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関心醸成から組織浸透への道のり(ポップインサイトウェビナー)

TomokoNishina
September 01, 2023

 関心醸成から組織浸透への道のり(ポップインサイトウェビナー)

TomokoNishina

September 01, 2023
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  1. Chatwork社の実践に学ぶUXリサーチ

    関心醸成から組織浸透への道のり
    Chatwork株式会社

    プロダクト本部 プロダクトデザイン部

    UXリサーチチーム

    仁科 智子

    2023 年 8月 31日
    ©️Chatwork

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  2. 自己紹介
    仁科 智子 / UXリサーチャー
    Chatwork株式会社

    プロダクト本部 プロダクトデザイン部 UXリサーチチーム
    “ 2022年 Chatwork株式会社 / UXリサーチャー、 UXリサーチチーム立ち上e
    “ 2019年 Chatwork株式会社 / デザイナー、UXリサーチャd
    “ 2018年 決済系スタートアップ / デザイナd
    “ 2011年 美容系ベンチャー / デザイナー、ディレクター、デザインチームマネージャー
    @tomokoishida19

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  3. こんな方向けです
    U UXを取り巻く環境や体制構築に悩んでいるD
    U UXデザイン・リサーチに取り組みはじめた組織、チームのリーダ2
    U プロダクト開発組織の責任者・トップ・リーダーなどチームをまとめる立場
    にある方

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  4. こんな方向けです
    6 UXを取り巻く環境や体制構築に悩んでいる&
    6 UXデザイン・リサーチに取り組みはじめた組織、チームのリーダ
    6 プロダクト開発組織の責任者・トップ・リーダーなどチームをまとめる立場
    にある方
    自分や周りに経験者が出てきているが、どう広げていくか悩んでいる方

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  5. 目次
    C ChatworkでUXリサーチが必要な理4
    C 事例1:お客様要望の活H
    C 事例2:機能開発におけるUXリサー
    C 事例3:UXリサーチチームとしてのデザイナー支Ã
    C まとめ

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  6. ChatworkでUXリサーチが必要な理由

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  7. Chatwork株式会社

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  8. Chatwork
    x 国内最大級のビジネスチャット「Chatwork」を
    中心に、複数の周辺サービスを展開*9
    x ビジネスチャットのパイオニアであり国内利用者
    数No.1*2

    x 電話やメールから効率的なチャットへ、
    させ、

    プラットフォーム化を目指しています
    導入社数は41万社*3
    を突m
    ビジネス
    コミュニケーションの変化を加速
    ÷ *1 Chatworkセグメント以外の事業として、ESET社提供のセキュリティ対策ソフトウェア「ESET」の代理販売事業を
    展開。安定的な収益貢献となってい¨
    ÷ *2 Nielsen NetView 及びNielsen Mobile NetView Customized Report 2022年5月度調べ月次利用者(MAU:Monthly
    Active User)調査。  調査対象はChatwork、Microsoft Teams、Slack、LINE WORKS、Skypeを含む47サービスを
    Chatwork株式会社にて選定Ý
    ÷ *3 2023年6月末時点

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  9. Chatwork

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  10. BPaaS事業
    業務を代行してSaaSを活用する「BPaaS事業」も新たに展開

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  11. BPaaS事業
    業務を代行してSaaSを活用する「BPaaS事業」も新たに展開
    “本質的な課題解決”
    UXリサーチがとても大切
    となるサービス提供のために、

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  12. 事例1:

    お客様要望の活用

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  13. 事例1:お客様要望の活用
    やったこと

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  14. 事例1:お客様要望の活用
    良い4
    5 複数の職種のメンバーが参0
    5 セールスやサポートの対
    5 不具合の解消や改善
    ご要望が流れる「ご意見・ご要望通知チャット」が存在していた
    やったこと

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  15. 課題%
    チャットという特性上、流れていって

    しまいがÄ
    そのため傾向を把握することが難しく、

    改善に活かしきれない
    ご要望が流れる「ご意見・ご要望通知チャット」が存在していた
    事例1:お客様要望の活用 やったこと

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  16. “いただいたご要望をもっと活かしたい”という思いから、お客様要望をデータベース化
    事例1:お客様要望の活用 やったこと
     フロー型のチャットは残しつつ、

    ストックとしてのデータベースを企€
     ノーコードツール(Airtable)に自動連携

    されるよう、エンジニアに依V
     誰でも簡単に複数の切り口でご要望の

    確認が可能に
    PdM デザイナー エンジニア
    データ連携
    企画
    お客様要望

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  17. 定期的に傾向を分析し、レポートを社内に発信・共有会を実施
    事例1:お客様要望の活用 やったこと
    m 有志デザイナーで集計・分”
    m 定期的にレポート作成・共有会を実施し、

    部門横断で意見交a
    m 得た気づきは、各開発チームで改善活動に

    繋げてもらうことを想定
    デザイナー
    PdM デザイナー
    エンジニア セールス
    集計・分析 共有会実施 改善活動
    各開発

    チーム

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  18. 事例1:お客様要望の活用
    わかったこと

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  19. 事例1:お客様要望の活用
    データベース作成とレポート共有会
    良かったこc
    dV チャットで流れがちだった時に比べ、

    が

    しやすくなっr
    pV 部門横断で同じものを見て話すことで、

    を深めることができた
    求められているご要望の傾向の把握
    ユーザー像の理解
    わかったこと

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  20. データベース作成とレポート共有会
    難しかったこq
    rg 機能追加・改善のご要望だけでは

    vg 共有会参加者の顔ぶれが固定化され、

    なってしま0
    yg ビジョンや戦略、KPIが上手く紐付かないと

    改善活動やレポート発信の
    本質的な”解決すべき課題”が見えづらu
    マンネリ化して気づきが薄く
    継続が難しい
    事例1:お客様要望の活用 わかったこと

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  21. 事例1:お客様要望の活用 わかったこと

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  22. 事例1:お客様要望の活用 わかったこと
    改善活動を続けるためには、

    も必要
    組織への働きかけ

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  23. 事例1:お客様要望の活用
    改善ポイント

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  24. 本質的な”解決すべき課題”を知る工夫

    → セールスチームと連携し「お客様要望」がより深まるように
    改善ポイント
    事例1:お客様要望の活用
    m プロダクト開発チームが受け取りやすい・
    受け取りにくい要望の例を提v
    m 機能要望を伺う際のヒアリングの雛形に

    組み込んでもらう形に

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  25. 「〇〇機能が欲しい」からもう一歩踏み込んだ、

    のキャッチアップを可能に
    より本質的な”解決すべき課題”
    改善ポイント
    事例1:お客様要望の活用
    本質的な”解決すべき課題”を知る工夫

    → セールスチームと連携し「お客様要望」がより深まるように
    š プロダクト開発チームが受け取りやすい・
    受け取りにくい要望の例を提y
    š 機能要望を伺う際のヒアリングの雛形に

    組み込んでもらう形に

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  26. レポート共有会のマンネリ化の打開

    → デザイナーの入社オンボーディングとしての活用にシフト
    改善ポイント
    事例1:お客様要望の活用
     入社メンバーがお客様要望を読み込d
     デザイナー定例で気づきを共U
     に繋げる
    ユーザー像の理解

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  27. レポート共有会のマンネリ化の打開

    → デザイナーの入社オンボーディングとしての活用にシフト
    フレッシュな視点での気づきが、


    既存メンバーにとっても思い込みを取り払う良い機会
    仕様の共通理解という点でも

    効果があった
    改善ポイント
    事例1:お客様要望の活用
    ‹ 入社メンバーがお客様要望を読み込z
    ‹ デザイナー定例で気づきを共q
    ‹ に繋げる
    ユーザー像の理解

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  28. 改善ポイント
    事例1:お客様要望の活用
    戦略やKPIと活動の紐付け

    → 踏み込んだ分析により「選択肢の提示」を可能に
    l お客様の声を”体験価値”に置き換ˆ
    l “体験価値”を戦略やKPIと掛け合わせて

    方向性の選択肢を提c
    l を定め

    チームを作っていくことにチャレンジ
    取り組むべきKPIと体験価値

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  29. 要望が寄せられる背景を探求しながら、

    を目指す
    KPIを持ったチームでお客様の課題解決
    改善ポイント
    事例1:お客様要望の活用
    戦略やKPIと活動の紐付け

    → 踏み込んだ分析により「選択肢の提示」を可能に
    ’ お客様の声を”体験価値”に置き換~
    ’ “体験価値”を戦略やKPIと掛け合わせて

    方向性の選択肢を提e
    ’ を定め

    チームを作っていくことにチャレンジ
    取り組むべきKPIと体験価値

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  30. 事例2:

    機能開発におけるUXリサーチ

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  31. 事例2:機能開発におけるUXリサーチ
    やったこと

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  32. 機能開発におけるUXリサーチ
    「〇〇機能を作ります」というプロジェクト
    良いa
    B 作るものが具体的なので、

    何を作るのかイメージがしやすい
    やったこと

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  33. 機能開発におけるUXリサーチ
    「〇〇機能を作ります」というプロジェクト
    課題d
    e イメージがしやすいゆえに、

    e どんなシーンで、どんな人が必要としているかが
    わからず、
    それぞれが思い描くものが異なり議論が長引‰
    体験設計に落としづらい

    やったこと

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  34. 機能開発におけるUXリサーチ やったこと
    ニーズの背景やユーザー像の解像度を上げるためのインタビューを実施
    w まずはやってみよう!の精神で、

    社内の経験者の知見を借りながら計s
    w セールス経由で関連機能をよく使う方を募集し

    数名にインタビュー、結果を分ƒ
    w かかった期間は1ヶ月程度
    PdM デザイナー
    調査〜分析

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  35. 機能開発におけるUXリサーチ
    分析結果を元に、開発チームでユーザーストーリーマッピングを実施
    やったこと
    r 普段の使い方やニーズの背景をチームに共„
    r 全員でユーザーストーリーマッピングを実施。

    ストーリーと必要な機能をリストアップし、

    PdMが優先度を判H
    r かかった期間は3時間程度
    結果共有、ユーザーストーリーマッピング、要件決定
    PdM デザイナー
    エンジニア

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  36. 事例2:機能開発におけるUXリサーチ
    わかったこと

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  37. 事例2:機能開発におけるUXリサーチ
    インタビューとユーザーストーリーマッピング
    良かったこe
    gi PdM、デザイナー、エンジニアの3者間での

    目線を合わせることで、比較的スムーズな

    意思決定が実v
    Si しっかり時間をとって議論することで、

    チームビルドとしても効果を発揮した
    わかったこと

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  38. インタビューとユーザーストーリーマッピング
    難しかったこ&
    8 UXリサーチやファシリテーションは、

    ビギナーがイチからすべてを取り仕切るには

    ハードルが高い

    事例2:機能開発におけるUXリサーチ わかったこと

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  39. デザイナー
    エンジニア
    インタビュー・分析 結果共有
    エンジニア エンジニア
    ユーザーストーリーマッピング・
    MVP決定
    UI設計・

    開発へ
    PdM
    計画 設計・準備 リクルー

    ティング リマインド 実査 謝礼送付 結果分析
    実際に発生

    するタスク
    いざリサーチする!となると、タスクは多岐に渡るのでそれなりの覚悟が必要
    PdM デザイナー PdM デザイナー
    PdM デザイナー
    事例2:機能開発におけるUXリサーチ わかったこと

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  40. デザイナー
    エンジニア
    結果共有
    エンジニア エンジニア
    ユーザーストーリーマッピング・
    MVP決定
    UI設計・

    開発へ
    PdM
    頼れる部分は外部の方にも頼っていく
    PdM デザイナー PdM デザイナー
    PdM デザイナー
    事例2:機能開発におけるUXリサーチ わかったこと
    計画 設計・準備 リクルー

    ティング リマインド 実査 謝礼送付 結果分析
    実際に発生

    するタスク
    普段ポップインサイトさんにお願いしている部分
    インタビュー・分析

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  41. デザイナー
    PdM デザイナー PdM デザイナー
    PdM デザイナー
    エンジニア
    結果共有
    エンジニア エンジニア
    ユーザーストーリーマッピング・
    MVP決定
    UI設計・

    開発へ
    PdM
    計画 準備 当日進行 決定事項

    取りまとめ
    実際に発生

    するタスク
    ユーザーストーリーマッピングを中立的に進行するファシリテーションスキルが必要
    事例2:機能開発におけるUXリサーチ わかったこと
    インタビュー・分析

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  42. デザイナー
    PdM デザイナー PdM デザイナー
    PdM デザイナー
    エンジニア
    結果共有
    エンジニア エンジニア
    ユーザーストーリーマッピング・
    MVP決定
    UI設計・

    開発へ
    PdM
    計画 準備 当日進行 決定事項

    取りまとめ
    実際に発生

    するタスク
    事例2:機能開発におけるUXリサーチ わかったこと
    ポップインサイトさんにお願いできる部分
    頼れる部分は外部の方にも頼っていく
    インタビュー・分析

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  43. 事例2:機能開発におけるUXリサーチ
    改善ポイント

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  44. 改善ポイント
    事例2:機能開発におけるUXリサーチ
    UXリサーチの実施と活用を促進を、ビギナーがイチから取り仕切るにはハードルが高い

    → そもそもUXリサーチからデザイン実装までを一人格で引き受けるのは難易度高

    → 専門職能を定義し、それぞれがより専門性を高める方針にシフト

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  45. 改善ポイント
    事例2:機能開発におけるUXリサーチ
    専門チームを発足し、各プロジェクトを支援していく形に

    …施策の元となるユーザー課題やコンセプト策定

    …探索/検証リサーチ、各プロジェクト支援

    …ルール/ガイドラインの策定、各プロジェクト支援

    …各プロジェクトでのUIデザイン

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  46. 改善ポイント
    事例2:機能開発におけるUXリサーチ
    仕組み

    づくり
    リサーチの

    実施と

    活用支援
    啓発活動
    …施策の元となるユーザー課題やコンセプト策定


    …ルール/ガイドラインの策定、各プロジェクト支援

    …各プロジェクトでのUX/UIデザイン
    探索/検証リサーチ、各プロジェクト支援

    主な

    ミッション
    専門チームを発足し、各プロジェクトを支援していく形に

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  47. 改善ポイント
    事例2:機能開発におけるUXリサーチ
    …施策の元となるユーザー課題やコンセプト策定

    …探索/検証リサーチ、各プロジェクト支援

    …ルール/ガイドラインの策定、各プロジェクト支援

    …各プロジェクトでのUIデザイン
    専門チームを発足し、各プロジェクトを支援していく形に

    各職能の専門性を高めることに集中し、

    プロダクトデザイン部全体でより高いパフォーマンスを目指せるように

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  48. 事例3:

    UXリサーチチームとしてのデザイナー支援

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  49. 事例3:UXリサーチチームとしてのデザイナー支援
    やったこと

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  50. 事例3:UXリサーチチームとしてのデザイナー支援
    まずはプロジェクトにアサインされるデザイナーの支援を開始
    良い—
    • “ユーザーを理解・想定したKPI貢献デザイン”を
    ミッションに持ち、

    ユーザー起点で課題を解決したいメンバーが

    揃っている
    やったこと

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  51. まずはプロジェクトにアサインされるデザイナーの支援を開始
    課題Q
    U UXリサーチの経験はデザイナーによってまちまG
    U そのため
    場合がある
    リサーチのタイミングを逃し、

    ユーザー理解に自信がないままUI決定をしている
    事例3:UXリサーチチームとしてのデザイナー支援 やったこと

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  52. 共通のデザインフローはあるものの、リサーチタイミングは明文化されていなかった
    デザインフロー
    IE 要件立て前情報整理
    bE コンセプト/UXUI要件
    qE 情報・要件整理
    PRD
    „E ドラフトレビュー
    ‘E チーム合意
    dE FIXデザイン
    既存機能/仕様の整理を経て、PRDの与件からコンセプトとUX/UI要件を読み解く
    画面遷移や機能の洗い出しをおこない、主要画面を定義する
    主要画面のワイヤーフレーム案をレビューを通じて決定し、詳細仕様を策定する
    グラフィックデザインを作成し詳細スペックを決定する
    どのタイミング?

    どんな効果?
    事例3:UXリサーチチームとしてのデザイナー支援 やったこと

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  53. 共通のデザインフローに、はじめやすいリサーチのタイミングを明文化
    デザインフロー
    EA 要件立て前情報整理
    XA コンセプト/UXUI要件
    gA 情報・要件整理
    PRD
    €A ドラフトレビュー
    ‡A チーム合意
    –A FIXデザイン
    既存機能/仕様の整理を経て、PRDの与件からコンセプトとUX/UI要件を読み解く
    画面遷移や機能の洗い出しをおこない、主要画面を定義する
    主要画面のワイヤーフレーム案をレビューを通じて決定し、詳細仕様を策定する
    グラフィックデザインを作成し詳細スペックを決定する
    リサーチ検討タイミング
    事例3:UXリサーチチームとしてのデザイナー支援 やったこと

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  54. お悩み別のリサーチ手法一覧で「どのようなことがわかるか」でイメージを掴んでもらう
    事例3:UXリサーチチームとしてのデザイナー支援 やったこと

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  55. 事例3:UXリサーチチームとしてのデザイナー支援
    わかったこと

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  56. デザイナー向けにリサーチタイミングと手法明文化
    わかったこと
    良かったこa
    US タイミングが明確になることで、

    `S いくつかの施策でリサーチが実施され、

    リサーチの検討機会が増えてきv
    UI決定への活用に繋がった
    事例3:UXリサーチチームとしてのデザイナー支援

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  57. デザイナー向けにリサーチタイミングと手法明文化
    難しかったこ6
    7h スピード感が重要な施策では

    、

    リリース前にリサーチを挟みづらD
    ph プロジェクトの外からの支援だと、

    に

    時間がかかり、初動が遅れる
    "遅れのリスク"と捉えられてしまい
    施策背景やリサーチ目的のキャッチアップ
    わかったこと
    事例3:UXリサーチチームとしてのデザイナー支援

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  58. 事例3:UXリサーチチームとしてのデザイナー支援
    改善ポイント

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  59. “遅れのリスク”にならないようにリサーチを実施する工夫

    →施策リリース後でも積極的にリサーチを実施し、得られた気づきを次の施策に活かす
    改善ポイント
    デザインフロー
    ea 要件立て前情報整理
    xa コンセプト/UXUI要件
    ‡a 情報・要件整理
    PRD
    da ドラフトレビュー
    ka チーム合意
    ta FIXデザイン
    |z 実装・リリース
    既存機能/仕様の整理を経て、PRDの与件からコンセプトとUX/UI要件を読み解く
    画面遷移や機能の洗い出しをおこない、主要画面を定義する
    主要画面のワイヤーフレーム案をレビューを通じて決定し、詳細仕様を策定する
    グラフィックデザインを作成し詳細スペックを決定する
    実装・動作検証をおこない、リリースする UXリサーチ検討タイミング②
    事例3:UXリサーチチームとしてのデザイナー支援
    UXリサーチ検討タイミング①

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  60. 施策リリース後のリサーチの結果から、

    改善アップデートができるように
    “遅れのリスク”にならないようにリサーチを実施する工夫

    →施策リリース後でも積極的にリサーチを実施し、得られた気づきを次の施策に活かす
    改善ポイント
    事例3:UXリサーチチームとしてのデザイナー支援

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  61. キャッチアップやオペレーションの時間短縮
    改善ポイント
    事例3:UXリサーチチームとしてのデザイナー支援
    h ヒアリング、調査設計、分析の手順や
    項目に漏れがないようガイドを作d
    h 設計・リクルーティングを並g
    h 手戻りやタイムラグを削減し、

    リードタイム短縮へ

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  62. キャッチアップやオペレーションの時間短縮
    ポップインサイトさんの

    多くのナレッジをもとに実現しました
    改善ポイント
    事例3:UXリサーチチームとしてのデザイナー支援
     ヒアリング、調査設計、分析の手順や
    項目に漏れがないようガイドを作‰
     設計・リクルーティングを並€
     手戻りやタイムラグを削減し、

    リードタイム短縮へ
    ユーザビリティテストのガイド活用とオペレーション改善により、

    リードタイムを5営業日短縮

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  63. まとめ

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  64. まとめ
    )G 活動のターゲットとゴールを定め、効果検証を可能にす!
    BG 小さく仕込み、継続す!
    5G 「リサーチと言えば〇〇さん」から一歩先へ

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  65. まとめ
    PdM デザイナー
    エンジニア セールス
    PdM デザイナー
    エンジニア
    デザイナー
    事例1 事例2 事例3
    QF 活動のターゲットとゴールを定め、効果検証を可能にする
    n 目的やゴールが曖昧だと、どんなに良い活動でも”成果”を示しづらƒ
    n 小さくステップを区切り、そのゴールを一緒に達成できそうな人を少しずつ巻き込む

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  66. まとめ
    d 「ユーザー理解がされるようになった」という状態はとても計測しづら4
    d 小さく種をまき続け、思った成果が出なくても学びを活か
    d 思わぬところで活動がつながり、機運が訪れる可能性もある
    sy 小さく仕込み、継続する

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  67. まとめ
    d 組織の規模が大きくなってくると、ブラックボックスが足枷8
    d 次に続く人が始めやすいように、属人的なオペレーションから少しずつ抜け出
    d 情報や成果のオープン化を意識していく
    ‡† 「リサーチと言えば〇〇さん」から一歩先へ

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  68. 最後に

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  69. 仲間を募集しています!
    プロダクトデザイン部の活動を発信しています
    プロダクトデザイン部に専門チー
    ムが爆誕!その構想から第一歩を
    踏み出すまでにやったこと
    オンラインで新機能開発のユー
    ザーストーリーマッピングをした

    UIデザインのフローを標準化する
    試み「MONDRIAN」はじめました


    Follow me Chatwork Product Design マガジン
    https://note.com/chatworkdesign/m/m6e6b2d5ecaa2

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  70. View Slide

  71. ありがとうございました

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