾏う
• SSLはQualisのツールを使えばたいてい分析が可能 • 公開サーバーの場合に限る
3. テスト環境で試す • 本番サーバーでいきなり適応するとWebサイトなどが⾒れない可能性 • 団体や法⼈の場合,ダウンすると信頼性が下がる. • 設定などを書き換える前に⼀度試した上で適応する • 細かい設定はapachectl
‒tなどのコマンドで確認する
まとめ • 情報のアンテナを張る,そのためにはTwitter・メルマガ・MLを使う. • 完璧なんてない,常に疑⼼暗⻤になる. • 何か変更する時は適応する前に試す. • サーバー管理は楽しい,学ぶことも多数ある
Thank You! Masaki Osugi a.k.a. @nasa114 Weblog::https://www.nasa114.jp/ This file uses
any image from 写真素材のPAKUTASO,SAKK(Movable Type).