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JaSSTnano20210615

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June 17, 2021

 JaSSTnano20210615

JaSST nano - 小さな小さな、最も発表のハードルの低いJaSST

2021年6月15日に行われたJaSST nano vol.1で発表した「10年選手なプロダクトの品質向上に挑むの」の発表スライドです。

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June 17, 2021
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Transcript

  1. Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved.
    10年選手なプロダクトの品質向上に挑むの
    JaSST nano
    2021/06/15
    株式会社オプティム 片岡 蓮

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  2. Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 2
     OPTiM 2020年度 新卒入社 2年目
     Optimal BizのQAエンジニア
    • 開発チームの品質作り込みをサポートする
    • テスト開発の改善をテストメンバーと行う
     興味
    • テスト開発手法
    • プロセス改善
    • プロダクト品質向上
    自己紹介
    ギターも好きです

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  3. Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 3
     プロダクト & チーム編成紹介
     品質作り込みをサポートする
     テスト開発の改善
    目次

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  4. Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 4
    プロダクト & チーム編成紹介

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  5. Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 5
    Optimal Biz
    Optimal Bizは、企業で使用されているス
    マートフォンやタブレット端末の管理、セ
    キュリティ対策をサポートするMDM(モバイ
    ルデバイス管理)サービスであり、ウェブブ
    ラウザー上から簡単にモバイル端末を一括管
    理できます。

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  6. Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 6
    Optimal Biz(チーム構成)
    Biz
    基盤
    ユニット
    運用保守
    ユニット
    新機能開発
    ユニット
    iOS
    Web
    Android
    Windows
    性能改善
    QA 2021年度 Q1から発足
    実装メンバー & 検証メンバー
    で構成

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  7. Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 7
    品質作り込みをサポートする

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  8. Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 8
     プロダクトで一貫して守るべき品質基準が無い
    • 人によって品質の捉え方に差がある
     ドメイン知識不足によりプロセス成果物の質が低くなる傾向にある
    • プロダクトの全容を知る”有識者”が限られており、十分な仕様検討を行えていない
    品質作り込みにおける課題

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  9. Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 9
     プロダクトで一貫して守るべき品質基準が無い
    • 人によって品質の捉え方に差がある
    ✓ 品質特性を通して要件を捉え直すアクションを実施中
    → 要件ごとに達成するべき品質目標を定める
    品質目標の設定
    この要件で品質特性を拠り所に品質を
    作り込むには何をする必要があるだろ
    うか…

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  10. Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 10
     ドメイン知識不足によりプロセス成果物の質が低くなる傾向にある
    • プロダクトの全容を知る”有識者”が限られており、十分な仕様検討を行えていない
    ✓ チーム横断的な要件定義レビューを実施中
    → チームに散らばっている知見を集めつつ、今の開発チームの弱い部分を探す
    知見の収集と小さな課題発見
    要求理解
    要件定義
    設計
    実装
    テスト
    ここに参画
    ここにも参画していく

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  11. Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 11
    テスト開発の改善

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  12. Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 12
     テスト設計のやり方がチームごとにバラバラでレビューしづらい
    • 「大項目」「中項目」「小項目」でテストケースを分類していて、一貫性に欠けている
     テスト分析のやり方がバラバラで、メンバーのドメイン知識量が分析の質に直結している
    • ドメイン知識があれば分析もそこそこ上手くいく…? という状況
     使用しているテスト管理ツールがバラバラ
    • このチームのテスト観点はここにまとまっていて、あのチームのテスト観点は…どこ??
    テスト開発における課題

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  13. Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 13
     VSTeP, ゆもつよメソッドなどを参考に、小さい改善サイクルを回そうと検討中…
    • 「大中小」を別の言葉に置き換えて粒度を揃えてみたり…
    • 情報更新が止まっていた検証テンプレートを整備したり…
     まずは各チームのテスト分析/設計の進め方をヒアリングするところから始めている
    改善施策を検討中…

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  14. Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 14
    まとめ

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  15. Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 15
     プロダクト & チーム編成紹介
    ✓ Optimal Bizというプロダクトの話
    ✓ 実装メンバーと検証メンバーが混在するチームが存在する中、チーム横断的に活動している
     品質作り込みをサポートする
    ✓ 要件ごとの品質目標を作成している
    ✓ チーム横断的な要件定義レビューを行っている
     テスト開発の改善
    ✓ まずは各チームの状況を把握するところから始めている
    ✓ 「大中小」を別の言葉に置き換えて粒度を揃えるなど、できることから少しずつ変えていこうとしてい

    まとめ

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  16. Copyright © OPTiM Corp. All Right Reserved. 16

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