Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Snowflake九州ユーザー会
Search
株式会社ヌーラボ
PRO
March 10, 2025
Technology
0
39
Snowflake九州ユーザー会
株式会社ヌーラボ
PRO
March 10, 2025
Tweet
Share
More Decks by 株式会社ヌーラボ
See All by 株式会社ヌーラボ
僕たちは何を守っているのか?ビジネスを守る、ヌーラボのセキュリティ実践
nulabinc
PRO
1
47
ヌーラボ‧ウェブサイト課の ⼀年間の取り組みをふり返る
nulabinc
PRO
1
1k
今からでも入れる re:Inventがあるんですか!?
nulabinc
PRO
0
390
ライティングチームだからこそできた、「どことでも繋がれるチーム」づくりの結果 / Technical Writing Meetup vol.38
nulabinc
PRO
0
94
4つの基本的な組織形態を知る ~ミンツバーグの組織論 7つの類型と力学、そしてその先へ~ より GWD in Nagoya
nulabinc
PRO
2
260
必要なのは客観性。組織変革をもたらす、より良い「対話」を生み出すための活動 #scrummikawa
nulabinc
PRO
3
1.4k
悪い実装例から学ぶ ウェブアクセシビリティ改善のヒント
nulabinc
PRO
1
870
ヌーラボカスタマーサクセスチームのBacklog活用
nulabinc
PRO
0
410
言葉で「ヌーラボらしさ」をどう届ける? グローバルチームでコラボレーションする大切さ
nulabinc
PRO
1
150
Other Decks in Technology
See All in Technology
Making a MIDI controller device with PicoRuby/R2P2 (RubyKaigi 2025 LT)
risgk
1
180
30代からでも遅くない! 内製開発の世界に飛び込み、最前線で戦うLLMアプリ開発エンジニアになろう
minorun365
PRO
9
1.5k
Porting PicoRuby to Another Microcontroller: ESP32
yuuu
4
410
Amazon CloudWatch を使って NW 監視を行うには
o11yfes2023
0
170
LLM as プロダクト開発のパワードスーツ
layerx
PRO
1
240
AIでめっちゃ便利になったけど、結局みんなで学ぶよねっていう話
kakehashi
PRO
0
160
ブラウザのレガシー・独自機能を愛でる-Firefoxの脆弱性4選- / Browser Crash Club #1
masatokinugawa
1
470
PicoRabbit: a Tiny Presentation Device Powered by Ruby
harukasan
PRO
2
230
Goの組織でバックエンドTypeScriptを採用してどうだったか / How was adopting backend TypeScript in a Golang company
kaminashi
6
6k
より良い開発者体験を実現するために~開発初心者が感じた生成AIの可能性~
masakiokuda
0
200
フロントエンドも盛り上げたい!フロントエンドCBとAmplifyの軌跡
mkdev10
2
280
AIと開発者の共創: エージェント時代におけるAIフレンドリーなDevOpsの実践
bicstone
1
310
Featured
See All Featured
Visualizing Your Data: Incorporating Mongo into Loggly Infrastructure
mongodb
45
9.5k
Rebuilding a faster, lazier Slack
samanthasiow
80
8.9k
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
55
9.3k
Agile that works and the tools we love
rasmusluckow
328
21k
The Power of CSS Pseudo Elements
geoffreycrofte
75
5.8k
Writing Fast Ruby
sferik
628
61k
Templates, Plugins, & Blocks: Oh My! Creating the theme that thinks of everything
marktimemedia
30
2.3k
GitHub's CSS Performance
jonrohan
1030
460k
Put a Button on it: Removing Barriers to Going Fast.
kastner
60
3.8k
Producing Creativity
orderedlist
PRO
344
40k
Art, The Web, and Tiny UX
lynnandtonic
298
20k
Visualization
eitanlees
146
16k
Transcript
Copyright Nulab Inc. All Rights Reserved. SnowflakeのSQLワークシートは いいぞという話 株式会社ヌーラボ RevOps部データインテグレーション課
尾上大介(@wonohe)
自己紹介 株式会社ヌーラボ RevOps部データインテグレーション課 尾上 大介 Daisuke Onoe(@wonohe) RevOpsにおけるデータマネジメントと、社内全体のデータ活用推 進活動を担当。社内データ基盤刷新プロジェクトのリーダーとし て、Snowflake
および Tableauの導入を主導。 居住地:神戸 趣味:ドラム
今日お話すること SnowflakeのSQLワークシートは めっちゃいいぞ
なぜヌーラボが Snowflakeを導入したか ところで・・・
ヌーラボのデータ基盤(Snowflake導入後)
続きはFindy Toolsさんで
データを調べるとき どうやってます?
だいたいこんな感じでは 1. テーブル構造を確認する a. 型とかリレーションとか 2. サンプルデータを見る 3. レコード数を見る 4.
統計情報を見る a. 数値の統計データとか b. 各値の数とか 5. 欠損値を数える
確認するのそこそこ大変
ヌーラボの データインテグレーション課は SQLマンが多い pandasだったら早いっていう話は横に置いておいて・・・
これSQLでやるのまあまあ面倒くさい 1. テーブル構造を確認する 2. サンプルデータを見る 3. レコード数を見る 4. 統計情報を見る a.
数値の統計データとか b. 各値の数とか 5. 欠損値を数える
これSQLでやるのまあまあ面倒くさい 2. サンプルデータを見る → SELECT * FROM hoge_t LIMIT 100;
3. レコード数を見る → SELECT COUNT(*) FROM hoge_t; 4. 統計情報を見る a. 数値の統計データとか → SELECT AVG(revenue) FROM hoge_t; b. 各値の数とか → SELECT fuga, COUNT(revenue) FROM hoge_t GROUP BY fuga; 5. 欠損値を数える → SELECT COUNT(*) FROM hoge_t WHERE coalesce(foo,’’) = ‘’;
SQLでやるのまあまあ面倒くさい(2回目) • いちいちSQL書くの大変 • 対象カラムが複数ある場合、それぞれのカラムに対して書くのも面倒 • SQL実行するたびに結果表示が上書きされるのがストレス • 最初の方に確認したこと忘れる
SQLでやるのまあまあ面倒くさい(3回目) • いちいちSQL書くの大変 • 対象カラムが複数ある場合、それぞれのカラムに対して書くのも面倒 • SQL実行するたびに結果表示が上書きされるのがストレス • 最初の方に確認したこと忘れる 分析業務の速度が落ちてしまうので、
ビジネスへの価値提供が遅れてしまう。
と、ここで Snowflakeワークシート
一発で色々出る!
しかもフィルタまで出来ちゃう!
さらに、任意の文字列で結果全体を探せる!
これSQLでやるのまあまあ面倒くさい 1. テーブル構造を確認する 2. サンプルデータを見る 3. レコード数を見る 4. 統計情報を見る a.
数値の統計データとか b. 各値の数とか 5. 欠損値を数える 6. リレーションを確認する この操作の手数が減る!
これSQLでやるのまあまあ面倒くさい 1. テーブル構造を確認する 2. サンプルデータを見る 3. レコード数を見る 4. 統計情報を見る a.
数値の統計データとか b. 各値の数とか 5. 欠損値を数える 6. リレーションを確認する この操作の手数が減る! 分析業務が早くなるので ビジネスへの価値提供が進む!
その他のSQL操作便利機能 変数が使えるので、複数のSQLでの条件変更が楽
その他のSQL操作便利機能 結果の列表示もGUI上でできる
その他のSQL操作便利機能 カスタムフィルタで、 動的な期間設定も簡単
Snowflakeさんに期待を込めて・・・・ • SQL結果が1,000,000件を超えると統計データが出なくなる • ワークシートの共有がちょっと難しい ◦ フォルダ単位で設定したらワークシート個別では設定できない ◦ フォルダを二階層以上にできない •
ワークシート名に日本語を使いやすくしてほしい ◦ エンターキー押すとワークシート名が確定しちゃうので変換できない ◦ コピペしたらいける
SnowflakeのSQLワークシートは めっちゃいいぞ 要望はあるけど、
None