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DOOMに関するあれこれ

NV
August 29, 2018
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 DOOMに関するあれこれ

@レトロゲーム勉強会#02

NV

August 29, 2018
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  1. 「DOOM」の範囲 基本的にDOOMエンジンことid Tech 1を採用している以下のタイトルが基準 ◦ (The Ultimate) DOOM (doom1.wad, doom.wad)

    ◦ DOOM II: Hell On Earth (doom2.wad) ◦ Final DOOM ◦ TNT: Evilution (tnt.wad) ◦ The Plutonia Experiment (plutonia.wad)
  2. 特殊なアクション(Tag 666) Linedefでは起こすことのできない、特殊なアクションが存在する 以下に示すマップで対象モンスターをすべて倒すと、対象Tagの付いたSectorに 対してアクションが発生するようにハードコード(!)されている タイトル マップ 対象モンスター 対象Tag アクション

    DOOM E1M8 Baron of Hell 666 床を下げる DOOM E4M6 Cyberdemon 666 ドアを開く DOOM E4M8 Spider Mastermind 666 床を下げる DOOM II MAP07 Mancubus 666 床を下げる DOOM II MAP07 Arachnotron 667 床を上げる DOOM II MAP32 Commander Keen 666 ドアを開く
  3. いわゆるVoodoo Doll DOOMでは、同じプレイヤーの開始位置を表すThingを複数置くことができる その中で、一番若いThing Indexを持つ位置からスタートし、他のThingはプレイ ヤー自身として配置される ◦ DOOM界では「Voodoo Doll」なんて呼ばれています(まんまですね) ◦

    当然、弾を当てたりすればプレイヤー自身にダメージが入ります Voodoo Doll上にテレポートすると即死!(自分自身をテレフラグするため) ◦ これを使った仕掛けがFinal DOOMのマップにある(TNT: EvilutionのMAP30)