Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
日経におけるクラウド人材育成と 技術コミュニティ/human-resource-dev
Search
Ichiro Nishiuma
February 16, 2024
Technology
0
55
日経におけるクラウド人材育成と 技術コミュニティ/human-resource-dev
2024/02/16開催、クラウド人材育成 勉強会のLTスライドです
Ichiro Nishiuma
February 16, 2024
Tweet
Share
More Decks by Ichiro Nishiuma
See All by Ichiro Nishiuma
社内の学びの場・コミュニティ形成とエンジニア同士のリレーションシップ構築/devreljapan2024
nishiuma
3
350
日経電子版から始まった内製開発の現在地と向き合っている課題/inhouse
nishiuma
0
310
エンジニア採用を起点に取り組む組織の改善活動と課題、中長期のタスク管理/ #HRmethod
nishiuma
4
3.7k
みんなで盛り上げ築くリレーション、日経の新卒エンジニア研修 #chiyoda_tech
nishiuma
1
260
回り回って効いてくる副次的効果としての技術広報/techpr
nishiuma
2
380
自らを知り外と繋がる、日経のエンジニア採用とDevRel活動/devreljp92
nishiuma
3
350
技術イベントはなんとかひねり出す 日経の技術広報の取り組み/techpr3
nishiuma
1
490
日経におけるエンジニア組織づくりで直面した課題と施策/engineerorganization #nikkei_tech_talk
nishiuma
0
350
日経電子版から広がった内製化と現在地/insourcing #nikkei_tech_talk
nishiuma
0
360
Other Decks in Technology
See All in Technology
エンジニア人生の拡張性を高める 「探索型キャリア設計」の提案
tenshoku_draft
1
120
Application Development WG Intro at AppDeveloperCon
salaboy
0
180
TypeScript、上達の瞬間
sadnessojisan
46
13k
AIチャットボット開発への生成AI活用
ryomrt
0
170
フルカイテン株式会社 採用資料
fullkaiten
0
40k
第1回 国土交通省 データコンペ参加者向け勉強会③- Snowflake x estie編 -
estie
0
130
[FOSS4G 2024 Japan LT] LLMを使ってGISデータ解析を自動化したい!
nssv
1
210
なぜ今 AI Agent なのか _近藤憲児
kenjikondobai
4
1.4k
SSMRunbook作成の勘所_20241120
koichiotomo
2
130
100 名超が参加した日経グループ横断の競技型 AWS 学習イベント「Nikkei Group AWS GameDay」の紹介/mediajaws202411
nikkei_engineer_recruiting
1
170
Evangelismo técnico: ¿qué, cómo y por qué?
trishagee
0
360
リンクアンドモチベーション ソフトウェアエンジニア向け紹介資料 / Introduction to Link and Motivation for Software Engineers
lmi
4
300k
Featured
See All Featured
Teambox: Starting and Learning
jrom
133
8.8k
Git: the NoSQL Database
bkeepers
PRO
427
64k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
49
11k
Faster Mobile Websites
deanohume
305
30k
Visualization
eitanlees
145
15k
The Cult of Friendly URLs
andyhume
78
6k
Automating Front-end Workflow
addyosmani
1366
200k
What’s in a name? Adding method to the madness
productmarketing
PRO
22
3.1k
A better future with KSS
kneath
238
17k
Art, The Web, and Tiny UX
lynnandtonic
297
20k
Fireside Chat
paigeccino
34
3k
Measuring & Analyzing Core Web Vitals
bluesmoon
4
120
Transcript
2024/2/16 日本経済新聞社 西馬 一郎 日経におけるクラウド人材育成と 技術コミュニティ クラウド人材育成 勉強会
ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 1. 日経のエンジニア組織とクラウド活用の背景 2. 日経とre:Invent、AWSの利用状況・関わり 3. JAWS-UGコミュニティと日経の関わり 4. 育成における課題
5. まとめ 目次 2
ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 自己紹介 西馬 一郎(西から来た馬ヅラの男) 3 • エンジニア採用、インフラエンジニア • 新卒エンジニア研修担当 •
日経電子版に関わる • コミュニティ活動が好き #JAWSUG #devreljp(150回参加) • 銭湯サウナが大好き 兵庫県出身 @beppu01
ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 社是 4 バリュー/パーパス/ミッション Value 独立 / クオリティー /
先進性 / 多様性 Purpose 考え、伝える。より自由で豊かな世界のために。 Mission 質の高い報道とサービスで 読者・顧客の判断を助け 世界で最も公正で信頼されるメディアになる 中正公平、 わが国民生活の基礎たる経済の 平和的民主的発展を期す
ハッシュタグ #nikkei_tech_talk ・ 日経電子版 ・ Nikkei Prime ・ Nikkei Asia
・ 日経転職版 日経のプロダクト(例) ・ 法人向け日経電子版 (PRO, FOR OFFICE) ・ 日経テレコン ・ 日経NEEDS ・ 日経バリューサーチ ・ 日経リスク&コンプライアンス ・ NIKKEI The KNOWLEDGE ・ 日経COMPASS ・ 日経スマートクリップ BtoC 5 BtoB ・ 日経ID (認証基盤、課金決済) ・ 共通アプリケーション基盤(Vessel) 内部向け ・ データ分析基盤(Atlas) 他サービス ・ 日経マガジン ・ 日経リスキリング ・ 日経オフィスパス 共通基盤・サービス
ハッシュタグ #nikkei_tech_talk デジタル有料購読数 6 1. 2023年12月100万突破 2. 日経電子版サービスの拡充 3. 内製開発は2012年頃から
内製化 クラウド活用 エンジニア採用強化
ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 1. デジタル化(日経電子版 2010年創刊)を契機に事業・組織拡大 2. サービス開発の内製化 開発スピード向上、お客様への価値提供 小さく作って試す、自社に開発ノウハウ蓄積 3.
エンジニア組織の拡大(エンジニア約80人) a. 事業拡大と開発力強化 b. ソフトウエアエンジニア、データサイエンティスト、デザイナー 多様な職種 背景 日経のエンジニア組織 7
ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 1. 2012年頃~日経電子版の内製化 a. 電子版アプリ、紙面ビューアーアプリ b. バックエンドAPI c. 爆速日経電子版
2. データ分析基盤 3. 2018年頃~法人向けサービス 日経電子版から始まった内製化とAWS活用 8 内製 開発 クラウド 活用 データ 基盤
ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 内製エンジニア組織の現在地 9 Phase1 小さく始める 試しにやってみる 2012年前後、内製開 発 Phase2
Phase3 Phase4 試行錯誤と 成功の蓄積 内製開発のメリットと 実績づくり。組織理解 2014年、日経電子版 アプリで内製化 2015年、日経電子版 のAWS移行 横展開と共通 課題の顕在化 内製開発を他のチー ムでも実施。同じよう な課題にぶつかる 共通課題の 洗い出し 共通課題の洗い出し、 対応を進める Phase5 持続可能な開 発組織作り 共通課題へ対応する 組織の立ち上げと対 応
ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 1. 日経は2012年の初回のre:Invent から参加 2. 最新技術に触れ刺激を受ける 3. システム構築・開発に生かす 4.
re:Invent 経験者の先輩が応援 日経とre:Inventの関わり 10 年 参加人数 2012年 1 2014年 1 2015年 1 2016年 1 2017年 3 2018年 2 2019年 2 2022年 1 2023年 11
ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 1. 学びのカンファレンス 2. AWSによるクラウドコンピューティングに関するカンファレンス 3. 2023年11月27日 ~ 12月1日の5日間
• 事前準備として日経グループ内での懇親会 • 事後の振り返りre:Capイベントも実施 AWS re:Invent 2023 11
ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 1. 2013年、サービスの初期ローンチ、初期構築 英文メディアサイト「Nikkei Asian Review」 モバイル向けサイト「日経電子版モバイル」 2. 2015年、オンプレからの移行
日経電子版のAWS移行 3. 2016年、紙面ビューアーのサーバーレス化 AWS Lambda活用 4. 2018年、法人系サービスへAWS展開 5. 2021年、1000万会員基盤、日経IDのAWS移行 ※最古のAWSアカウントは2007年に作成 日経におけるAWSの利用状況・関わり 12
ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 1. 日経内部のエンジニアを対象にAWSの勉強会 a. 「AWSユーザー会」 通算20回+開催 b. 部門・組織を越えて共に学びあう環境 c.
エンジニア新卒研修でAWSハンズオン 2. AWSユーザー会は、日経グループにも拡張 3. AWSスキルチャレンジプログラム(認定資格取得に向けた支援) 4. 得た技術、スキルを開発に生かして事業貢献 日経におけるAWSの学び、社内コミュニティ 13
ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 1. JAWS-UGの勉強会にも積極的に参加 2. 年次の大規模コミュニティイベントJAWS DAYSに協賛 JAWS DAYS 2019年 「満漢全席」 JAWS
DAYS 2020年 「サメの恩返し」 JAWS DAYS 2022年 「Satellites」 JAWS DAYS 2024年 「Leap Beyond」 オフライン開催時代は、イベントの当日スタッフ コミュニティ JAWS-UGと日経の関わり 14
ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 日経は、質の高い報道とサービスをお客様に提供し、世界最高のメ ディアでありテックカンパニーになることを目指しています。互いに 尊重しあいながら開発者のポテンシャルを最大限に引き出し、全員 でやりがいを高める環境を作っていきます。 我々の活動、エンジニアリングの目指すべき指針 “Engineering Vision” 15
ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 1. ジャーナリズムとの化学反応 2. 事業成長をドライブ 3. チャレンジを賞賛 4. 常に成長できる環境
5. 情報の透明性 Engineering Vision “5 Keywords” 16
ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 1. どういうエンジニアになってほしいか、目指すエンジニア像 2. 内部でAWSの勉強会を自主的に開催しているが、 企画・運営がいつも同じメンバー 社内で登壇者、講師の選定に苦労する 3. コミュニティ的なアプローチが継続しない
クラウド人材育成における課題 17
ハッシュタグ #nikkei_tech_talk 1. 是非コラボイベント・登壇の機会を 2. 共に学びましょう 3. X(Twitter)フォロー、お願いします お知らせ 18
@beppu01