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新規サービスの生み出し方。UXデザインを取り入れたアイデア創出からPoCのポイントまでを解説

NCDC
November 30, 2022

 新規サービスの生み出し方。UXデザインを取り入れたアイデア創出からPoCのポイントまでを解説

NCDCはデジタル領域の新規サービス立ち上げ支援に多くの実績を有しており、近年は新規事業担当のみならずDX担当の方からも数多くのご相談をいただいています。

クラウド、モバイル、AI/IoTなどの新しいテクノロジーを取り入れた新規事業をお考えの場合は、従来型ビジネスの経験を超えた発想や技術面からの発想、そして生み出されたアイデアをスピーディーな検証する能力が求められるため、その成功への道筋を知るパートナーを求める方が増えているようです。

もちろん、経験豊富な当社でも「新規事業を必ず成功させる方法」をお伝えできるわけではありませんが、新しいチャレンジに伴走しながら「成功の確率を高めるプロセス」を支援することは可能です。

本セミナーでは、新規事業検討の際に多くの方が最初に悩まれる次の2点について解説します。

・ユーザー視点に立ったアイデアの創出方法
・アイデアを効率的に検証するPoCの進め方

アイデア創出については、UX(ユーザー体験)の観点をサービス企画に取り入れるためのワークショップの具体的な手法なども簡単にご紹介します。

NCDC

November 30, 2022
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Transcript

  1. Business 事業領域の推進 Design ユーザ視点での設計 Technology 技術による課題解決 Innovation • コンサルティング •

    新規サービス企画 • PoC⽀援 • デザイン思考 • UX/UIデザイン • モバイル・Web先端技術 • IoT / AI / AR • クラウドインテグレーション 4 NCDCのサービス体系
  2. 私たちにできること① l デジタルビジネスに必要な要素にフォーカスし、⼀元的に提供しています。 l スモールスタートでの検証から、本開発・継続的な改善までサポートします。 5 ワークショップを中⼼とし た合理的なプロセスで、ビ ジネスモデルの検討からUX デザインまで、迅速に⾏い

    ます。 関係者が多数いる場合の組 織横断、会社横断のファシ リテーションも得意です。 新規性の⾼いプロジェクト ではMVP(Minimum Viable Product)を⽤いた検証を⾏ うなど、⽬的に応じて段階 的な開発を企画します。 早い段階でモックやプロト タイプを⽤意してユーザの 評価を確認します。 ユーザとのタッチポイントとなる各種デバ イスのフロントエンドデザインから、クラ ウドサービスを駆使したバックエンドの開 発まで。多様なテクノロジーをインテグ レーションします。 l AI / IoT / AR l モバイル・ウェブ アプリ開発 l クラウドインテグレーション l システムアーキテクチャコンサルティング など ビジネスモデルのデザイン スモールスタート・PoC システム・インテグレーション ユーザ視点を⼤切にした 課題抽出・企画 モックやプロトタイプ の開発・検証 開発 継続的な改善
  3. 本セミナーについて l 受講対象 l 新規サービス企画・推進やDX部門の担当者 l 新規サービスのアイデア創出、実証プロセスに課題を感じている方 l 概要 l

    新規サービス実現までのプロセスのうち、 アイデア創出~実証フェーズについて解説します l ユーザー視点に立ったアイデアの創出方法 l アイデアを効率的に実証するPoCの実施方法 7
  4. 新規サービス実現までのプロセス l 本セミナーでは時間の制約上、アイデア創出、ビジネスモデル評価、UX デザイン検証、PoCシステム実施に焦点を当てる 9 事業展開フェーズ 事業アイデア実証フェーズ 事業アイデア創出フェーズ 事業計 画立案

    ビジネス モデル 評価 アイデア 創出 PoC評価 PoC 実施 販売戦略検討 運用方法検討 展 開 サービススタート 向けシステム開発 • アイデア創出 • ビジネスフレームワークによる分析 • UXデザイン検証 • 市場動向・他社動向・自社の特徴、世の中のトレン ド・技術的トレンドの分析 • 事業計画立案 • 社内ステークホルダ説明 • PoC予算化 • PoC検証計画・実施 • PoC評価 • 販売戦略・販路開拓 • 業務運用とシステム運 用計画 • ステークホルダ説明 • 事業計画・予算承 認・社内説得 • システム開発プロ ジェクトの実行 • 撤退方針定義 • 体制作り UX 検証
  5. Ideation準備 l できるだけアイデアを発散させるため、かけ算で考える 12 「健康を応援するサービス」 健康 × スポーツ 健康 ×

    エンタメ 健康 × アート 健康 × 飲食 健康 × 旅行 健康 × 教育 健康 × 交通 健康 × ホーム サービス 健康 × ジム 健康 × 高齢化
  6. Ideation 常識を疑え l そのビジネス、既存サービスにおける常識、誰もが当たり前 として考えているビジネスの行われ方、仕組みを考えてみる l 常識とは逆の考え方やアイデアはダメなのか? l 他に応用できないか? 13

    毎日の記録、 日々の管理が大事 健康に関するデータはセ ンシティブ 他人とは共有しない 健康を損ねると治療に お金がかかる 誰かと健康データを 楽しくシェアできるサー ビス 専門的な知識が必要 健康な食事を自動的に提 供してくれるサービス 自炊が大事 病気になった時の損失金 額を教えてくれて、生活 習慣のアドバイスをする サービス
  7. 常識を覆したサービス例 14 • 家具は長期間使うもの • 来るまで実際に部屋に置いたイメージが分からない • セールスの人が店内にいる • 買ってから後日配送される

    • デザインに幅がない、色違い程度 • 家具屋は家具のみを売っている • 数年で買い替える(壊れる)ことを前提(保証は一切なし)としたスタイリッシュな家具 • 買って、運んで、自分で組み立てなければいけない • セールスの人が全くいない • 家具以外の商品も多い(小物やフード等) 家具業界の常識 IKEA のビジネスモデル
  8. Ideation ワーストアイデア l お客さまが怒り、貴社の信用が大きく傷つくような、 最悪なサービスのアイデアをベースに、新たなアイデアを考えられない か 15 行動を強制的に 制限される 決められた時間しか使え

    ない 誤った情報を連携される 購入した商品が届かない 食べるものを勝手に決め てくれる 実際の消費カロリーより 少なくみせて、 余計に運動するように 促す ペナルティ制度 決められた量の運動をし ないと 届くはずの食事が来ない 睡眠時間になったら電気 が消える 決められた時間に食事を して記録しないといけな い
  9. アイデア例 17 食べるものを勝手に決め てくれる 実際の消費カロリーより 少なくみせて、 余計に運動するように 促す ②健康データシェア 意識、管理しなくても

    楽して健康的な食事を取 れる 毎食分の食事が届くサー ビス ③生活習慣アドバイス (強制力強め) ペナルティ制度 決められた量の運動をし ないと 届くはずの食事が来ない ①食事自動配達 似たような健康状態の人 同士でデータシェア 励ましながら健康促進 病気になった時の損失金 額を教えてくれる 「健康を応援するサービス」 案
  10. Business Model Canvasサンプル l 記載されている番号の順番に埋めていく l 中心にあるValue Proposition が最も大切 20

    20 20 20 ①ターゲット顧客は? ②選定されたアイデアの 価値は? ③どうやってその価値を 顧客に届けるか? 販売チャネルは? ⑤どんな収益が得られるか? どんなお金を顧客は出すのか? ④どうやって顧客との 関係性を作り、継続させ るか? ⑥価値を創造するための リソースは? ⑦主要なビジネス活動は? ⑧主要なパートナー、 サプライヤーは? ⑨主なコストとそのボリュームは? 都内で働く 一人暮らしの 30代男女 意識せずに食事面での 健康が保たれる 食事内容を考える 必要がない 中食の割に値段が安い ECサイト、 スマホアプリ マーケティング活動 配送手段、 献立リスト、 食材を安く仕入れる仕組み マーケティング、 管理 食品加工業者、 配送業者、 食材卸業者、 食材費、食材加工費 配送費、 サービス運営費 サービス使用料 献立を決める のをAIを活用 できないか ①食事自動配達 アウトレット 食品を使用す る
  11. アイデアの追加 21 食べるものを勝手に決め てくれる 意識、管理しなくても 楽して健康的な食事を取 れる 毎食分の食事が届くサー ビス ①食事自動配達

    アウトレット食品のデー タを集めて今日の提供メ ニューをAIが決める アウトレット食品を活用 して提供価格を抑える
  12. l 今後の検証に進めるアイデアを選定する アイデアの絞り込み 22 事業性 実現可能性 (技術、法制 度) 予算との兼ね 合い

    実現時期との 兼ね合い 会社方針との 整合性 食事自動配達 ◎ ◎ ◦ ◦ ◦ 健康データ シェア ◦ △ ◦ ✖ ◦ 生活習慣アド バイス △ ◎ ◦ △ △
  13. アイデア例 23 食べるものを勝手に決め てくれる 実際の消費カロリーより 少なくみせて、 余計に運動するように 促す ②健康データシェア 意識、管理しなくても

    楽して健康的な食事を取 れる 毎食分の食事が届くサー ビス ③生活習慣アドバイス (強制力強め) ペナルティ制度 決められた量の運動をし ないと 届くはずの食事が来ない ①食事自動配達 似たような健康状態の人 同士でデータシェア 励ましながら健康促進 病気になった時の損失金 額を教えてくれる 「健康を応援するサービス」 案
  14. アイデア例 24 食べるものを勝手に決め てくれる 実際の消費カロリーより 少なくみせて、 余計に運動するように 促す ②健康データシェア 意識、管理しなくても

    楽して健康的な食事を取 れる 毎食分の食事が届くサー ビス ③生活習慣アドバイス (強制力強め) ペナルティ制度 決められた量の運動をし ないと 届くはずの食事が来ない ①食事自動配達 似たような健康状態の人 同士でデータシェア 励ましながら健康促進 病気になった時の損失金 額を教えてくれる アウトレット食品のデー タを集めて今日の提供メ ニューをAIが決める アウトレット食品を活用 して提供価格を抑える
  15. 新規サービス実現までのプロセス 26 事業展開フェーズ 事業アイデア実証フェーズ 事業アイデア創出フェーズ 事業計 画立案 ビジネス モデル 評価

    アイデア 創出 PoC評価 PoC 実施 販売戦略検討 運用方法検討 展 開 サービススタート 向けシステム開発 UX 検証 l アイデア創出フェーズにて選定したアイデアについてUXデザイン検証を 行う
  16. ペルソナ定義 l 概要 l その後の分析工程でペルソナだったらどう考えるのか?どう行動するのか?を想像するために、 サービス利用者の典型的なユーザー像をペルソナとして定義する l ポイント l あえて「ターゲット」ユーザーといった表現は使わない

    ターゲットと言う表現は事業者視点での単語であるため l 関係者のだれもが同じような人物像としてイメージができるような項目と内容を定義する l 名前や写真に有名人のものをそのまま使わない。 (その人のイメージに思考が引っ張られてしまうため) l 名前、年齢、性別は必須。その他の項目はプロジェクトに応じて必要なものを適切に定義 30
  17. UX検証を行うアイデア 31 食べるものを勝手に決め てくれる 意識、管理しなくても 楽して健康的な食事を取 れる 毎食分の食事が届くサー ビス ①食事自動配達

    アウトレット食品のデー タを集めて今日の提供メ ニューをAIが決める アウトレット食品を活用 して提供価格を抑える
  18. 32 30代の都内在住独身女性 • ⽒名:加藤 詩織 • 年齢:32歳 • ⾝⻑:161センチ •

    職業:不動産会社 営業 • 年収:700万円 • 勤務体制:90%出社 朝8時出社〜⼣⽅8時退勤 • 家族構成:⼀⼈暮らし 茨城の実家に両親がいる 3つ下の妹は既婚で千葉県在住 彼⽒なし 性格:社交的、負けず嫌い、会社ではしっかりしているが、家ではだらけている、⼤雑把なとこ ろがある、流⾏には敏感、⾒た⽬にも気を遣っている • 趣味:ゴルフ、国内温泉旅⾏、ヨガ、youtubeで⽝の動画を⾒る • ⾷事:外⾷もしくは出来合いのお惣菜、冷凍⾷品中⼼ サプリメント服⽤ • ⾃炊レベル:ご飯を炊く、サラダを作る • 好きな⾷べ物:ハヤシライス • 苦⼿な⾷べ物:⾙類 • 健康状態:今のところ⼤きな問題なし、慢性的な肩こり、むくみ、肌荒れが気になる • スマホ/PC: iPhone12 を所有 個⼈PCはなし • よく使うアプリ:Yahooニュース、amazon、UberEATS、メルカリ、予定管理、体重記録 • SNS利⽤:Instagram、Facebook ペルソナの例
  19. カスタマージャーニーマップ作成 l 概要 l ペルソナの行動を想像・定義し、その行動の際の考えているであろうことや思っているであろ うことを抽出し、ペルソナの感情・心理状態を可視化する l 手順 l ストーリーを抽出する

    l ストーリーに基づきペルソナの行動を列挙する l ペルソナの行動を列挙した後、各行動時にペルソナが考えるうる可能性のある気持ちをできる だけ多く列挙する l ポイント l ペルソナになったつもりで想像を膨らませ、ジャーニーマップを作る l ストーリーは検討中のサービスや該当するサービスがない状態(現状)で考える 33
  20. Think 満員電⾞ きつい 早く終わ らないか な 急がない と午後に 間に合わ ない

    困った 時間ない からデス クで⾷べ よう 困った もう⾷べ る時間な い 最初から コンビニ によかっ たすれば 全然休め なかった 今⽇も忙 しそう お昼休み なくなる ついてな い 最悪だ とりあえ ず飲み物 買おう お腹すい た DO 最初にDOでストーリーを構成する行 動を時系列に並べていく 各行動において、ペルソナが考えそう なことを思いつくすべてを挙げてみる 34 カスタマージャーニーマップサンプル 会社に出社して昼⾷を⾷べる STORY 空いてい るといい な 急げ〜 オフィス に戻る 会社に⾏ く ⾏きつけ の店に向 かう ⾏こうと した店が 混んでる 弁当が売 り切れ 最後コン ビニ寄る 飲み物だ け買う 会議が伸 びる お弁当屋 さんに向 かう 他のお店 探さない と
  21. Insight 昼⾷のこと考えるの めんどくさい 結局このペルソナにとっての 本⾳は何なのか? インサイト分析 サンプル 36 Think 満員電⾞

    きつい 早く終わ らないか な 急がない と午後に 間に合わ ない 困った 時間ない からデス クで⾷べ よう 困った もう⾷べ る時間な い 最初から コンビニ によかっ たすれば 全然休め なかった 今⽇も忙 しそう お昼休み なくなる ついてな い 最悪だ とりあえ ず飲み物 買おう お腹すい た DO 会社に出社して昼⾷を⾷べる STORY 空いてい るといい な 急げ〜 オフィス に戻る 会社に⾏ く ⾏きつけ の店に向 かう ⾏こうと した店が 混んでる 弁当が売 り切れ 最後コン ビニ寄る 飲みもの だけ買う 会議が伸 びる お弁当屋 さんに向 かう 他のお店 探さない と 確実に⾷べられる/買えるよう にしたい ランチは楽しみというより 時間との戦い
  22. 新規サービスアイデア 37 食べるものを勝手に決め てくれる 意識、管理しなくても 楽して健康的な食事を取 れる 毎食分の食事が届くサー ビス 食事自動配達

    アウトレット食品のデー タを集めて今日の提供メ ニューをAIが決める アウトレット食品を活用 して提供価格を抑える 職場の近くで受け取るこ とができる アイデア創出 ビジネスモデル評価 UXデザイン検証
  23. 新規サービス実現までのプロセス 39 事業展開フェーズ 事業アイデア実証フェーズ 事業アイデア創出フェーズ 事業計 画立案 ビジネス モデル 評価

    アイデア 創出 PoC評価 PoC 実施 販売戦略検討 運用方法検討 展 開 サービススタート 向けシステム開発 UX 検証 l アイデア創出フェーズにて創出したアイデアに対してPoCを行う
  24. PoCの実現方法例 l できるだけ工数が少なく検証できる部分から進めるのがコツ。 l 開発(プログラミング)するのは最終手段くらいのつもりで計画する。 41 実現方法 工数感 検証例 画面モックのみ(開発が不要)

    小 • 画面モックを触ってもらった後にアンケートやインタ ビューを行ってユーザーニーズを検証する • システムの画面遷移などの使用性を検証する 商用のSaaS利用(開発が不要) 小 • SaaSでも検証ができるような場合、アンケートやインタ ビューを行ってユーザーニーズを検証する ノーコード・ローコードツール (多少の開発が必要) 中 • 使用してもらった後アンケートやインタビューを行って ユーザーニーズを検証する システムに組み込まれていないAI モデル 中 • AIの精度の検証を行う Raspberry Piなどの小型コンピュ ターを使ったアプリケーション 中 • 技術的な実現可能性の検証を行う 検証のために必要な部分をPaaS等 を活用して開発する 中 • 技術的な実現可能性の検証を行う • 短期間使用してしてもらい、その後アンケートやインタ ビューを行ってユーザーニーズを検証する
  25. 新規サービスアイデア 42 食べるものを勝手に決め てくれる 意識、管理しなくても 楽して健康的な食事を取 れる 毎食分の食事が届くサー ビス 食事自動配達

    アウトレット食品のデー タを集めて今日の提供メ ニューをAIが決める アウトレット食品を活用 して提供価格を抑える 職場の近くで受け取るこ とができる アイデア創出 ビジネスモデル評価 UXデザイン検証
  26. PoC実施 l ゴール(目標値)を設定 l 「食事自動配達サービス」に価値はあるのか l サービス利用者の満足度が得られるか l 継続希望するか l

    実施方法 l システムを構築せずにサービスを提供する l ペルソナに類似した人にサービスを実際に体験してもらう l 体験後にアンケートを実施する 43
  27. 新規サービス実現までのプロセス 44 事業展開フェーズ 事業アイデア実証フェーズ 事業アイデア創出フェーズ 事業計 画立案 ビジネス モデル 評価

    アイデア 創出 PoC評価 PoC 実施 販売戦略検討 運用方法検討 展 開 サービススタート 向けシステム開発 UX 検証 l PoC実施まで完了
  28. PoC実施後の流れ l PoCで得られた結果の評価を行う l 目標値を達成できた場合、プロダクト作成に着手する l MVP を作成し、市場の反応を見る l Minimum

    Viable Productと呼ばれる、必要最小限の価値を提供するプロダ クト l 目標値を達成できなかった場合、 l 再度アイデア創出プロセスを実施する l アイデアの再検討、ブラッシュアップを行う l アイデア創出、UX検討いずれかのみでも良い l PoCのやり方を変える 45
  29. まとめ l アイデア創出は事業主側からの視点だけではなく、利用者側の視点を入 れることで市場に受け入れられるアイデアになる l アイデアがすでに決まっている場合にはUXデザイン検証から行うことも可能 l PoCを実施する際にはできるだけ低コストでアイデアの価値を検証できる 手段を選ぶ l

    アイデア創出〜実証のプロセスは1度でうまく行くことは稀 l プロセスを根気よく繰り返すことでアイデアをブラッシュアップしていくこと が重要 l 1回で結果が出るとは思わず、長期間続けられる体制があると 成功の確率は上がる 46