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全員がアウトプットを出せる時代、 誰を採用する?
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NishaMe
April 16, 2026
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全員がアウトプットを出せる時代、 誰を採用する?
NishaMe
April 16, 2026
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Transcript
全員がアウトプットを出せる時代、 誰を採用する? 2026.04.16 融ける職能 西谷 歩
にしゃみー デザイナー Rimo 合同会社 全社員がAIを使い倒している会社で 一人目のデザイナー
職能が融け、皆がアウトプットを出せる時代だからこそ、 AIの速さを活かしつつ、 職能を越境し、「みんなが作って回せる状態」を 設計できる人 AIを使っているとは思えないくらい、 Rimo らしさを追求したアウトプットを探求できる人
Rimoは全社員がAIを使い倒していると言いましたが、 どれくらい使えてる?
Rimoの社員は... デザイナーがフロントエンドにPRを出してUI修正 コミットの51%がClaude共著 デザイナー 全コミットの16%がAI共著 (2,160件) 開発者によってはコミットの55%がClaude共著 エンジニア Claude Codeでスキルを自作し、BigQuery
→ 要約 → 改善提案まで自動生成 など.... 営業 プログラミング未経験でClaude Code + freee APIで財務ダッシュボードを構築 経理 Claude in ChromeでGoogle広告キャンペーンを4件同時に自動設定 PM
Rimoの社員は... デザイナーがフロントエンドにPRを出してUI修正 コミットの51%がClaude共著 デザイナー エンジニア 職種関係なく 何かしらアウトプットを 出せてる 全コミットの16%がAI共著 (2,160件)
開発者によってはコミットの55%がClaude共著 Claude Codeでスキルを自作し、BigQuery → 要約 → 改善提案まで自動生成 など.... 営業 プログラミング未経験でClaude Code + freee APIで財務ダッシュボードを構築 経理 Claude in ChromeでGoogle広告キャンペーンを4件同時に自動設定 PM
組織単位での 成果やアウトプットは 増えたか?
コミット量や 時短できる作業は増えた
売上成長に至るまでは まだ出せていない。 売上は増えているが線形で伸びている状態のまま。
世界でも成功例は少数 収益への測定可能なインパクトがゼロな企業 95% (MIT 2025)
デザインの現場で 売上に繋げづらい理由を いくつか見つけた。
例えば 他職種の人が AIをつかって作ってくれたバナー。
3つの課題 なんか違う...と思っても修正箇所すべき場所を見つけられない AIに聞いて直してみても「なんかちがうな...?」で止まっちゃう。人によっては「なんか違う」が見つけられない AIのアウトプットがまだデザイナーに追いついていない AI感が残ったり、細かく修正したい箇所をしてきしても、AIが直せない 自分が口を出すと、自分がボトルネックになる レビューしようとすると、私がボトルネックになる
バナーだけじゃない 作れる人と アウトプットが増えても → 直せる人がいないと止まる 自信を持てない状態でリリース レビューで担保すると → レビュアーがボトルネックになる 直す・作れる人が限られる
の話な が速くな アウトプットが でととると アウトプットが速くできることと、 組織全体が速くなることは別の話。
“F1ドライバーが、馬車向けに設計された 道を走っている” AI ネイティブな個人 × 旧来設計の組織構造
デザイナーとして チーム・組織単位での 成果をだせるようにするには?
“F1ドライバーが、馬車向けに設計された 道を走っている” AI ネイティブな個人 × 旧来設計の組織構造
F1ドライバー =AI利用 にあった、 道 =開発・制作の仕組み を作る必要がある
お金を払ってでも使われる・ほしいと思えるものを 皆が作って回せる仕組みを設計し、 ユーザにできるだけ早く届けられる体制をつくる
そのために やること・必要な人は?
組織として成長するためにやること お金を払ってでも使われる・ほしいと思えるものを 皆が作って回せる仕組みを設計し、 ユーザにできるだけ早く届けられる体制をつくる
組織として成長するためにやること AIの速さ・作れるモノの質を考慮し、
組織として成長するためにやること 検証 誰がAIで作成してもRimoらしさが保たれる 実践 チームで実際に使って、リリースしてみる デザイナーがいなくても バナー・LP・UIを 一定品質で出せる状態にする デザイナー以外が 自信を持って出せるかを確かめる
営業が提案資料を、PdMがモックを、エンジニアがUIを — 実際に作って出してみる 出したものが悪影響を 生んでいないかを計測する ブランド毀損・CVR低下・ユーザー離脱が起きていないかを データで確かめる DSコンポーネント・テンプレート・スキルなどを整備し、 出力の検証をする 組織全体で 営業資料もLPもプロダクトUIも、 自分たちで作れる体制にする 「ここでブランドが崩れる」「ここで手が止まる」を職種 横断で潰していく
組織として成 長する ためにやる こと 01 AIでデザイナーの アウトプットが速くなる デザイナー個人の生産性が上がる。 UIも仕様書もプロトタイプも、 AIを使えば圧倒的に速い。
→ 02 やり方を知っていれば 誰でもRimoらしい アウトプットを出せる 非デザイナーでもブランドの一貫性を 保ったアウトプットが出せる。 影響度に応じてレビュー要否を判断。 → 03 AIと人が必要な時に Rimoらしいデザインを 意識せず作成できる デザインシステムや、デザインに関する スキル、開発プロセスや、営業が必要と している時.... エージェンティックに誰でも適切にアウ トプットができる状態。 「作れる人」はAIが増やしてくれる。必要なのは「組織として作れる状態」を作ること。
Rimoではサイクルを回し始めてる AIの処理 既存の実装・仕様を確認 デザインシステム・ コンポーネントの確認 相談・調査・提案内容を ドキュメントとして保存 エンジニア・PdM・デザイナー の input
「〜という理由で カレンダー連携の設定画面の パターンをいくつか作ってほしい」
Rimoではサイクルを回し始めてる AIの処理 既存の実装・仕様を確認 デザインシステム・ コンポーネントの確認 相談・調査・提案内容を ドキュメントとして保存 ・PdM・デザイナー う理由で ダー連携の設定画面の
ンをいくつか作ってほしい」
Rimoではサイクルを回し始めてる 新規画面の案だし、 既存画面の改善程度は回せてきた 既存の実装・仕様を確認 デザインシステム・ コンポーネントの確認 相談内容と提案内容の ドキュメント保存
Rimoではサイクルを回し始めてる 新規画面の案だし、 既存画面の改善程度は回せてきた コレってどういう 背景で作ったんだっけ 既存の実装・仕様を確認 デザインシステム・ コンポーネントの確認 相談内容と提案内容の ドキュメント保存
こういうパターンも 作ってみて
組織として成長するために必要な人 職種を越境し、走れるコースを増やす人 プロダクト デザイナー・PdM モックを素早く作成・検証しユーザーに届け られる環境 上記を実装に繋げられる環境 エンジニア デザインレビューをせずリリースしても問題ない 環境
組織として成長するために必要な人 職種を越境し、走れるコースを増やす人 プロダクト デザイナー・PdM モックを素早く作成・検証しユーザーに届け られる環境 上記を実装に繋げられる環境 エンジニア デザインレビューをせずリリースしても問題ない 環境
セールス・コーポレート 営業 提案資料や営業素材を自分で作れる マーケ 広告・LP・SNS素材を量産できる コーポレート 採用ページ・会社紹介を作れる
組織として成長するために必要な人 デザイナーとして、AIをつかっているとは思えないくらい Rimoらしいアウトプット を更新し続けてくれる人 前提として、 システマチックに課題を 解決する スピードと仕組みで解決するのは、 もはや当たり前のようにやる。 実践で他のメンバーが作れているという部分を担保
できる
組織として成長するために必要な人 デザイナーとして、AIをつかっているとは思えないくらい Rimoらしいアウトプット を更新し続けてくれる人 前提として、 システマチックに課題を 解決する スピードと仕組みで解決するのは、 もはや当たり前のようにやる。 実践で他のメンバーが作れているという部分を担保
できる 「AIで作ったからこのくらい で仕方ない」で妥協しない グラフィック・タイポグラフィ・構成など、 「AIで作ったから仕方ない」で妥協しない。 Rimoだとわかる、且つ使いたくなるアウトプットで ユーザーを獲得できる
まとめ
職能が融け、皆がアウトプットを出せる時代だからこそ、 AIの速さを活かしつつ、 職能を越境し、 「みんなが作って回せる状態」を設計できる人 AIを使っているとは思えないくらい、 Rimo らしさを追求したアウトプットを探求できる人
問い あなたのチーム・組織には、 どんな人が必要ですか? あくまでRimoの規模・やり方の上での見解です。 「職能が融けた先」に、組織に必要な人はどんな人か 一つのネタとして、このあと皆さんと話せると嬉しいです。
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