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moq - gomockを使わないMock生成

oinume
June 17, 2024

moq - gomockを使わないMock生成

oinume

June 17, 2024
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Transcript

  1. 自己紹介 • Kazuhiro Oinuma (oinume) ◦ https://github.com/oinume ◦ https://x.com/oinume •

    2023/10 より Mercari Hallo Software Engineer ◦ 2020まではメルペイに所属 • 好きなGoのパッケージは... moq!! 2
  2. gomockの問題 - Type Safeではない • EXPECT を呼び出してモックが期待する挙動を定義する ◦ EXPECTがMockClientMockRecorderを返す ◦

    Dive into gomock にわかりやすい説明があるのため詳細は割愛 • しかし、期待値を定義する時に使用するメソッドが以下のように any型を使っておりType Safeではない ◦ func (mr *MockClientMockRecorder) ListBranches(arg0, arg1, arg2 any) ◦ func (c *Call) Return(rets ...any) *Call • このメソッドの引数に何を渡せばいいんだっけ🤔 となりがち ◦ 引数の型を間違えるとテスト実行時にエラーになる 11
  3. gomockの問題 - 覚えることが多い • 「モック対象のメソッドが何回呼ばれたか」を検証するにも 様々な関数がある ◦ Times, MaxTimes, MinTimes,

    AnyTimes, etc … • 「期待値が一致しているか」を検証するにも様々な関数があ る ◦ Any, Eq, Nil, Not, Cond, etc … ◦ 詳細は Dive into gomock を...(ry • ユニットテストを書く時にシュッと思い出せない 󰷺 12
  4. moq • https://github.com/matryer/moq • gomockと同じようにinterfaceからモックを生成するツール ◦ moq -out=client.moq.go . Client

    • モックしたいメソッドを自分で実装するだけ • (いまだにどう発音するのが正解かわからない) 17
  5. moq - 推し👍ポイント • 生成されるモックのコードがType Safe ◦ gomockのようにany型は登場しない • モック実装は通常の関数を書くだけ

    ◦ gomockのようにモックのためにAPIを覚える必要はなし • gomockほど多機能ではないが必要最低限の機能はある 19
  6. moq - 最低限の機能 • モックのメソッドが何回呼ばれたか? ◦ len(githubClient.ListBranchesCalls) • メソッドが呼ばれた時の引数の値をチェックしたい ◦

    ListBranchesCallsにモック呼び出し時の引数の情報が 入っているので、それを利用 ◦ 実装したモックの関数の中で直接チェックする • gomockのように期待値を検証するための関数はない ◦ 自分で実装する必要あり 20