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必要なのは客観性。組織変革をもたらす、より良い「対話」を生み出すための活動 #scrummikawa

必要なのは客観性。組織変革をもたらす、より良い「対話」を生み出すための活動 #scrummikawa

2024年9月14日にスクフェス三河で発表した資料です。
https://confengine.com/conferences/scrum-fest-mikawa-2024/proposal/20301

株式会社ヌーラボ

September 14, 2024
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Transcript

  1. Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. 今日お伝えしたいこと 
 1. 対面での”対話の場作り

    ”をする時に生じる課題 
 2. 我々の活動「ワークショップセンター」について 
 ◦ 活動内容
 ◦ 成果
 3. 明日から使える対話の場作り TIPS

  2. Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. 今日お伝えしたいこと 
 1. 対面での”対話の場作り

    ”をする時に生じる課題 
 2. 我々の活動「ワークショップセンター」について 
 ◦ 活動内容
 ◦ 成果
 3. 明日から使える対話の場作り TIPS

  3. Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. 前提:ヌーラボは全国でテレワーク 🌏
 1. 北海道


    2. 東京
 3. 千葉
 4. 神奈川
 5. 埼玉
 6. 滋賀
 7. 大阪
 8. 京都
 9. 兵庫
 10. 岡山
 11. 鳥取
 12. 島根
 13. 福岡
 14. 長崎
 15. 大分
 16. 山口
 17. 奈良 
 18. 熊本
 19. 長野
 20. 石川
 21. 佐賀
 
 Before COVID-19
 After COVID-19

  4. Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. 前提:ヌーラボは全国でテレワーク 🌏
 1. 北海道


    2. 東京
 3. 千葉
 4. 神奈川
 5. 埼玉
 6. 愛知
 7. 滋賀
 8. 大阪
 9. 京都
 10. 兵庫
 11. 岡山
 12. 鳥取
 13. 島根
 14. 福岡
 15. 長崎
 16. 大分
 17. 山口
 18. 奈良 
 19. 熊本
 20. 長野
 21. 石川
 
 Before COVID-19
 After COVID-19
 対面で会う コストが高い!
  5. Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. 前提:ヌーラボは全国でテレワーク 🌏
 1. 北海道


    2. 東京
 3. 千葉
 4. 神奈川
 5. 埼玉
 6. 愛知
 7. 滋賀
 8. 大阪
 9. 京都
 10. 兵庫
 11. 岡山
 12. 鳥取
 13. 島根
 14. 福岡
 15. 長崎
 16. 大分
 17. 山口
 18. 奈良 
 19. 熊本
 20. 長野
 21. 石川
 
 Before COVID-19
 After COVID-19
 対話の場作りを いかにやるかが重要
  6. Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. ここで起きがちな問題が 2つ
 • 結束力を高めたい!

    
 • チームミッションを決めたい! 
 • ロードマップを作りたい! 
 目的
 チームビルディングのために 
 対面で話し合おう!
  7. Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. ここで起きがちな問題が 2つ
 • 結束力を高めたい!

    
 • チームミッションを決めたい! 
 • ロードマップを作りたい! 
 問題
 1. 集まる目的 
 2. 目的への道のり 
 目的
 チームビルディングのために 
 対面で話し合おう!
  8. Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. こんなことありませんか …?
 1.集まる目的・本当の理由は何なのか問題 


    • 「結束力を高めたい」 
 ◦ その言葉の背景にあるものは? 
 ◦ 対面で集まった後に、どうなっていたいのか 

  9. Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. こんなことありませんか …?
 2.目的までの道すじを誰が考えるのか問題 


    • たいていマネージャーの仕事になる 
 • マネージャーは対話の場作りの専門家ではない 
 • マネージャーもメンバーも他の仕事で忙しい 

  10. Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. ワークショップセンター (仮) 設立だ!
 ワークショップデザイン勉強中の我らが立ち上がる

    🔥
 • ワークショップデザイナーの有資格者 
 • 元人事 & エンジニア組織の組織開発担当 
 • 社内のお祭り、だいたい出席 

  11. Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. ワークショップセンター (仮) 設立だ!
 ワークショップデザイン勉強中の我らが立ち上がる

    🔥
 • ワークショップデザイナーの有資格者 
 • 元人事 & エンジニア組織の組織開発担当 
 • 社内のお祭り、だいたい出席 
 ワークショップを 通じた対話の場作り すっぞ!
  12. Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. 今日お伝えしたいこと 
 1. 対面での”対話の場作り

    ”をする時に生じる課題 
 2. 我々の活動「ワークショップセンター」について 
 ◦ 活動内容
 ◦ 成果
 3. ここからは明日から使える対話の場作り TIPS
 16
  13. Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. マネージャーから依頼を受けてヒアリング 
 • 話しているうちに目的のズレを発見

    
 • ゴールを再設定し、道のりを設計 
 活動内容は ①目的設計 ②プロセス設計③ファシリテーター 
 ⛰ 対話の場を持つ 
 目的

  14. Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. プロセスは分刻みのタイムテーブルで設計 
 • ワークショップのタイムテーブルを

    
 マネージャーに納品 
 • 承認 = ファシリテーター任命 
 活動内容は ①目的設計 ②プロセス設計③ファシリテーター 
 ⛰ 対話の場を持つ 
 目的

  15. Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. 活動内容は ①目的設計 ②プロセス設計③ファシリテーター 


    ファシリテーターがスライドから備品まで、場作りの準備を実施 
 • マネージャーが準備に追われない 
 • メンバーと一緒に議論に参加できる 

  16. Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. 今日お伝えしたいこと 
 1. 対面での”対話の場作り

    ”をする時に生じる課題 
 2. 我々の活動「ワークショップセンター」について 
 ◦ 活動内容
 ◦ 成果
 3. ここからは明日から使える対話の場作り TIPS
 19
  17. Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. 成果②:より対話に集中できるチーム環境の構築 
 • マネージャーが「ファシリテーター」

    から「参加者」へ 
 • 対話に集中できる 
 • 対話の場で必須な対等な関係性 

  18. Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. 成果④:リモートワークを維持する礎に 
 Before COVID-19


    After COVID-19
 1. 北海道
 2. 東京
 3. 千葉
 4. 神奈川
 5. 埼玉
 6. 滋賀
 7. 大阪
 8. 京都
 9. 兵庫
 10. 岡山
 11. 鳥取
 12. 島根
 13. 福岡
 14. 長崎
 15. 大分
 16. 山口
 17. 奈良 
 18. 熊本
 19. 長野
 20. 石川
 21. 佐賀
 
 継続

  19. Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. 定量成果:部署を超えて依頼がもらえるように 
 • 2023年8月からの約

    1年間で合計 9回のサポート 
 ◦ 開発部門 6回
 ◦ マーケティング部門 2回
 ◦ カスタマーサポート部門 1回
 • 目的もチームによって様々 
 ◦ 懇親・チームビルディング 
 ◦ チーム内の仕事に対する認識合わせ 

  20. Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. 定性成果:マネージャー陣からのコメント 
 • Aさん(EM)


    
ワークショップで達成したいことはイメージできていても、実際に設計・運営するのはとても大変です。 
 ワークショップセンターのお二人はワークショップをただ行うのではなく、参加者に合わせて、またヌーラボの文化 に落とし込むことについても考慮してくれます。 
 • Bさん(EM)
 
二人はヌーラボの文化を深く理解し、ファシリテーションやワークショップに関する知識を常に高めなが ら、組織全体にどう貢献できるかを考えてくださっています。 
 また、常にサポートできる姿勢を示しながら、迅速な提案を行ってくださる頼もしい存在です。 

  21. Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. 成果(番外編):広報担当がワークショップにいる意義 
 • ワークショップの「振り返り」を元にした社内報の展開

    
 • 社内への取り組み周知・実施報告も一挙に完了! 
 • リライトして採用広報ブログにも活用 

  22. Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. 今日お伝えしたいこと 
 1. 対面での”対話の場作り

    ”をする時に生じる課題 
 2. 我々の活動「ワークショップセンター」について 
 ◦ 活動内容
 ◦ 成果
 3. ここからは明日から使える対話の場作り TIPS

  23. Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. 対話の場作り TIPS
 1. 足場かけ


    2. ワークショップの目標設計 
 3. インプット・活動の設計 

  24. Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. ①足場かけ:学びのステップを小さくすること 
 • 足場かけとは

    
 ◦ 「できること」「できないこと」 
 ◦ 間にある「支援があればできること」 
 ◦ そこにハシゴをかけてあげるイメージ 
 • 小さく少しずつ、本題に近づいていく布石 

  25. Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. ①足場かけ:具体例 
 ゴール:部門のミッションステートメント決定のリーダー MTG


    アイスブレイク 
 こんなミッションは嫌 だ!
 どんなミッション?
 情報収集
 • 開発部長から
 • 代表から
 • 他の部署の部長 から
 
  … etc
 ミッション決め 
 
 やっと本題!
 いきなり本題に入る ワークショップやりがち 💥
  26. Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. ①足場かけ:具体例 
 • 本題に入る前に見極めよ!

    
 ◦ 準備は十分できているプロセスなのか 
 ◦ 本当にやりたいことができる状態のチームのなのか 

  27. ②ワークショップの目標設計:目標を2〜3段階に設定 
 
 ワークを通してチームでアイデアを出し合うことで 
 活動目標
 学習目標
 「3人よれば文殊の知恵」を体感してもらう 
 最終目標


    • ワークショップの目標の立て方を体感してもらう 
 • 隣の人と話せるきっかけを作り、スクフェスをより楽 しんでもらう 

  28. ③インプットの設計:前提を揃える 
 参加者の 状況 目的 (部署のミッション明 文化) 問いに答えるために 必要なインプットを考える 会社全体のミッション?

    部署メンバーの意思? 経営陣や部長の 期待・意思? 各課のミッション? 社会環境? 自分たちの強み? 部署とはなんぞ? 会社・部署・サービスの 歴史? 競合の状況?