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Exadata Cloud Service - Data Guard アソシエーション: UI からの操作

oracle4engineer

July 01, 2021
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  1. 1. 概要 2. 有効化 3. スイッチオーバー/フェイルオーバー/回復 (reinstate) 参考情報 アジェンダ Copyright

    © 2021, Oracle and/or its affiliates 3 本資料は、2021年4〜5⽉に⾏われた検証時の動作および UI の表⽰をベースに作成しています。 ExaCS における各種動作や表⽰は予告なく変更される場合がございますことご了承ください。なお、 2021年7⽉21⽇付けで最⼤可⽤性保護モードが選択可能になった点については追記しています。
  2. 概要 • Data Guard 構成を UI/API より簡易に構成でき、 スイッチオーバー、フェイルオーバー、回復の操作が可能 • Active

    Data Guard が⾃動構成 • 1 つのプライマリ・データベースに対して 1 つのフィジカル・ スタンバイ・データベースのみ • 保護モード/転送タイプとして、最⼤パフォーマンス/⾮同 期、または、最⼤可⽤性/同期 が選択可能 • Data Guard Broker が⾃動構成 • 同⼀コンパートメント内の ExaCS VM クラスタ間が対象 • 同⼀もしくは異なる ExaCS モデル/シェイプ間 • 同⼀リージョン内(同⼀可⽤性ドメイン内、または 異なる可⽤性ドメイン間)、もしくは異なるリージョン間 Data Guard アソシエーション: 概要 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 5 Cloud Control Plane プライマリ ExaCS スタンバイ ExaCS Data Guard Redo 転送
  3. 構成前注意事項 (1/2) ライセンス・タイプ • BYOL として利⽤する場合には Active Data Guard オプション・ライセンスが必要

    Cloud Tooling (dbaastools) バージョン • プライマリおよびスタンバイの ExaCS において⼀致させる Oracle Database バージョン/RU • プライマリおよびスタンバイ・データベースは Oracle Database バージョン/RU、パッチレベルを⼀致させる必要がある ため、プライマリとするデータベースの Oracle Database バージョン/RU を、スタンバイとする ExaCS 環境において 準備をしておく Data Guard 有効化時、既存のデータベース・ホームを選択する場合 • 同⼀バージョン/RU のデータベース・ホームを作成済みにしておく Data Guard 有効化時、新規データベース・ホームの作成で構成する場合 • 同⼀バージョン/RU の データベース・ソフトウェア・イメージを事前に準備しておく Data Guard アソシエーション: 概要 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 6
  4. 構成前注意事項 (2/2) ネットワーク要件 • Data Guard を構成する ExaCS のクライアント・サブネット間の通信 (TCP

    1521 番ポート) を許可しておく • セキュリティ・リストのイングレスおよびエグレス・ルールを適切に構成 • 同⼀リージョン内での構成: 同⼀ VCN 内に、プライマリおよびセカンダリの ExaCS のサブネットを構成する • 異なるリージョン間での構成: RPC を使⽤したリモート VCN ピアリングを構成する • それぞれのリージョンに構成する VCN の CIDR が重複しないようにする パスワード要件 • プライマリおよびスタンバイ・データベースにおける SYS パスワードおよび TDE ウォレット・パスワードは全て同⼀である 必要がある ⾃動バックアップ • UI/API または bkup_api による⾃動バックアップ構成では、スタンバイ・データベースから⾃動バックアップは実⾏され ない (⾃動バックアップはプライマリ・データベースからのみの実⾏となる) Data Guard アソシエーション: 概要 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 7
  5. Exadata VM クラスタ > Exadata VM クラスタの詳細 > データベース・ホームの詳細 >

    データベース詳細 • Data Guard のプライマリ・データベースとするデータベースへアクセス Data Guard アソシエーション: 有効化 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 9 リソースから、「Data Guard アソシエーション」 をクリック 「Data Guard の有効化」をクリック
  6. Data Guard の有効化 (1/2) Data Guard アソシエーション: 有効化 Copyright ©

    2021, Oracle and/or its affiliates 10 Data Guard アソシエーション詳細: 保護モード/トランスポート・タイプ: 最⼤パフォーマンス/⾮同期 または 最⼤可⽤性/同期※ を選択 リージョン: スタンバイ・データベースを構成 する ExaCS の配置先リージョンを選択 可⽤性ドメイン: スタンバイ・データベースを 構成する ExaCS の配置先リージョンのアベ イラビリティ・ドメインを選択 シェイプ:スタンバイ・データベースを構成する ExaCS のシェイプを選択 Data Guard ピア・リソース・タイプ: 「VM クラスタ」を 選択 (「DB システム」は旧リソース・モデルであり、2021 年8⽉15⽇にサポート終了予定) VM クラスタの選択:スタンバイ・データベースを構成する ExaCS の VM クラスタを選択 ※2021年7⽉21⽇より保護モードの選択が可能
  7. Data Guard の有効化 (2/2) Data Guard アソシエーション: 有効化 Copyright ©

    2021, Oracle and/or its affiliates 11 データベース・ホームの選択: 「既存のデータベース・ホームを選択」または、 「新規データベース・ホームの作成」を選択 データベース・ホームの表⽰名: 「既存のデータベース・ホームを選択」を選ん だ場合には、ソース・データベースの Oracle Database バージョンおよびパッチ・レベルと ⼀致するデータベース・ホームがリストされる ので、いずれかを選択する データベース・ソフトウェア・イメージを選択す るウィンドウが表⽰されるので、そこで適切な イメージを選択する スタンバイ・データベースの構成: スタンバイ・データベースの管理パスワードと して、プライマリ・データベースと同じ管理パス ワードを⼊⼒ ⼊⼒を完了後「Data Guard の有効化」をクリック
  8. Data Guard 有効化後のデータベース詳細画⾯例: プライマリ・データベース Data Guard アソシエーション: 有効化 Copyright ©

    2021, Oracle and/or its affiliates 12 「データベース・ロール」 欄が追加 され「Primary」と表⽰ 「Data Guard」の「ステータス」欄が 「有効」と表⽰ リソースから「Data Guard アソ シエーション」を選択すると、ピア・ データベース(ここではスタンバイ・ データベース)の情報が表⽰ プライマリ・データベースの画⾯において、 Data Guard アソシエーションの アクション・メニューには「スイッチオー バー」等が選択肢として表⽰ プライマリ側
  9. Data Guard 有効化後のデータベース詳細画⾯例: スタンバイ・データベース Data Guard アソシエーション: 有効化 Copyright ©

    2021, Oracle and/or its affiliates 13 「データベース・ロール」 欄には 「Standby」と表⽰ 「Data Guard」の「ステータス」欄が 「有効」と表⽰ リソースから「Data Guard アソ シエーション」を選択すると、ピア・ データベース(ここではプライマリ・ データベース)の情報が表⽰ スタンバイ・データベースの画⾯では、 Data Guard アソシエーションの アクション・メニューには「フェイルオー バー」等が選択肢として表⽰ バックアップ/リストア関連、および「暗号化キーの管理」 ボタンは無し スタンバイ側
  10. Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 14 Data Guard

    アソシエーション スイッチオーバー/フェイルオーバー/回復
  11. スイッチオーバー操作: プライマリ・データベースから「スイッチオーバー」をクリック Data Guard アソシエーション: スイッチオーバー Copyright © 2021, Oracle

    and/or its affiliates 15 アクション・メニューから「スイッチオーバー」を選択 データベース管理パスワードの⼊⼒ ⼊⼒後「OK」をクリック プライマリとスタンバイ・データベースのロールの⼊れ替え
  12. フェイルオーバー操作: スタンバイ・データベースから「フェイルオーバー」をクリック Data Guard アソシエーション: フェイルオーバー Copyright © 2021, Oracle

    and/or its affiliates 16 アクション・メニューから「フェイルオーバー」を選択 データベース管理パスワードの⼊⼒ ⼊⼒後「OK」をクリック スタンバイ・データベースをプライマリ・データベースに昇格
  13. 旧プライマリ・データベースのフェイルオーバー後の画⾯ (Primary → Disabled Standby) Data Guard アソシエーション: フェイルオーバー Copyright

    © 2021, Oracle and/or its affiliates 17 「データベース・ロール」 欄の表⽰ は「Disabled Standby」となる
  14. 回復操作: プライマリ・データベースから「回復」をクリック Data Guard アソシエーション:回復 (reinstate) Copyright © 2021, Oracle

    and/or its affiliates 18 アクション・メニューから「回復」を選択 データベース管理パスワードの⼊⼒ ⼊⼒後「OK」をクリック 回復操作前に、Disabled Standby 状態の データベースは MOUNT で起動させておく フェイルオーバー後、切り離されたデータベース を再度スタンバイ・データベースとして回復
  15. 旧プライマリ (Disabled Standby) データベースの回復後の画⾯ (Disabled Standby → Standby) Data Guard

    アソシエーション:回復 (reinstate) Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 19 「データベース・ロール」 欄の表⽰ は「Standby」となる
  16. マニュアル Exadata Cloud Service (英語) Using Oracle Data Guard with

    Exadata Cloud Service https://docs.oracle.com/en-us/iaas/Content/Database/Tasks/exausingdataguard.htm (⽇本語) Exadata DBシステムでのOracle Data Guardの使⽤ https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/Database/Tasks/exausingdataguard.htm 参考情報 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 20